自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2009年12月31日木曜日

親戚一同…

大晦日はYさんのお婆様の命日だそうです。ということで、毎年大晦日になると親戚の方が集まってお墓参りをし、その後、お食事をするというのが恒例になっているとか。
その集まりに、私も参加させていただきました。

最初にお会いしたのはYさんの妹さん。私の一歳下だそうです。さばさばしていて、恐らく仲良くなったら私と同じノリを持っているような予感。
妹さんのお子さんは人見知りしはじめたお年頃。慣れない人がいると泣いてしまうと聞いていたのですが、私を見てにこにこ。全く心配なしの状態で、Yさんびっくり。

その後は次から次へと集まる親戚に紹介されるのですが、誰が誰やら。お母様の妹さん…つまりYさんの伯母さん…が3人いらして、そのご主人、従妹弟、従姉妹のご主人、妹さんのご主人……。
「しげる」さんのお父さんは「しげお」さんなの!?「みえこ」さんの妹が「みちこ」さん??
人の名前を覚えるのが苦手な私は、笑顔の奥で必死。

幸い、お墓参りの流れなどは実家と同じで、特に新しいことを覚えなくても良さそうなので助かりました。違うのは役割分担かな。
うちは男性中心の家族なので、雑用は女性の仕事なのですが、Yさんのところはどうやら逆のようで。…Yさんのお父さんは婿養子ということで微妙に弱い立場のようですが、「嫁」に入る私はどの役割になるんだろう…?女は女でもよそ者だからなぁ。

お墓参りの後の食事会も、女性の声がよく響きます。
「○○高校に行ってたって聞いたから、お高くとまった人が来たらどうしようかと思ったのよぉ」
ハイ、経歴だけ見たら、私は「お嬢」です。
「良かったわぁ。お酒が飲める人で。今度楽しく飲みましょうねぇ」
…そんなに言うほど飲めません。
「太ってるって聞いたけど、そんなでもないじゃない」
…そういう伝え方をしたわけだ、Yさん…。確かに太ってるけどさ。

まあ、とりあえずは歓迎された模様。
Yさんはと言うと、独身の従兄弟たちに「どうだぁ」と言わんばかりに自慢。
「できた嫁さんだぞぉ」
…まだ一緒に暮らしてないのに。後でがっかりしないでよ…。
ていうか、誰が見ても美人という女性ならともかく、私を見たって、従兄弟さんたちは羨ましくないと思いますけど。

いや〜、何だかYさん一家の雰囲気に流された感じの私。
嵐のようだったわ、本当に。。。


さてさて、2009年も今日で終わりですね。
皆さんはどんな一年でしたか?

今年の漢字は「新」だそうですが、私はどうかな。
昨日の大晦日は「"探"一年にしたい」って書いてるんですよね。今後の生き方、自分にできることを探したいって。
しっかり明確に探せているわけではないのですが、今、一つの野心が芽生えています。Yさんのところに嫁ぐ身としての野心です。
去年から探し求めている「自分のすべきこと」にも繋がってくると思う。
具体的にここに書くことは出来ないけれど。
だから、「探」一年という去年の目標はちょっと達成できたかな。

来年はどんな一年かなぁ。
今思うのは「進」一年にしたいということ。
「前進」の「進」です。
これからの生活は初めてだらけになるので、正直、ちょっと怖いのですが、信念を持って進んでいきたいと思います。

来年の今頃はどんな気持ちで大晦日を迎えているのかな。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!

2009年12月29日火曜日

大掃除

年末ということで、朝から家の大掃除。

もうすぐ引っ越しなので、自分の荷物をまとめなければいけないんですけど、その前に年老いた母にやらせるのはちょっときつい階段掃除とお風呂掃除。そして、縦長になっている家の一階部分。本当は玄関もやりたかったんですけど、時間切れ。

お風呂掃除して出てくると、母がビーフシチューを作っていました。本当は私にさせたかったようですが。
Yさんがお正月の挨拶に来た時に食べさせたいということなので、作りかけを私が引き継いで作ることになりました。

昨日、なぜか一日中吐き気がして寝ていたので、今日はちょっと張り切りすぎてしまいました…。

2009年12月23日水曜日

幸せな一日でした☆

今日、先日私が挙げた家の候補3物件をYさんと見に行きました。

さすが建築業界にいるYさん。見るポイントが私とは違う!

まず、私がメールした情報だけで、ある程度家の造りなど、予想を立てていました。つまり、それが何年ごろに建てられたかで、当時のマンション建築の傾向が分かるわけです。さらに、私が間取り図の端っこの方にメモしていたそのマンションを建てた業者名を見て、建物の特徴をポンと当てちゃうんです。不動産屋さんもびっくり!でした。設計上の不都合なところとか、予想を立てて見ているわけですから、すぐ見つけちゃうんですよ。「ここはおかしな造りだな…。バブル崩壊前の物件だから、空間が無駄に使われているな」などなど。
とはいうものの、私が挙げた3物件はどれも捨てがたかったらしくて、その場では決められず。駅前の喫茶店に入り、2人で1時間半くらい悩んで考えて、ようやく決断しました。
最終的な判断はYさんにしてもらいましたが、私の希望を受け入れてくれた格好かな。
どれに決めても満足し、どれに決めてもある部分では後悔しそうな、甲乙つけがたいものでしたので、Yさんの方では私に合わせて自分の希望を呑み込んだ、という感じでもないようなのが良かったです。

部屋の契約後、クリスマスディナーのためにYさんが予約してくれていた汐留のレストランへ。
ビルの最上階にあり、綺麗な夜景☆&美味しいイタリア料理。
ワインを2人で一本空け、いい気分で外へ出ると、素敵なライトアップ。(写真をご覧あれ!)

あ~、幸せだったなぁ~。

マンションの契約をするとき、「同居人」の「続柄」に何と書いたらいいかわからず空欄にしていたら、不動産屋さんがささっと「婚約者」と書いてくれたことも幸せ。
2人で住む家が決まったことも幸せ。
素敵なレストランを決めてくれたことも幸せ。
幻想的なライトアップをYさんと見られたことも幸せ。

全てが幸せな夜でした…。

2009年12月21日月曜日

ご冥福をお祈り致します

午前中の授業の合間の休み時間。
教務室に戻ると、教務室内が何だか重い雰囲気。
「○○さん(受講生)、亡くなったんだって」

…え?誰が何ですって?

ちょっと前から入院していた受講生が週末に亡くなったのだそうです。。。
大動脈破裂で。

とても元気な方だったので、倒れたという話を聞いた時も、信じられなかったんですが、亡くなるとは…。

在校中の受講生が亡くなるというのは、ここ20年で一度もないことだとか。
明日がお通夜だということで、担任の講師が行くことになりました。
(担任って、今年、お母様を亡くしたばかりの主任なんですよね…。精神的に耐えられるかなぁ)

授業中の楽しそうな表情と笑い声が思い出されます。

どうか、安らかに…。

2009年12月20日日曜日

不動産屋めぐり

昨日、今日は不動産屋さんを回って、いろいろな物件を見せてもらっていました。
Yさんは週末も仕事。しかたがないので、私一人。一人暮らしもしたことないのに、大冒険!です。

ま、楽しかったんですけどね。いろいろ写真撮って、話聞いて。
どの物件もいいところと、難しいところがあって、困ってしまいます。まあ、すごくいい物件なんて、とっくに誰かに取られているんでしょうけれどね。
夕方、自分の中でいいと思う物件を3つに絞って、Yさんにメールしました。(メールされても、自分で実際に見てみない限りは決められないと思うんですけどね)

「お引越しの理由は何ですか?」
どこでも必ず聞かれました。一人で探しているので、今住んでいる部屋が更新時期に当たるだけと思われていることも多かったです。この質問に
「結婚です♪」
と答えることのできる、この幸せ~。

私が見ただけでは決断できないので、検討してまた連絡するということを伝えるとき、
主人と相談して、またご連絡いたします」
こんな言葉をさらっと言えた自分に拍手♪ (?)
Yさんを「主人」と言ったのは、初めてなんですけど。
そうすると、最初は私を名前で呼んでいた店員さんが、次からは「奥様」と呼んでくれるんです。

家を見るときも、Yさんやまだこの世にいない未来の家族と生活することを考えながら見られる。

休日がすべてつぶれてしまうので、大変なんですけど……正直、かなり疲れましたけど……

し・あ・わ・せ❤

テレビでCMもしている某不動産屋では、店員の対応と言葉の使い方にかなり腹が立ったんですが、最後に入ったお店がとても丁寧で、且つユーモアがあって、物件も良かったので、家路につく時には、イライラもおさまっていました。

不動産屋の店員は、やはり対応と態度がよくないとね!
時間指定までして、内見の予約をちゃんとしておいたのに、「予約してくださった方から優先しますので、30分くらい経ったら来てください」とか言われたので、朝から怒ってしまいました。
こっちは1時間半かけて来てるんですよ!朝から!!何のための時間指定なのさ!
そしてようやく対応してくれた営業さん(小柄な若者で、顔は可愛いんですが)は、言葉遣いがなってない!
・「お引越しの理由とかって聞いちゃってもいいですかね」(「嫌です」と返事したくなる。そして聞きたいことは理由だけなのに、「とか」を使うな!)
・「駅から歩いて行けますけど、最悪、雨の日なんかだと、バスもありますね」(雨って、最悪の事態なの?「最悪」を連発されると、それだけでその物件が最悪な印象になる)
・「うちの○○(社員の名前)にもう伺ってます??」(「伺う」は謙譲語です。客の行動に使わないの!)
たまに同じ会社の社員の行動について尊敬語を使おうとして、言い直していました。

日本語教師だしね。気になるんですよね、こういうの。多少の「ら抜き言葉」やら「さ入れ言葉」なら我慢しますが、あまりにもひどかった…。注意してやろうかとも思ったんですが、それもまた嫌な気分になるので我慢しました。
でもね、あまりにひどいと、そのお店にお願いしたくなくなっちゃうんです。
安い買い物じゃないし、気持ちよく物事を運びたいじゃありませんか!

