航空自衛隊トップの幕僚長が、「日本は侵略国家だったのか」ということについての論文を発表し、更迭されるというニュースがありました。
退職してから発表すればいいのに…というのが、第一の感想です。
この人の意見や歴史的事実が正しいかどうかという問題ではないんですよね。立場を考えなければいけないということが問題なわけで。
戦争のころについての事は、非常にデリケートな問題ですので、私も日本語教師を養成しているという立場上、個人的意見を書くのは控えたいと思います。自分なりに考えていることはありますが、日本語教師は中立であれ、というのも大切な姿勢なので。
政治家の失言もそうですが、「立場」っていうものがありますよね。
周りの国とうまくやっていかなければいけないときに、それを邪魔するような発言をなぜ敢えてするのか。「言いたいから」というのでは、あまりにも大人げない。
意見を持つということは大切だと思うのですが、その板挟みに苦しみつつ、それでも仕事上の立場をわきまえ、所属組織の利益を考えなければいけないのではないでしょうか。
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