まあ、でも、さっきも書いたように、最後のお店の対応がとても気持ちのよいもので、嬉しい気分で一日を締めくくることができたので、全体としては良い日でした。

あとはYさんに候補物件を見てもらうだけ。

今日はゆっくり休めそう☆

2009年12月17日木曜日

「たった3年で楽しいお金持ちになる方法」

この2日間で、佐藤富雄氏の書いた本を2冊読みました。(1時間くらいあれば読めてしまうような本なので)
AmazonからのDMで紹介されていたのを見て、タイトルだけで買ってしまったという感じ。

『料理をしない女 味がわからない男』
『たった3年で楽しいお金持ちになる方法』

佐藤富雄氏は、「口癖理論」というのを唱え、『あなたが変わる「口ぐせ」の魔術』という本がベストセラーになった“生き方健康学者”さん。
まあ、簡単にいえば、プラスの言葉を口癖にしていれば、人生は好転するってこと。逆にマイナスの言葉を多く口にしている人は、人生がうまくいかない。
『~お金持ちになる方法』の方は、口癖理論とともに、身に付けた方がいいと思われるいくつかの習慣を紹介し、夢を現実にするための姿勢を説いたもの。

『料理を~』の方は、正直、思っていたのと違った。タイトルだけで買ったので、『話を聞かない男 地図の読めない女』みたいな男女の脳構造の差を説明しているようなものだと思っていたんですよ。
そうじゃなくて、「料理をしようとも思わない、自分の望む家庭が具体的に描けない女性はいくら婚活をしても実らない。味がわからない男は普段から良いものを食べていない証拠。料理で人をもてなすことのできる女性は近づかないし、本人も仕事で出世できない」といった内容。
な~んだ。。。
今、「婚活」とか言われてもね…。私はかなり小さいころから、自分の持ちたい家庭を描いていたタイプ。料理は下手だけど、家族のために今でも(ときどき)作っているし、美味しいものを作りたいという願望も元からあるもん。
今私が求めている本じゃなかった。

ただ、ふと気付いたんですけど、今私は良い家庭を作るための参考になるような本を探しているのかもしれません。無意識だったけど。それがこんな本を引き寄せてしまったかな。
『~お金持ちになる方法』を読みながら、何とか自分に応用できないかと考えていました。
自分は退職するから稼ぎがなくなっちゃうけど、ダンナが「この家族のために頑張ろう!」って思ってくれるような環境を作って、結果的に出世する男にしたいっていう願望(欲望)がある。
Yさんが成功するために必要な「プラス思考」「楽観思考」を保てるように、私も気をつけなければならないと思ったんですよね。
「お金持ちになること自体が目的になるのではなく、お金持ちだからできることを具体的に描くこと」
この本のポイントはこれですかね。
で、気付いたんですが、これまであまりYさんから夢を語ってもらっていないな、と。
夢を口に出してもらうことで、意識付けをして、二人でそれが叶うように努力していければ最高ですよね。

家の好みは?

リードしたがり屋(仕切り屋)のYさんなので、新居についても何かイメージがあるのかと思って聞いてみると。。。
「2DKあればいいよ。あとは特になし」

あれ?意外。

「最初の頃は私が一人で住むでしょ。駅から近い方が安全かなって…」
「そうだね。何年か住むだろうから、子供ができたときに近所に迷惑にならないように、1階がいいよね。でもね、僕は雨露がしのげればいいよ。古くてもいいし、狭くてもいいし」
「フローリングがいいとか?」
「別に。あれ、和室は嫌い?」
「いえ、そんなことはないですが。畳がでこぼこしているような古いところは嫌だなって…。ベッドがいいですか?布団がいいですか?」
「今の家でも布団だし。ベッドの方が好き?」
「私はどっちでも。(勝手にYさんはベッドがいいのかと思っていました)」
「僕ね、“ここに住んで”って言われたところに住むから。どういうところでも平気だよ。だから、引越しまで日もないことだし、好きなところを探してよ。で、君がいいと思うところがあったら、僕も見に行くから」

これは意外な展開!…じゃあ、先に探し始めておくんだった…。

ということで、家に帰ると早速ネットで検索。いくつかのお店に問い合わせメールを送りました。

ただ、悔しかったのは、一番いいと思ったところが現在建設中で、入居が1月下旬以降ってなっているんですよね。Yさんのお母様の占いによって指定された日は1月上旬なので。。。(泣)
不動産屋には、似たような物件で即時入居可なところを教えてくださいという問い合わせメールも送っておきました。
さ~て、これから忙しくなるぞぉ。

2009年12月13日日曜日

イライラと…不安

午前2時を回りました。
眠れない・・・・んじゃなくて、何だかイライラして、寝たくない。

来月ね、引越すことになったんです。で、家を探さないといけないんですけど、多忙なYさんとスケジュールが合わなくて。
その焦りなのかな。

一人暮らししたことないし。当然、自分かこれから住む家を探したことなんてない。
これまでかなり世間知らずで過ごしてきたせいで、知らないことをいろいろ考えなきゃいけなくなって、ちょっと怖い。

家だって、家族が多いから、それなりの間取り(部屋数)の家に住んできたわけですよ。だから、二人で住む家なんて、どの程度が「普通」なのかわからない。細かい話ですが、二人だけで使う食器って、どのぐらいなの?って感じ。

不安のかたまり。

運よく(というか、そういう人を選んだんだけど)Yさんは比較的仕切りたがり屋だから、Yさんにど~んと頼って、Yさんが「ここでいいんじゃない?」って言ってくれたところに適応すればいいかな、という甘えもあるんだけど。
環境に適応することはできると思うから。…たぶん。
でも、家を探す時間さえなければ、問題外。

会社に行けば、仕事を引き継いだ後輩の仕事の遅さと、期限が迫っているのに自分でやってしまえない(やっちゃったら引き継ぎにならない)ことにイライラし、家に帰れば来月の引越しの準備ができていないことに焦る。
…落ち着かない。心が。

ゆっくりできないことがわかっている年末休みが近づいています。
きっとこれもイライラの原因。


殻に閉じこもったら、楽かな?
電車の中で本を読んでいるときだけが楽しい。

日曜日は久しぶりの観劇。
せっかく祐さんの新作なのに、自分の心が落ち着かないから、全然楽しみじゃない。
…祐さん、ごめんなさい。

2009年12月6日日曜日

建築家の家

今日は媒酌人をお願いする方のお宅へ、ご挨拶に伺いました。
Yさんのお仕事関係で、可愛がっていただいているという建築家の方です。私はそれまで知らなかったのですが、世界的な方で、プロフィールを調べてびっくり!でした。
「温厚な方だから大丈夫だよ」とYさんが言っていた通り、とても穏やかで、お話の面白い方でした。

お宅にうかがってびっくり。建築家の家とは、こういうものなのかぁ~!
まず、チャイムを鳴らして、ドアを開けていただいた…と思ったら、入ったところは駐車場。あれ?外にも車あったけど、中にも2台あるよ。
その奥に本当の玄関が。
家の中へは靴のまま上がり、中でスリッパに履き替えます。そして木のぬくもりを感じる階段を上がると、2階は先生のご両親のお部屋と、奥様がご趣味でなさっている抹茶のための茶室!リビングとキッチンは3階。
3階に通されたんですが、階段の踊り場にはポプリやドライフラワーが品よく並べられ、個人のお宅とは思えない。
リビングも入ってびっくり。部屋の真ん中にらせん階段。お食事用の椅子とテーブル、近くに大きなスピーカーとアンプ。(先生はクラッシックがお好きだそうで、そういうところもYさんと合うのです)
奥には大きなソファーが3つ、ガラステーブル、素敵なデザインの椅子が4脚。天井が高く、壁はコンクリートの打ちっぱなしなのに、冷たさがない。
いろいろなものが飾れる台があり、アフリカの食器や日本の古い茶器などがこれまた品よく並んでいます。
壁かと思われるところに実は収納スペースがあり、隣のキッチンへ続く扉もあります。そして日が差し込む大きな窓。
音楽がお好きなだけあって、音の響きがとても良い設備。しっかり防音もされているそうです。コンクリートに見える床も、きちんと床暖房。Yさんによると、中央のらせん階段を上ると、お風呂とご夫妻の寝室があるのだそうです。

まさにテレビで見るような、建築家のセンスが詰まった家です。これが世界的に活躍される方が作られる空間なんですね…。

先生と奥様にご挨拶をすると、奥様がにこにこしながら、「今度からは二人で一緒にYさんの演奏会(合唱の会のこと)に行きましょうね」と。ご夫妻(特に奥様)はいつも楽しみにいらしてくださり、最前列で聞いていらっしゃるそうなんです。

Yさんによると、建築家は一匹狼的な方が多く、結婚していても夫婦で個性的すぎて、あまり仲睦まじくない場合が多いそうなんですが、この先生は奥様もとても素敵な方だと評判なんだそうです。
本当に、これが世界で活躍する人を支える「内助の功」ってヤツなんだと、つくづく思わされるような方でした。

こんな方に媒酌人をしていただけるなんて夢のようです。
そして、こういう方に可愛がっていただけているYさんを見直しちゃったりしたのでした。昨日の声楽家の先生もそうなんですけど、Yさんとお話しているのが楽しそうなんです。Yさんの方はとても気を遣っているのですが、相手にはそれを感じさせず、逆にいい気持にさせるようなところがあるんでしょうね。
相手を気持ちよく話させる気遣いのできるYさんが、気を遣わずにいられる空間を私が作らなければと、改めて思いました。

2009年12月5日土曜日

声楽家の家

今日はYさんに連れられて、Yさんがいつもボイストレーニングをしていただいているという声楽家のお宅へうかがいました。
このあと、会社の先輩と約束があった私は、Yさんのレッスンに入る前に失礼させていただいたのですが、Yさんの前にレッスンしていらっしゃる人のを少し聞くことができました。

レッスンに使われている部屋の本棚には文字通り隙間なくCDがぎっしり。端の方にイタリアなどについての本、ビデオ。
パバロッティらしき小さな胸像があったのでYさんに確認すると、「先生はパバロッティと同じ師匠についていたんだよ」と。
ひょえ〜!世界的に有名なオペラ歌手の兄弟子でしたか!

さて、その間、Yさんのお友達がレッスンを受けていらっしゃるわけですが、先生もお友達も、凄く素敵な声〜♪
声楽家(もちろん、元オペラ歌手)の声を、舞台でなく同じ部屋の中で聞けるなんて幸せ。やっぱり声が素敵な人っていいなぁ。

途中休憩の時、先生はイタリアのオペラ歌手のCDをかけ、「こんなイメージで歌うといいよ」とアドバイス。
なるほど〜。みんなが目指しているのはこんな感じなのね。

それにしても、かなりのお年に見える先生なのに、歌った声の張りはすごい。

お若い頃はもっと凄かったんだろうな〜。

Yさんがお世話になっている方にご挨拶にうかがうのは緊張するんですが、今日は何だかお得な気分でした。

2009年12月1日火曜日

今年も残すところ…

あと1ヶ月ですね。

会社のエントランスには毎年恒例のクリスマスツリーがど〜んとお目見え。

外国人の生徒たちの帰国もそろそろ始まりそうです。

ばたばたしているうちに年末になってしまいそうですが、無駄に過ごすことがないようにしよう。

2009年11月30日月曜日

鍋パーティー

昨日、会社の上司の家で鍋パーティーがありました。
ワインを散々飲んで、鍋を食べ散らかして、ビデオ(なぜか1971年放送のドラマ「氷点」!)を見ながら、みんなで大騒ぎをしました。

いいですね~。こういうの。

仲間とわいわいやるのって、仕事辞めてからも機会あるのかなぁ。。。

2009年11月26日木曜日

地域のボランティア現場

今日はある自治体からの依頼で、ボランティア日本語教師のブラッシュアップ講座を担当しました。

そこでの雑談の中で、こんな話を聞きました。
バングラデシュ人の父親と日本人の母親を持つ三兄弟が困っているというのです。お母さんは家を出て行ってしまい、今はお父さんが一人で子供を育てています。子供たちは国籍は日本だそうですが、話せるのはバングラデシュの言葉だけ。二十歳の長男は、日本語を勉強しながら、自分も働こうと仕事を探しています。中学2年生と小学5年生の弟たちは学校へ通いたがっているけれど、日本語ができないため、拒否されてしまったとのこと。
「しかも、日本語がよくわからない父親を言いくるめて、就学免除届を出させてしまったから、書類上は彼らの希望のようになっているんですよ。だからね、代わりにこれはおかしいと教育委員会に言いに行ったら、取り出し授業を担当できる教師を雇う金がないとか言うんですよ。まったく、そんなに高いはずもないのに。日本国籍を持っているんだから、学校に行けるはずなんですよ」
ボランティアの方はそうおっしゃっていました。

日本国内には、様々な外国人がいます。そしてそれぞれの地域がいろんな課題を抱えています。
普段、日本語学校にいると、地域の課題などが具体的に耳に入ってこないことがありますが、こういう時に現場の方のお話が聞けるのは勉強になります。
そして、地域が、日本が抱える問題について考える機会になります。

2009年11月23日月曜日

3連休です

連休初日の土曜日は、Yさん宅へご挨拶に。

緊張していないつもりだったんですが、他人の家にあまり行くことのない私は、やはり多少緊張していたようです。
スリッパ履いたまま、和室に入っちまった。
途中で気づいて、脱いで廊下に出したけど(^^b
日本語教師が日本文化を間違えてどうする!!

「ひょんさんって、中国語を教えていらっしゃるの?」
お母様、私は日本語教師です。

2日目の日曜日は、友達の家でグリーンカレー・パーティーをする予定でした。

が!

前日土曜日の夜、10時半ごろに玄関のチャイムが鳴りました。
インターフォンのカメラには、ふらふら立っている弟が。
自分で鍵が開けられないくらい、酔っているということです!
鍵を開けてあげると、入ってきた弟ははやり泥酔状態。靴を履いたまま玄関にど~っと倒れこみ、寝てしまいました。
こうなってしまっては、どうしようもありません。家中で一番身体の大きい弟ですから、運べないのです。
仕方がないので布団をかけて放っておいたのですが…。
1時間後。
母が「今、下でどさ~って音がしたよ」
なんと、弟は玄関から転げ落ち、そこで嘔吐してしまっていたのです。
うっひゃ~~~!!
当然ながら、家中、お酒と吐瀉物のひどい匂いが漂います。
大急ぎで母は玄関から一番近い部屋の床に新聞紙を敷き、その上に父が弟を引きずりながら連れて行き、私が玄関の掃除。
これがね、大変だったんですよ…。結構ひどかったから、年老いた両親にさせるのは大変だと思って引き受けたのですが…。
私も胃がむかむかしてきて。。。×××。(家を汚すようなやり方ではありませんでしたが)
そして翌朝も胃のむかむかは続き、グリーンカレーどころではなくなってしまいましたとさ。
あの子は姉が嫁に行っても両親に迷惑をかけ続けるんでしょうか…。
兄家族が一緒に同居してくれないかな。

そして3日目の今日。
胃のむかむかも治まり、何とか普通に食べられています。
今日はこれからエステに行ってきます。
小鼻の汚れがひどい私は、ちゃんと定期的に行かないと、結婚式までに綺麗な鼻にならないから。

ダイエットもしなきゃいけないけど…。
Yさん宅でいただいたお饅頭が美味しかった…。

2009年11月19日木曜日

知られざるアカデミー賞受賞者

NHKの「クローズアップ現代」を見て驚きました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で映像技術のアカデミー賞を獲った人がいたんですね!

水の映像を作りたいと思った文系の若者が、その映像を作るために数学を一から(中学の数学から!)勉強して、アカデミー賞を獲る技術者になるまでを特集していました。

凄いなぁ〜。
三年間、苦手だった数学を勉強し続けたんですよ!

アカデミー賞をこういう分野で受賞した日本人がいるなんて、全然話題にならなかったように思うけど。
いやはや、世界には凄い人がいっぱいいるわ。

2009年11月18日水曜日

あれ、本当だったんだ…

「事業仕分けの質問、財務省が考えているんだよ」という話は、以前、チラッと聞いたことがありました。
昨日、同じことがインターネットのニュースに書いてありました。

本当だったんだ、あれ…。

やっぱり素人だもんね。

前にも書きましたけど、仕分けをすること事態には反対していませんが、素人が作業することに違和感がありました。

財務省にこっそり手伝ってもらってまで、「脱官僚」をアピールしようとしているなんて、ちょっと虚しいですね。

民主党のマニフェストは経産省が「民主党らしさが出るものを」と指示されて作ったという噂もあるしね〜。

何やってるんだろう。日本の政治って…。

国民のための政策はやればいいけど、「政治家だけでもできるもん!」と、意地を張らなくてもよかろうに。。。

2009年11月16日月曜日

社会復帰

夏休みが終わって、今日から仕事です。

行ってみたら机の上はメモだらけ!というのを覚悟していたのですが、さほどのことはありませんでした。
いくつか回覧物が置いてあっただけで。

休みに入る前、思い付く限りの作業を終わらせておいたからね〜。
(威張れることじゃないけど)

休み中、比較的きちんと朝起きて、いつもの時間に寝てという生活をしていたので、リズムが狂ってないんだよね。やっぱり34歳だからさ、下手にダラダラしてしまうと、後が大変なんだよね。

ということで、スムーズな社会復帰でございました。

2009年11月15日日曜日

両親の結婚記念日

今日はうちの両親の結婚記念日です。
39年ですよ。連れ添って。それだけですごいと思う。
…とはいうものの、私の知る限り、結婚記念日に二人が揃っていたためしのないうちの両親。
今年もしかり。
父は会社の人とゴルフで福島県へ!
母は水墨画の教室へ。

京都焼き(?)の湯飲みセットをプレゼントに用意し、夕食は母しかいないけれど、一応お祝いしてあげようと思い、夕食を作って帰りを待っていました。

帰ってきた母は、テーブルの上に置いてある箱を見て「何?これ」。
「結婚記念日のお祝い」と答えると、カレンダーをじ~っと見て、「あ!そうか」とな。
…忘れてたんかい!

主役が一人欠けているけれど、そして家族団欒には程遠い、母と娘二人だけの食事だけど、とりあえずはお祝い。
まずはサラダ。薄切りにして水にさらした玉ねぎに、海藻を合わせて、私お手製のニンジンドレッシングをかけたもの。
続いてビールと自家製スモークチーズ。
そしてタイ風イエローカレー。カレーペーストは買ってきたものですが、タイ料理のお店で食べるよりは野菜を多めにして、ココナッツミルクもた~っぷり入れたマイルドなカレー。
エスニックな料理を普段食べない母が気に入ってくれるかが心配だったのですが、「これ美味しい!」と言って、おかわりして食べてくれました。ホッと一安心。
そして食後のコーヒーとチョコレートのロールケーキ。

“フルコース”と呼ぶには品数が少ないかもしれないけれど、結構お腹がいっぱいになるんですよ、これだけあれば。
父がいれば、もう一品増やしたかもしれませんけどね。

来年は40周年です。
大きな区切りではあるけれど、きっと来年も、二人は揃わないんだろうな。


料理を作りながら考えていたんですけど、11月15日という両親の結婚記念日から、ちょうど半年後、娘の私が結婚式を挙げる予定なんです。

あと半年…。

両親の娘として、1日1日を大切に過ごしたいな、と思った夏休み最終日でございました。

2009年11月12日木曜日

あの「事業仕分け」って…

昨日から始まった「事業仕分け」の作業なんですけど…

テレビや新聞といったマスコミからしか情報を得ていないんですが…

「魔女裁判」のような雰囲気だったと思いません??


まず「削減ありき」のような。

人が言い終わるのを遮って矢継ぎ早に質問を飛ばして(あの状況は質問を「投げかけて」じゃなくて、「飛ばして」または「投げつけて」だと思う)いったら、答えられるものも答えられませんわな。

ただね、作業後に「われわれとしては必要な事業だと思って行なっていたものですが…」なんて言う前に、必要だと思われるに足る資料と説得力が必要だったんでしょうけどね。官僚のみなさんも。
政治家はある分野においては「ど素人」。素人を納得させる説明って大変ですよね。それはわかる。
しかも相手は最初から批判めいた口調で、削減しようと躍起になっているふうだから、余計にやりにくいよね。

仕分け作業に関わっている民主党の議員の質問の仕方は、正直、嫌な感じ。
あまり聞いていたいもんでもない。
国民に「脱官僚」をアピールしたいんだろうけどさ。
「脱官僚」(…どこまでできんのかね~)と、「官僚叩き」は違う。

官僚は無能じゃない。
官僚として無能だけど威張りたいヤツは、とっくに選挙に出て政治家になってる。
もちろん、私だって役人の現場を知らなさ加減に呆れかえることもあるけれど。政治家よりは現場に近いことも多いし、知識もあることが多い。

単に「脱官僚」じゃなくてね、官僚と政治家の役割をしっかり分ければいいんじゃない?
官僚に助けてもらわないとわからないことだって、政治家は多いわけだし。それはそれでちゃんと認めてさ。
仕事が違うんだもん。政治家と官僚って。


おそらく今まで、税金を無駄遣いしていたことも多いと思うから、今回の「仕分け作業」自体には文句ないけれど…

やりかたってもんがあると思う。

国がやらなきゃいけない作業まで削っているんじゃないかということが、一番心配。

昨日「廃止」が決まった項目にも、これって国じゃないとできないんじゃない??って思ったものがあったよ。
私も「ど素人」だからわからないけれど、「一国民」として。

世間のみなさんはどう思います??
民主党が大事に掲げている(なんでもかんでもここにつなげている)「民意」はどうなんでしょう??



…ま、私は基本的に官僚贔屓だからさ…
…偏ってるかもしんないけど…

2009年11月11日水曜日

この「牡蠣」美味しいね

夏休みで家にいるので、母の代わりに家事をしています。

今日のお昼は牡蠣フライ。
お刺身で食べられるような牡蠣を買ってきてフライにしました。(母がいつもそうするので。加熱用はあまり買わないんです)

父と二番目の兄と弟は同じ会社に勤めていて、その会社は家のすぐ近くなもんですから、父と兄はご飯を食べに家に戻ってきます。(弟はなぜか外で食べる)
で、二人に牡蠣フライを出したわけですよ。
父には美味しいものを食べさせようとする母を見習って、父が帰ってきそうなタイミングで揚げるから、定食屋並みに出来立てが食べられるわけです。

ちょっと遅れて戻ってきた兄のために揚げていたら、先に食べていた父が感想を一言。
「この牡蠣、おいしいね」

うむ。。。作った者としては微妙な表現だ。
「牡蠣フライ、おいしいね」じゃないんですよ。「牡蠣、おいしいね」なんです。

牡蠣フライがおいしいんだったら、私の料理が美味しいということになるから、単純な私は素直に喜べるわけです。
でも、牡蠣を褒められたら、シーズンだからとか、刺身用だからとかいう返事になってしまう。
もちろん、料理がまずかったらそもそも牡蠣も褒められないわけだから、牡蠣を褒めたということは、料理はまずくないということなんでしょうけれど。

牡蠣フライくらい、別に初めて作ったわけじゃなし、すごく手間のかかる料理でもなし、何をそんなにと思う方もいるかもしれません。

何に引っかかったかというと、主婦ってこういうものなんだな、と。
美味しく食べられる料理を作るのは当たり前なわけですよ。うちの父も、私が子供の頃に作った料理はいちいち褒めてくれた気がしますが、最近は余程珍しいものを作らない限りは食卓の話題に夢中で料理の話はしなくなりました。
今日、久しぶりに食べ物についてコメントしてくれたと思ったら、素材についてだった…。

掃除はするのが当たり前。料理は美味しくて当たり前。
いちいちそんなのを褒めてくれるのは新婚時代だけ。
だから専業主婦が生活を虚しく感じたりするんだろうな~。

うむ。それでもここに喜びを見出すのが主婦の務めか?

世の中の専業主婦の皆さま、毎日御苦労様です!!

日本ミュージカルの一区切り

市橋容疑者の逮捕のニュースに紛れてしまって、中くらいの扱いでしたが、昨日、俳優の森繁久彌さんが亡くなりました。

日本で初めて上演された日本語のミュージカルは「屋根の上のバイオリン弾き」です。
そこで初代の主演(テヴィエ役)をされたのが森繁さん。
つまり、日本語ミュージカルの第一号だったわけです。

私自身は森繁さんの舞台を見たことはありません。
でも、昨日のニュースを聞いて、「日本のミュージカルは次の世代へと引き継がれるんだな」と思いました。

「バイオリン弾き」の主役として数えたら、今の市村正親さんは5代目にあたります。でも、ミュージカル界を担う人材としては2代目くらいの位置になるんじゃないかと私は勝手に思っています。
日本ミュージカルの黎明期が森繁さんたちで、次が鹿賀丈志さんとか市村さんとか、ちょっと年齢下がるけど、祐さんとか。
2代目の人たちは、鹿賀さんみたいにテレビに舞台に…という人もいますが、祐さんや市村さんのようにほとんどテレビには出ず(例外的にちょろっと出演するけど)、舞台のみで確固たる地位を築いている人たちが増えているように思います。市村さんは最近、ストレートプレイの方に比重を置き始めた感じがするけれど、祐さんはまだまだミュージカル一本。(これまた例外的にストレートプレイに出ることはありますが)
こういう人が増えていくことは、ミュージカル界の底上げには大切なことだと思います。
(反面、井の中の蛙にならぬように、意識を高く持たなければいけませんね。。。)

今注目されている若い人たちは3代目って感じかな。(この2代目と3代目の間の実力差っていうか、存在感にはまだまだ大きな開きがありますが、それはこれから埋められていくんでしょうね。ていうか、埋めていってほしい!)

日本のオリジナルミュージカルがもっと盛んになってくれると嬉しいんだけどな。
いろいろ出てはいますが、出演者にアイドルを使わなくても、「エリザベート」並みにお客が集められるようなオリジナルができてほしいと思います。
ミュージカルファンとしてはね!

2009年11月10日火曜日

旅のお話~越後湯沢編~


旅の3日目、朝起きてカーテンを開けてびっくり。
夜は何も見えなかった窓の外には紅葉の山。
そうか~、外はスキー場だったんだぁ。どうりで明かりが全く見えなかったわけだ。
紅葉なんてしばらく見ていないなぁ。。。
なんだか人間の心が戻ってきたような気がする。。。やっぱり自然を見る時間って、必要なんだな。

ホテルでの朝食後、チェックアウトをして駅へ向かいました。途中の道端に咲いているコスモスが秋を主張していました。

一旦駅まで行ったんですが、このまま帰るのももったいないので、ガイドブックに出ていた滝を見て、町の温泉施設に行ってお風呂に入ろうと思い立ちました。
邪魔な手荷物は駅のコインロッカーに預けて、さあ出発!
目指すは「不動の滝」。山を登っていくと、案内板をビデオカメラで撮っていたおじさんにいきなり話しかけられました。
「山の上はもう入れなかったよ」
「はい??」
「ロープウェーで行ってみたけど。もう上に行った?」
「いいえ」
「あっちはねえ、もう雪が降ったから通行禁止なんだって。せっかく上まで上がったのに」
「そうなんですかぁ」
私はロープウェーに乗る気などなかったのですが、とりあえず相槌を打ったという感じ。
目指す場所が同じなので、その後の道はおじさんと一緒になりました。
知らない人と自分から話すタイプではない私は、尋ねられたことに答えるだけなんですが、話すうちにおじさんは50年近く前、私が子供のころに住んでいた町でケーキ屋をしていたということがわかりました。
「私はね、もう75歳なんだよ。私があそこにいたときには、まだあんたは生まれてないね」
75歳!そうは見えません!!(せいぜい65くらいかと思っていました。だってすごくお元気だし、足腰がしっかりしているし。話し方もメリハリがあるし)
私の人生、このおじさんの半分もありません…。
滝に向かう途中の山は、やはり紅葉が綺麗。ロープウェーで上がったところは、すでに落葉しているそうですが、山の途中は今が見ごろ。
おじさんは家に帰ったらビデオカメラをテレビにつなげて、子供や孫に映像を見せるんだと言って、映画のような素晴らしいアングルで映像を撮りながら進んでいきます。

「7年前にね、奥さんが亡くなったんだよ。それまでは二人で旅をしていたから、急に一人になってさびしくてね。友達と旅をしようと思ったら、友達はダメなんだよ。意見が合わなくて。みんなで行きたいところが違うんだから。だから一人がいい。最近はそう思うね。一人で旅をして、こうして知らない人と知り合いになるのが楽しい。でもね、奥さんを連れてきているんだよ、ほら」
とウェストポーチの中から、亡くなった奥さんの写真を出してくれました。

いい夫婦だ…。
きっと奥さんは幸せだったんでしょうね。
不動の滝は、私が想像していたものよりも大きく、滝壷の近くから見上げると結構迫力がありました。
おじさんのカメラワークの真似をして、私も携帯のビデオ機能で下から上へ滝を撮ってみましたが、やっぱり普通のデジタルカメラには敵いません。大して迫力出ず。残念。

さっきも書いたように、私はこの後、町の温泉施設に行ってお風呂に入ろうと思っていたのですが、おじさんが「お昼を一緒に食べよう。お米がいいから、おにぎりが美味しいんだよ」と言うので、一緒に行くことにしました。
だって、私が一人だったら、コンビニのサンドイッチで済ませかねないんだもの。
新潟と言えば「米」ですよね。米と水が美味しいところは「お酒」も美味しい。
私が食事だけの注文でしたが、おじさんは「八海山」も頼んで、ご満悦。私にも注文しようとしたので、断ったんですが、食事の間中、何度も勧められてしまったので昼間からではありますが、私も八海山を1杯。
…酔った。1杯で。
山を歩いた後だからかな。

食事中、おじさんがいきなり私に「今の総理大臣って、何人目か知ってる?」と言ってきました。
何人目?!
「…第…何代って言っていましたっけ?」
と私が考えていると、
「何代じゃなくて、何人目。ほら、一人で何回もやっているのがいるから、そういうのは1人なの」
「さあ…。受験のころに覚えましたが、もう覚えてないですねえ。伊藤…黒田…」
「ちょうど60人だよ」
そしておじさんは伊藤博文から鳩山由紀夫まであっさり言ってのけました。ホントだ、60人だ。
「何か覚えていないとボケちゃうからさ。じゃあね、天皇は?」
「天皇?神武天皇からですか?!」
「そう」
「ええっと…神武、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化。ここまでです。小学生の時に覚えようとして、ここで挫折したんです」
「なかなかやるじゃない」
お褒めいただいたのは嬉しいのですが、おじさんが今の天皇までの名前をすべて言うのを聞きながら、私はただただびっくり。
その後、おじさんのボケ防止のための暗記の披露は京浜東北線と山手線の駅名へと移りました。
これには付いて行きましたよ!私も言えますもん。(ただし、京浜東北線で私が言えるのは田端から大船まで。大宮の方はよくわかっていない)
「私がこういうことするとね、周りには馬鹿にされることが多いんだよな。付き合ってくれたのはあんたくらいだ」
…でしょうね。引かないで聞いていた自分が珍しいと思います。

そんなこんなで時間が経ち、これからローカル線で東京へ戻るには時間が遅くなってしまいました。
お酒も飲んじゃったし。
仕方がないので、越後湯沢からは新幹線で帰ってきました。

普段、知らない人と仕事以外の場で話すことは嫌うんですが、山の紅葉効果でしょうか。こういうことが人間らしさのように思えました。
去年の東北一人旅同様、ロボットから人間になった心持で帰ってきたのでした。

旅のお話~NASPAニューオータニ編~








ローカル線で4時間もかけて移動してきたとは思えぬ贅沢をした越後湯沢の夜。
とまったのは「NASPAニューオータニ」というホテル。しかも…生まれて初めての~~~
ジュニアスイートルーム
いや~。気が狂ったかね、私。
でもね、1回は経験してみたかったんですよ。ジュニアだろうがなんだろうが、「スイートルーム」と名のつくヤツを。
ホテルのロビーには、どどん!と大きなクリスマスツリー。もうクリスマスなんですね、巷は。。。(私は夏休み)
私が泊まる部屋は「タワー棟」の21階。ロビーに出るのとか、大浴場に行くのとか、いちいちエレベーターでぐい~んと降りなければいけないのは面倒くさいけれど、まあいいやね。
部屋に入ると、まずびっくりしたのがウォークインクローゼットがあること。人が3人くらい余裕で入れそうな広さ。自分の家にはもちろんこんなものはないので、それだけでリッチな気分。
そしてリビングには大きなテレビとソファ。冷蔵庫の上にはIHのクッキングヒーターに、飲料水用の水道。
さすがスイートですねぇ~。リビングとベッドルームが別々だし。ベッドルームには小さいテレビ(一般家庭サイズ?)と、浴衣などが入っている棚と、テーブル&椅子、小さめ(1ルームマンションにありそうな大きさ)のクローゼット。ベッドルームはバスルームにつながっているんですが、びっくりしたのがバスルームのほかにシャワー室もあったこと。バスルームにももちろんシャワーはあるわけですが、シャワーだけの部屋が一つ。
洗面所の隣に化粧台。どれもこれも広い。
わ~いわ~い。ひろ~~い。ぜいたくぅ♪
夕食はメイン棟のレストランで。フランス料理のフルコース☆
新潟牛のステーキがね、すっごく美味しかったんですよ~。それから魚沼産コシヒカリのリゾット。
「おひとりさま」状態なのがちょっと虚しいですが、スパークリングワインを2杯頼んで、すっかり満足。
夕食後、大浴場へ。
温泉だということなんですが、なんとなく塩素系の…プールみたいな匂い。
あれ~?本当に温泉かなぁ~。
このプールのような匂いは嫌だったのですが、そういうわりにはのんびりしました。
お風呂上がりに小さな初体験ひとつ。
それは、「マッサージチェア」。なんとなく今まで避けていたんですよね。そこまで身体が凝っていなかったというのもあるかもしれませんが。
最近は私の背中の凝りもかなりのものになりましたので、やってみようという気になりました。
10分100円。座高の低い私は、頭までマッサージされるハメになりましたが、背中をやっているときには、確かに結構気持ちいい。なるほど~。「揉まれている」感じがするわ。
いや~。満足満足。
ホテルに着いた時には、外は真っ暗になっていたせいで、部屋の窓からは何も見えないのが残念でしたが(街の明かりも見えないんです。部屋の向きの問題でしょうけど)、部屋の中と胃の中は満足しました。

旅のお話~富山編~

11月7日、富山へ行きました。東京から上越新幹線「たにがわ」に乗ります。
新幹線を見るのって、わくわくする。(小学生の男の子のよう…)
9時44分東京発。途中、越後湯沢で特急「はくたか」に乗り換え。
「たにがわ」は比較的すいていたんですが、「はくたか」は結構人が多かったです。乗り心地は良かったですが。

13時40分、富山着。
友人が迎えに来てくれていました。
彼女に会うのは何年ぶりかなぁ~。たぶん4年くらい経つんですよ。4年前、彼女のお父さんが亡くなったんですが、その時以来かな。だから、お父さんが亡くなって落ち込む彼女のそばにいた男性と電撃結婚したという連絡は受けても、ダンナには会ったことがなかった。相手は15歳も年上で、しかもバツイチ。同居はしていないけど子供が3人。そんな情報を聞いたら、ちょっと引いてしまったところもあるんだけど。正直なところ。

久しぶりに会って驚いた!今年、病気をして入院したという話は聞いていたんですね。一気に老けてしまって、とても私と1歳違いとは思えない。性格とか笑顔は短大時代の「大きな少女」のままなんだけれど。前歯はすべて入れ歯になっているし(私と会うときには外しているもんだから、余計に老けて見える)、髪質も肌も35歳とは思えない。何の病気だったのか聞いたら、腎臓の近くに肉腫ができてしまい、腎臓ごと取ってしまったんですと。いやいや、びっくり。学生時代はすごい酒豪だったのに、まったく飲めなくなってたし。

学生時代のノリで一日中二人でしゃべり倒して、夜の10時ごろ、お仕事の終わった彼女のダンナとご対面。友人は「ダンディなんだよ。かっこいいんだよ」と散々言っていたのですが、いかんせん、私と彼女は好みが違いすぎるくらい違うので…。う~む。私の中では「ダンディ」の範囲にも、「かっこいい」の範囲にも入らない。。。
でも、話していて面白い人だったし、彼女を大事にしているのもわかったし、彼女がダンナを立てているのがいい効果を生み出しているのもわかったし。この二人はお似合いなのかな、と思いました。
精神的に弱くて、性格的にも「大きな少女」の彼女には、このぐらい年の離れた人の方がいいのかも。身体的にも、精神的にも(精神科には今でも通院)子供を産んで育てることができない彼女だから、相手にはすでに子供が3人いて、これ以上欲しがらないというのも条件としてはいいのかも。(ダンナが年に1回、子供に会いに行ってしまうのは、自分の知らない世界に行ってしまうようでツライって言っていたけど)

それにしても、友人がダンナをひたすら立てて、崇めている姿は勉強になりました。相手の悪いところは他人には絶対に言わないようにしているって言ってた。
「結婚相手の悪口なんて、人には言えないよ。だって自分のために一生懸命やってくれているし。これは私の義務なんじゃないかな。だから、“うちのダンナって信じられない。嫌になっちゃうの”とか言っている人の方が信じられないと思うよ」
そう彼女は言っていました。

正直ね、この友人は学力的には決して「頭のいい」人ではないんです。漢字の読めなさ加減なんて、一緒に雑誌の立ち読みしていて、笑っちゃうくらい。外見的にも超美人でもない。病気をしてからは特にね。でも、男性が「この子のためなら」って守ってあげたくなるところがあるんです。それは単に可愛くふるまっているというより、男性を立てることで、相手のプライドを刺激するのが上手いということなんです。ダンナを信じて、尊敬して、必死に付いて行っている。だから1回結婚に失敗したダンナも、彼女とならうまくやれると思ったのでしょう。
友人の幸せそうな姿が見られて嬉しかったのと同時に、彼女から結婚生活のポイントを具体的に指導してもらったような気がします。

この日にとまったのは富山マンテンホテル。なぜここにしたかというと、岩盤浴があったから。独身最後のこの旅は、ちょっと贅沢にしようと思ったんです。このホテルは料金的には別に贅沢ではないんですが、温泉と岩盤浴が両方あるのは魅力でしょ。
久しぶりの岩盤浴。なかなか汗が出なかったんですけど、のんびり考え事をしながら温まりました。

翌日、朝食はホテルのバイキング。窓際の席で、雄大な立山連峰を見ながらの食事に大満足していたのですが、途中で「朝日がまぶしすぎる」という他のお客さんからのクレームを受けた店員さんがブラインドをおろしてしまいました。。。私はまぶしくても山が見える方が良かったのに…(泣)

食後、友人がホテルに迎えに来てくれる前に、少し散歩しました。ホテルの脇を流れる川沿いの道の紅葉が綺麗で、その川に沿って歩いていたら富山城址公園に出ました。
富山城って小さいんだ。。。(ちょっとがっかり)
しかも公園は工事じていて、趣にやや欠ける。

散歩にはいい日でしたが。

お昼は友人と一緒にダンナの働いているホテルへ。(ダンナはホテルの料理人)

ランチビュッフェでした。美味しかったんですが、食べている間中、友人が「ほら、シェフが出てきたよ。やっぱりかっこいいよね~。あのシェフ姿がまたいいんだ~」とおノロケ連発。あまりやられるとさすがに閉口します。だって私は好みじゃないんだもの。。。

15時ちょっと前に友人と別れ、越後湯沢へ向かう電車に乗りました。
ちゃんと食べて、ちゃんと生きろよ、と言いたくなるようなガリガリの彼女と別れるのはちょとつらかったのですが、私が長居したところで彼女の体調がよくなるわけでなし。彼女を大事にしてくれるダンナが付いているんだから、任せるしかないよね。

越後湯沢へは、予定通りローカル線の旅。

北陸本線で直江津まで行き、そこで「ほくほく線」という暖かいんだか寒いんだかよくわからない名前の電車に乗り換えます。
北陸本線では、今の大河ドラマで出てきたような駅名がいっぱい。「直江津」だってそうですよね。そのほかに「魚津」とか「滑川」とか。

写真だとちょっとボヤけてて見えないかもしれませんが、直江津の次の駅って春日山なんですよ。これも大河ドラマでしょっちゅう出てきた地名ですね。

私は今流行りのいわゆる「歴女」ではありませんが、歴史上に出てくる地名と同じ場所にくると、やっぱりわくわくします。

19時ごろ、ようやく越後湯沢着。
特急に乗れば2時間くらいで行けてしまうところですが、4時間くらいかかりました。
でも、この4時間、私にはとっても貴重でした。いろいろと考え事ができたから。
何を考えていたかは秘密で~す。

2009年11月6日金曜日

さあ、夏休みだ!

「ひょん先生は明日から夏休みですね。独身最後の夏休みを楽しんでください」
非常勤の先生からメールが来ていました。

そうなんです。
私は明日から夏休みなんですよ。
しかも、今の会社で最後、そして独身最後の。

今日は終わらせておかなければならないことを嵐のようにこなして一日が終わりました。(授業もあったけど)
引き継ぐべきものは引き継いだと思うんだけど…大丈夫かなぁ。

帰りに本屋に寄って数冊買い込み、明日会う友達へのお土産を選んで終了。

さ〜て、夏休みだぁ!!

今年は比較的大人しくしているつもりですが、明日は久しぶりに富山にいる友人に会いに行きます。
行きは特急電車ですが、帰りはローカル線でゴトゴト帰って来るつもりです。途中、用もなく越後湯沢で一泊して。

温泉とサウナと、美味しいご飯で身体をリセットしようと思います♪

2009年11月4日水曜日

国が変わればガムも変わる

非常勤講師の方から、ガムを一つもらいました。
見た目は白くて四角い、ごく普通のガムで、パッと見はミント味かな、という感じ。

「これね、サウジアラビアのガムなんですよ。今、生徒さんにもらったんです」

おお〜!サウジアラビアのガムですと!?それは珍しい。

早速噛んでみましたが、何とも珍しい味。
初めは生姜の味かな…と思ったんですが、それだけではない感じ。
何と言うか…朝鮮人参みたいな。

漢方薬っぽくて、身体には良さそうな味ですが、もう一つ食べるかと聞かれたら困るかも。
不味くはないけれど、「ガムの味」の範囲外。

国も変われば人も変わる。そしてガムも変わるってか!?

2009年11月3日火曜日

煎茶会

せっかくの休日なのに、朝6時半には起こされました。
仕事の時と大して変わらないじゃないか!

今日はうちでお茶会をするのです。席主は母で、私がお手前をします。
お客は・・・Yさんとそのご両親。

もともと両親同士が友達ですから、あちらのご両親は以前からうちにときどきいらしていたそうなのです。私が参加しなかっただけで。今年は私とYさんがお見合いしたことで、招待すると急かしているような気がするからお招きできないとか言っていたんですが、避けているように感じられるのも嫌なのか、11月に例年通りお茶会をすることにしたそうなのです。
(ご招待したのは8月だったんですが、そのときYさんはやっぱり急かされている気がしたそうです…)

今回はさすがに嫁ぎ先のご両親がいらっしゃるということで、私はお手前から逃れることはできず。
朝から着物を着せられ、お茶を淹れることになったわけです。(週末にちょろっと練習させられました)

ま、正直言うと、手順を1回間違えました。
でも、心の隅っこに「どうせ間違えたってわかるお客じゃないし」という気持ちがあったので、さりげなく順序を変えてやっちゃいました。授業でもなんでもそうですが、多少手順を間違えたって、大きなミスでないかぎりはどうにかなっちゃうものですよね。今回の場合、たとえばお茶っ葉を入れるのを忘れたとかいうようなミスでないかぎりは、バレないようにするのはさほど難しくないのです。
ということで、のんびり訂正して、のんびり(さほど緊張することもなく)お茶を淹れて終了。

今回、席主である母が採用したお手前はちょっと変わっていて、1回のお茶っ葉で6煎まで出すんです。薄くて飲めなくなりそうですが、お湯の温度と量を調整すれば、意外にいける。6煎の味の移り変わりを楽しむというお手前だそうで。
今朝、心配だったのは、お湯の温度と量を調整できるかということと、6煎入れている間、正座が続けられるかどうかということ。
両方ともなんとかできましたけどね。でも、正座の方は、お手前が終わって水屋に引っ込んだ後、しばらく一か所に立ったまま歩けませんでした。。。

さっき、Yさんからメールが来ました。Yさんは煎茶のお茶会は初めてだったので面白かったそうです。ついでに「着物姿がすごく似合っていたよ!」と書かれていたのが嬉しかったです。ホラ、私、結婚式は神前だから~♪

2009年11月2日月曜日

寒い〜

今日はとっても寒くなりましたね。
会社を出たとき、はぁ〜っと息を吐いたら、白くなりました。

なぜか眠くてたまらない。月曜日なのに…。

2009年11月1日日曜日

式場

今日はYさんと一緒に結婚式場、披露宴会場、二次会会場の正式予約をしに行きました。
申込書の左側に「新郎側」右側に「新婦側」の記入欄があって、二人並んで署名などしていたら、「あと半年なんだなぁ」と…。 (しみじみ)
これからの段取りのことなど、ブライダルサロンの方と打ち合わせたあと、衣装ルームへ。新婦が先に衣装を決めなければならないので、相談(衣装選び)の日を予約します。
私が自分の都合がいい日を一つ挙げると、Yさんが「その日は僕がダメかも…」
まあ、でも私の衣装だから、Yさんがダメなら、母に手伝ってもらいますんで。と思っていると、Yさんは店員さんに

「これ、例えば私が都合悪いときは、え〜っと…妻だけでも大丈夫なんでしょうか」ですって!

ウヒッ。 「妻」だって(*^^*)
(今は「彼女」でいいと思うのだが…)

このホテルでは今日だけで15組もの披露宴が行われるそうです。ということで、始まる前の披露宴会場をいくつか見せてもらえました。
私たちの場合、Yさん側の招待客が多いので、上の写真にある二つの会場をつなげて使います。
(私はキャンドルサービスがしたかったのですが、テーブル数が多いからやめた方がいいとホテルの人に言われました…(泣))

結婚式は来年5月15日です。都内某老舗ホテルにて。

年内に決めておかなければいけないこと、年明けに決めることなど、結構大変そうです。。。

2009年10月31日土曜日

ドラフト会議

昨日は野球のドラフト会議の結果を知りたくてスポーツニュースをいろいろ見たんですが、(仕方がないことだけど)菊池がどこへ行くか、巨人が誰を指名したか、日ハムはどうしたか・・・と、上位球団の話題しか扱ってくれない。。。

あのね、世の中には万年最下位のチームを応援している人もいるの。

ということで、横浜ベイスターズファンの私、ベイスターズのHPをチェック。

ほぉ。5人中4人が投手ですか。 育成選手も投手だ。
確かに活躍している投手、少ないもんねぇ。いつまでも三浦番長に頼りきりなのもイカンしね。

指名された選手は以下の通り。
【1巡目】
筒香 嘉智(ツツゴウ ヨシトモ)
17歳・内野手・横浜高校

【2巡目】
加賀 繁(カガ シゲル)
24歳・投手・住友金属工業鹿島

【3巡目】
安斉 雄虎(アンザイ タケトラ)
18歳・投手・向上高校

【4巡目】
眞下 貴之(マッカ タカユキ)
18歳・投手・東海大付属望洋高校

【5巡目】
福田 岳洋(フクダ タケヒロ)
26歳・投手・:香川オリーブガイナーズ

【育成1巡目】
国吉 佑樹(クニヨシ ユウキ)
18歳・投手・:秀岳館高校

【育成2巡目】
小林 公太(コバヤシ コウタ)
18歳・投手・多摩大附属聖ヶ丘高校

当たり前だけど・・・若いなぁ~。

監督をシーズン途中で更迭したりするっていうのは、チームの雰囲気にとってマイナスだと思うから、どんな成績であれ、シーズン中は会社側は大人しくしていてほしい。(楽天の野村監督のこともそうですが、行動を起こすタイミングってものは大事にしなきゃいけないと思うのさ)

今年は野球を見ている時間が全然なかった(そんな時間に家にいない)けれど、来年は専業主婦になる予定だし、もうちょっと見られるだろうな。(球場へ行っている暇はないと思うから、TVでね!)

2009年10月27日火曜日

フェイスデトックス

昨日は夜に熱が出なかったので、今日も大丈夫だろうと勝手に判断して、会社帰りにエステに寄りました。
最近、週に一度は行くようになったお店なんですが、大手チェーンではなく、お店全体がこじんまりしているので好きなんです。何十万もする高いコースを勧められることもありませんし。それから、こちらが何か質問したり、店員さんがマッサージの強さなどを確認したい時を除いて、施術中は黙っていてくれるのも私好み。気を遣いながら人と話し続けなければいけない仕事だからか、普段は極力黙っていたい私は、美容院などで「お仕事はいかがですか〜」とか話し掛けられるのが大嫌いなんです。
この店の沈黙は貴重。

今日は、前からちょっと気になっていた「フェイスデトックス」にチャレンジしてみました。

まず、クレンジング洗顔。とはいうものの、あまりに薄化粧で、ちょっと笑われる。

続いてフェイスマッサージ。これ、以前、他のコースをお願いした時にも付いていたのですが、顔に老廃物が溜まっていると痛いんですよ。この痛さ、半端じゃありませんよ(泣)
前も痛かったけど、今回も痛い…。うわ〜、と思うけど、老廃物を溜めるような生活をしている私が悪いのです。
とはいうものの、この痛さが健全な状態に近づいている証拠だと思っていたら、だんだん気持ち良く感じられて、「痛い〜」と思いながらも夢の世界へzzz…。

それから毛穴の掃除(吸引)。これが私が一番してほしかったこと。今回担当してくれた店員さん、汚れが目立つ鼻の辺りをやってくれる時、ちょっとムキになっているので面白い。(後で「結構綺麗にしましたよ。でも、もうちょっとね」と悔しそうな表情をしていました)
お陰でかなり綺麗になっていて、施術後、鏡を見てびっくりしてしまいました。

その後はパック。部屋が暖かいせいもあるんでしょうが、再び私は夢の中〜。

続いて光トリートメントなるものがありました。後で説明を聞いたら、光を当てることで細胞を活性化させる狙いがあるんですと。

最後は化粧水やら何やらで、肌を整えて終了。
間にデコルテ(+背中も少し)とか頭のマッサージが入ってくるんですが、これが気持ちいいんだぁ〜。頭とか首→肩の辺りをほぐしてもらえるのはありがたい。

初めてのフェイスデトックス。結構気に入りました。またやろうっと。

2009年10月24日土曜日

ちょっと待って!

今週は月曜日からちょっと具合が悪かったんですね。腸が張って、夜は微熱。最初は喉から来る風邪かと思っていたんですけど、喉の腫れがおさまっても、熱が出る。しかも悔しいことに(!?)主に夜だから、仕事に支障がない。
軽く見ていたんですが、金曜日になっても具合の悪さが続き、生まれて初めての便秘にもなったので、これはいかんと病院へ行きました。

対応してくれた女医さん、勢いがあってさばさばした感じでいいんですが、「ちょっと待って!ここが痛いっていうのは、盲腸炎かもしれないよ」…大きな声でそんなこと言われたら、怖くなります(泣)
「熱がねぇ。風邪もひいてるし」
盲腸炎だったら大変なんですけど、どうなんでしょう??
「とりあえずね、風邪薬を出しますね。それから、腸を動かす薬。それでも熱がもっと高くなったり、腸の痛みが引かなかったら、盲腸炎の疑いがあるんで、すぐ来てください」
…ハイ。

こんな感じで診察室を出て、待合室へ。
「ひょんさん、今、お薬のことでちょっと確認していますから、もうちょっと待ってくださいね」と看護師さん。

…何か問題でも??

またまた心配になる。
次に、処方箋を持って薬局へ。ここでもまた待たされる。

「ひょんさん、今ね、お薬のことで一部病院に問い合わせをしますんで、お待ちください」

…またかい!いったい何なんだ!!

病院へ行って、余計に心配になって帰って来たのでした。

2009年10月21日水曜日

検定試験を解く作業

日曜日に行われた日本語教育能力検定試験。
毎年私のいる学校では、解答例(速報とは言えませんが)を発表しているので、今はみんなで分担して、問題を解く作業をしています。

今年の問題、なんか奇妙だなあ。日本語教育の勉強をしていなくても解けるものとか、基本的な知識を問うものとかが多い。例年だと、もう少し悩むものもあるんだけど。

合格率は今までのように20%くらいで切ってしまうのかな?かなり高得点な人も出ると思うんだけど。

これが語学教師の資格を得るための試験なのかということを考えると、適切とは言えないと思う。
ここ数年、ちょっと迷走している感のある日本語教育能力検定。
大丈夫かぁ〜?

2009年10月19日月曜日

「サロメ」

東京グローブ座で今日から始まった「サロメ」を見てきました。

久しぶりのグローブ座。久しぶりのストレートプレイ。そして初めての篠井英介。

内容的に仕方がないけど、重かった!!
かっこいいところと綺麗なところがあって、舞台としてはいいんだけど。
こういうのを見るのが久しぶりだからなぁ。

誰が脚本を書いたか知らないのですが、野田秀樹さんの作品のようなセリフのくどさ。いや〜、あれには参った…。

役者さんは4人。…とは言っても、一人はダンサーの森山開次さん。
森山さんがね、良かったんですよ。元から声がいいとは思っていましたが、セリフが上手い。ホント、ダンサーにしておくのは勿体ない(!?)
もちろん、ダンスは凄かったんだけども。

初めて見る篠井さん。
最初の印象…「デカイ…」。そして女形とはいえ、骨格は男。声はいい感じだったけれど。

この作品、演出がスズカツさんなんですよね。
やっぱり私、この人は芝居の締めくくり方が下手だと思う。
3作品見て、全部そう。
今回はね、死んだ預言者の首を持って口付けするサロメを見て、王が「あの女を殺せ!!」と叫んで終わるんですけど、その時、ゴーッと風が強く吹いて暗転→終演という流れ。
風の音を使うから、音が高まるまではストップモーションで、暗転もしない。
お客としては、これで終わるの?続くの?と半端な気持ちになるんです。
どうして風にしたんだろうなあ。
「あの女を殺せ!!」で、雷が落ちたような音+すぐに暗転→静寂…とすればすっきりするだろうに。

映画でも舞台でも終わり方は大切。
拍手したくなるような終わり方にしてほしかったな。

2009年10月18日日曜日

式場の下見

昨日はYさんと結婚式と披露宴の会場として仮予約しているホテルに下見に行きました。ブライダルフェアではなかったので、見せてもらっただけですが。

けっこうゆったりとしたテーブル配置ができそうで、良かったです。天井が高く、(ちょっと古いホテルなので)重厚感がある。
Yさんは「建物が古すぎるかなぁ」とボヤいていましたが、私は大いに気に入って「ここに決めたいオーラ」を出していました。
明るすぎる新しい建物よりはいいんじゃないかなぁ~。お客様は若い友達ばかりではないんだし。

そして、見積りをだしてもらったわけですが、(仕方がないけれど)結婚式と披露宴というものはお金がかかる。大きな額の見積書なんて見慣れているような私ではありませんから、目が回りそうでした。(親に言わせれば当たり前、ということなのですが)

これから見積書を見ながら、どうするかを考えていかねば。

2009年10月15日木曜日

「カムイ外伝」

森山開次さんのファンである主任と一緒に、丸ノ内ピカデリーに「カムイ外伝」を観に行きました。
今日は崔監督&出演者三人による舞台挨拶があったのです。
舞台とは言うものの、トークは主に撮影の裏話でした。
話の流れで、森山さんが劇中に見せた躍りを、松山ケンイチさんもすることに。
「僕、文字を表現するのが好きなんですけど、今回は"忍"という字を書いているんです」
そう言われて見てみると、見える見える!!確かに"忍"だわ!
森山さんの美しい動きを一生懸命真似するマツケンさん。サービス精神旺盛な子だ。

舞台挨拶後、映画の上映。
私にはこの映画がなぜヒットしているのかわからない…。
けっこう早い段階で退屈し、「どこまでやるんだぁ?」という気持ちに。
CGはちゃちいし、殺しのシーンが多くてグロテスクだし、ナレーションは多いし。
カムイが途中から「指輪物語」のゴラムに見えてきた…(^_^;
イーキン・チェンが無意味に顔を表し、迫力を半減させている。違った表し方もあったろうに。

舞台挨拶は面白かったのですが、すっかり疲れてしまいました。

人を楽しませるって、大変だなあ…。

2009年10月13日火曜日

ラッシュ?!

今日、経理のお姉さんと二人で食事に行ったとき、何気なく「連休中は何をされていたんですか?」と聞いたら、思いがけない返事が返ってきました。
「実は、土曜日に入籍したんですよ」

おお~!
最近、引っ越して彼氏さんと一緒に暮らし始めたことは知っていたんですが、ついに入籍されましたか!
たぶん、5~6年間のお付き合いだったと思います。

会社の人たちは、私のことと合わせて、「お目出度いことが続くね~」と喜んでいました。
(ついでに既婚者の方々は「次は誰だ?」のようになっていて、未婚女子にプレッシャーをかけていますが・・・)

結婚式とか披露宴とかではなく、内輪で集まってのお食事会だけにする予定だそうですが、やっぱり幸せそうです。

2009年10月12日月曜日

両親への挨拶

今日、Yさんが我が家へ挨拶に来ました。
あまりに緊張しているので、ちょっと可哀想でしたが…。

最初はお昼を食べようということで、母が予約したお店に行ったわけですが…。
料理が来る前だったかな?ビールの乾杯の前だったかな…?タイミングは曖昧なんですが、母が「楽しくお付き合いさせていただいているようで」って言ったんですよ。そしたらYさんはいつになく吃りながら、「こちらこそ。…いや…あの…私としては…結婚したいと考えていまして…」とかなりしどろもどろ。私の両親の方が気を遣ったのか、Yさんに最後まで言わせずに「こちらこそ、よろしくお願いします」のような感じで返事をしていました。
両親が私のことをとても大事に思ってくれていることが、ひしひしと伝わって来て、とっても嬉しかったです。
もちろん、しっかり挨拶に来てくれたYさんにも感謝。改めて、この人に付いていこうと思いました。

私、見た目が強そうだからか、「俺に付いて来い!」と引っ張るタイプに見られやすいんですが、逆なんです。本当はかなりの甘えっ子。だって兄が二人いる、三番目の子供ですもん。リーダーシップなんかありませんわ。
だから、ただ一緒にいたいと思う人じゃなくて、付いて行けると思える人が必要なんですよね。
Yさんは恐らく亭主関白になるでしょう。私にはそのくらいがいいんです。

今日、Yさんが来てくれたわけですから、次は私がYさんのご両親のところにご挨拶に伺わなければ…。

2009年10月11日日曜日

秋…

珍しく庭掃除を手伝いました。
柿の木の下は落ち葉がいっぱい。長時間腰を曲げた姿勢でいるのが大変な親に代わって、私が下を掃いたり、ゴミを集めたり。

いや~、秋ですね。葉っぱに混ざって、いろいろなものが見られました。
まず、意外に多かった蝉の抜け殻。庭のあちこちから出てきます。ひと夏を精一杯生きた証。
そして柿の種(おつまみではなく、本当の種)と、鳥たちの食べ残し。木になったままつつくのですが、残り少なくなると下に落ちるんでしょうね。
それから虫たち。バッタの親が子を背中に乗せて移動していました。写真に撮ろうと思ったけれど、携帯を準備している間にどっか行っちゃった。
隣の家の庭から香ってくる金木犀の香りも、秋を感じさせます。この香り、大好き。家にもあればいいのに。

それにしても、庭中落ち葉だらけ。台風のせいでしょうね。
たまにはこうして手伝ってあげないと、狭い庭とはいえ、両親には大変だ…。

2009年10月10日土曜日

ただの近況報告

10月もそろそろ「中旬」と言うべき時期になってきましたね…。
うむ。忙しいぞ、ホントに最近は。

退職するのが、これほど忙しいとは思いませんでした。引き継ぎのためにマニュアルを作成しなければならない業務が多いんですよ。私が抜けてしまうと、今の部門はトップである主任と次の先生の間のキャリアが9年くらい開いてしまうので、できる仕事のレベルに差がありすぎることになってしまうのです。間に入っている位置の私は、仕事を下の人に残すとしても、できる限りわかりやすく残していく義務があるのです。

来週、祐さんファンの主任とレミゼを観にいくことになっているんですが、「ひょんさんと一緒に観劇できるのも、あとわずかだよぉ~」と悲しそうな顔で言われました。
う~ん…今までのようにはいきませんよね。

退職準備をしながら、でも普通に授業はしています。
今担当している教育実習のクラスは、受講生が全員私よりも年上という、ちょっと珍しいクラスです。
模擬授業をしてもらったら、初めて長い時間を担当したわりには結構いい授業をする人が多くて、驚きました。もちろん、足りない部分は多いんですが、全員がものすごく一生懸命ですし、手を抜くとか、実習をナメてかかるとか、理解できていない癖に妙に頑固だとかがいないので、担当していてもアドバイスしやすいです。
(前回がちょっとひどかったんですよ…。類似表現の違いを考えさせたら、「日本語を使っている期間は先生よりも私の方が長いんですから、否定しないでください」とか言われたり。このときは「そうだね、分析せずに使っている期間は長かっただろうね」と言ってやりたくなりましたが)
今のクラスはへんなところで精神的にツライことがないので、ありがたい。

退職準備しながら、そして通常の授業をしながら、一方では結婚式&披露宴の会場探しです。
とはいうものの、だいたいYさんに任せていますが。
私のこだわりは、誕生日前に式を挙げたいということ。Yさんのこだわりは、お客さんを遠方から呼ぶので、日がよくて、且つゆっくりできるように翌日が休日であること。
お互いに妙なこだわりはないのですが、それでも二人の条件に合うような式場って、なかなかないんですよ。
今日、Yさんから「ホテル○○が5月の大安に空いてるって。2時からだけど」というメールが来ました。
2時から式だと、披露宴は3時くらいにスタートですよね。お食事を出すのには遅い時間ですが…。それでも、大安だし、私の誕生日よりも前だし、翌日は休みだし。二人の条件には合っていますね。
Yさんが仮予約してくれたので、両親に確認してみようと思っています。

結婚式のことを考えるって、楽しいですね!

2009年10月8日木曜日

台風の影響

首都圏の鉄道は本当によく止まりますね!
今朝は台風の影響でJRが完全に麻痺。私はいつもより45分早く家を出たので、電車が止まる前に会社に着けましたが、来られないスタッフも多くて大変でした。(45分早く家を出たにもかかわらず、着いたのはいつもと大して変わらなかった…。でも、出社できただけマシ)

学生たちからジャンジャン電話がかかって来るしね〜。

さらに、授業に間に合わない先生がいて、急遽代講に入ることになりました。
準備の時間が全然な〜い!

仕事の予定は大幅に狂うし、さんざんでしたよ、今日は。

皆さんは大丈夫でしたか?

2009年10月3日土曜日

「お披露目会」

「いつもお世話になっている取引先の社長がさ、ぜひ会いたいって言ってるんだけど」
先週、Yさんに言われました。いつもお世話になっていると言っても、仕事上だけだったらそこまでの話になるはずないので、これはご挨拶しておかねばと、承諾しました。

今日は会社では一般の方も参加できる公開講座だったので、多少おしゃれな格好をしていても怪しまれないだろうと思ったのですが………会社に行くと、主任に腕を掴まれ、「何?今日は両家の集いか何か?」と。バレバレですか(^^;
他のスタッフも、「今日は急いで帰られるんですか?」などと聞いて来ます。あれ〜、なんでそんなに?

何はともあれ、会社の人に妙に見送られ、Yさんと約束の場所に。
お会いしたのは、某企業の社長さんと、他に3人。社長さんと親しいTさん、Yさんと同じくらいのお年のKさんご夫妻。
皆さん、6、7年前からのお知り合いだそうで、公私ともに親しくしているそうです。
「あれ、連休明けの月曜日だよね。会社のメール開けたらさ、Y君から『やりました〜』とかいうメールが入っていて、びっくりしたよなあ」と社長さん。「何をやったのかわからなかったですよね」とKさん。「K君だったらホールインワンだと思うけど、Y君は想像つかなかった」と社長さんが言うと、Tさんが「でも、K君の結婚式の後、みんなでお茶してさ、その時写真見せてくれたわよね」と。「あれ?あれは4月だよね。3月のお見合いで、4月にはもうそのつもりだったってことか!」
皆さんのこのやり取りは、涙が出そうになるくらい嬉しかったです。

「Y君はこれからが大変な時期だからさ、家で支えてやってよね」と社長さん。

はい、精一杯頑張ります!!

皆さん、本当にいい方ばかりで、これから私もお付き合いしていくことができそうな感じでした。
でも、私とは住んでいる世界が違うようなレベルも感じたので、大切そうなところは一つ一つ覚えておかなければ、と勉強にもなったのでした。(時々、Tさんに教えてもらうようなこともあるのではないかと思います)

2009年9月30日水曜日

「夫婦別姓」法案

夫婦別姓法案を提出するというニュースがありますね。
この問題は以前から議論されてきましたが…。

私個人としては(いわゆる「古い」考え方をしていることが多い)、なぜ夫婦別姓にしたいかがわかりません。好きな相手の名前を名乗れるなんて、すごく素敵なことじゃありませんか?以前、中国人と付き合っていたとき、中国は夫婦別姓の制度であることが悔しかったです。結婚して、中国人の姓を名乗りたかった。そして今はもちろん、Yさんの苗字(姓はSから始まります)を名乗れる日を心待ちにしています。
それから、子供と姓が変わるのも嫌。子供には父親の姓を継いで欲しいし、私も仲間に入れて欲しいです。

結婚していることが何か不都合になるなら、通称名として旧姓と使い分ければいいですよね。

私は夫婦別姓にしてもいいと言われてもしたくない派。こんな法案が検討されること自体が不思議。

ま、何度も言いますが…私はわりと「古い」考えの人間ですからね…。

2009年9月26日土曜日

格闘技好き

家に帰ってみたら、父がK-1を見ていました。
ショー的な要素の強いK-1はさほど好きではないのですが、今日はなぜか一緒に見てしまいました。

基本的には格闘技を見るのは好きなんです。ボクシングと空手が特に。(高校生のころは、極真の増田章選手の大ファンでした。世界大会の決勝で敗れてしまった時なんて、泣いてしまったくらい。増田選手引退後、極真の分裂騒ぎにシラけてしまい、遠のいてしまいましたが。ああ、そうだ。今の会社の近くに極真の増田道場があるんですよ。この9年間、増田さんの姿を一度も拝んでいないのが心残りだな。あと半年で…チャンスあるか?!)

「ピーター・アーツって、もう38歳だって。歳とったねえ~」とか父と話しながら、ふと思いました。

格闘技を見るのが好きだって、Yさんに言ってないや…。

Yさんの生活を考えるに、格闘技を見ることはほとんどないだろうな。
逆に、私が見ていたら引いてしまう恐れが・・・。
うむ。まあ、今の私には「この人が試合をするときには絶対に見る!」ってほどの選手はいないから、いいか。
でも、仮に一緒に見た場合、「ああ、今の効いてるね…」「もうちょっとロー(キック)を有効に使えるといいのにね」とかなんとか、感想を口にしてしまうとびっくりされそうだから、そのへんは気をつけなきゃ。
めちゃくちゃ詳しいわけではないと思いますが、スポーツにまるで興味のないYさんよりはわかっている可能性は極めて大。

格闘技のことは、私が兄たちと一緒にいるところを見たらバレる可能性があるかもしれないけど、当分の間は伏せておこうっと。

「日本語は天然」?!

今日、ウチの学校にふら~っとやってきて、入学を希望した台湾人のプレースメントテスト(レベルチェックのためのテスト)を担当しました。
日本語でいろいろ話しながら、質問の理解度や答え方からレベルをはかっていきます。

今日の人は、促音(小さい「っ」の音)や長音(伸ばす音)の発音が極端に悪い。促音や長音といった、いわゆる特殊拍は、母語が何であれ、苦手な人が多いんですけどね。今日の人はかなり聞き返さないと、何を言っているのかさっぱりわからないくらい、発音が悪かったです。

一番印象に残っているのは、日本語の勉強について質問した時の答え。

Q(私):日本語の勉強はどうですか?
A(台湾人):どうですか…?
Q:面白いですか?つまらないですか?難しいですか?
A:むずかしいです。
Q:日本語の何が難しいですか。
A:日本語は…テンネン。


「テンネン」??それって、「天然」?でも、それでは意味は通じない。

Q:日本語は何ですか?
A:「~だ」は「~ます」…「~じゃなかった」は「~じゃありません」…。日本語のテンネンな言葉。

ああ~、わかった!
「テーネー(丁寧)」ですね!!

長音が撥音(「ん」の音)になっちゃったんですね!丁寧な表現と、そうでない表現の使い方が難しいと言っているのですね!

うっかり聞いた音を漢字変換してしまったので、自分で却ってわかりにくくしてしまっていました。

これは久しぶりに面白い答えだったな。

2009年9月25日金曜日

報告作業

この連休に起きた出来事について、仕事に関係する部分は報告しなければなりません。…つまり、退職したいということ。

会社のトップとはすれ違いになってしまい、報告できず。でも、トップに言う前に、一人抜けることにより、直接迷惑をかけてしまう所属部門の上司には言っておかないといけません。
祐さんのファン仲間でもある主任は、私が以前、お見合いを理由に土曜出勤を断ったことがあるので、ある程度の事情は知っていました。話がまとまれば、私が仕事を辞めるだろうことも、私の性格からわかっていたようです。

主任の上の部長は、ひどく驚いた表情でしたが、「結婚したばかりの頃は、家庭を作ることに専念した方がいいと思うから、その判断はいいんじゃないかな」と言ってくれました。

今日の報告は、とりあえずこのお二人。明日以降、タイミングを見ながら他の人にも言っていこうと思います。

2009年9月21日月曜日

人生の特別な日

シルバーウィークと呼ばれる連休の二日目(私は昨日、仕事だったけど)の9月20日は、私の人生の中で特別な日になりました。

…と書けば、わかってくださる方もいらっしゃいますね?

Yさんにプロポーズされました~!

意外にもストレートに「結婚してください」と言う言葉でしたが、しっかり今日という日を考えてくれていました。
場所は東京駅に近い某レストラン。閉店近い時間。
私が「よろしくお願いいたします」って返事をした直後にウェイターさんが「お会計を先によろしいでしょうか」と伝票を持って来ました。
「今ね、プロポーズしたところだったんですよ」とYさんが言うと、ウェイターさんは慌てて、「お邪魔しまして申し訳ございません」と。
いやいや、もう一連のやり取りは終わったところなので大丈夫です(^O^)

「子供は5人欲しいな」
…私が34歳だってわかってます??
でも、子供が好きでよかった。私も複数は欲しいから。

Yさんはお父様が社長を勤める会社にいるので、結婚式は仕事の一環になるであろうことは、私もわかっています。会社の都合のいい時期に式を挙げることになると思います。

会ってから半年ちょっとです。お見合いにしては長いようですが、Yさん曰く、半年は様子を見たかったと。半年間、あまりボロが出なかったってことかな(^^;

34歳と4ヶ月。
とりあえず嫁ぎ先が決まりました。

さ、これから頑張って花嫁修行しなければ…。

2009年9月11日金曜日

今週は…

いや〜、今週は頑張った!!
自分で言うのもなんだけど。

月曜日から木曜日までは、日付が変わる前には帰れない生活でした。金曜日の今日は11時過ぎには家に着きそうですが。(今は帰宅途中の電車の中)

まだまだ頑張れるじゃん、私♪と思っていたら、今朝寝坊しました。
母に起こされたのは、いつも家を出る時間の5分前!
それからがすごい。なんと、起きてから8分で準備し、家を出たんです。
…ご飯も歯磨きもしていなかったけど。(顔は洗いました。最低限の化粧もしたし)

これだけの猛スピードで準備するパワーはあるわけですが、自分が疲れていることを認めざるを得ませんでした…。
腸も痛いし。

会社には遅刻しなかったし、仕事中に寝たりもしませんでしたが、今夜はちゃんと寝ようと思います。

2009年9月6日日曜日

映画2本

土曜日、日曜日とまったく違う映画を見ました。

土曜日に見たのは「サブウェイ123」。
地下鉄を乗っ取り、金を要求する男と、その無線を受けてしまったが故に交渉人に指名される地下鉄会社職員。闇を抱えた二人の男たちが、互いに正反対の方法で人生のやり直しをはかる物語。…と片付けてしまったら、作品の激しさは伝わらないでしょうね。
ストーリーよりも、映像(編集)による緊迫感がいいです。さすがハリウッド。
元証券会社社長だったという犯罪者をジョン・トラヴォルタが熱演しています。この役、ジム・キャリーがやったら、違った哀愁が出て面白いんじゃないかな?

日曜日はフランス映画「幸せはシャンソニア劇場から」。
みんなが幸せになるわけではない物語でしたが、綺麗な音楽と、ほんわかした温かさが心に残るお話でした。
そもそも親子の愛情モノに弱い私。それに綺麗な音楽が加わったら、泣かずにはいられない。
タイトル通り、劇場が舞台になっていて、愛、友情、裏切り、死による別れ、成功…すべて入っていました。
フランス映画は暗い感じがしてあまり見ないんですが、この作品は明と暗が適度に混じっていました。
いつか、舞台化するんじゃないかな~。

2009年9月5日土曜日

小さな人生論

朝ごはんを食べていたら、母が近くで弟のズボンの裾上げを始めました。
「あんたも結婚したら、こういうことしなきゃいけないんだから、練習しておきなさい」

自分の服の裾上げは時々していましたが、母のようにはきちんとできないので、この機会に主婦歴40年の技術を教えてもらうことにしました。

「いつも最後にたるみが出ちゃうんだよね〜」
と悩みを言うと、
「気づいたところで、少しずつ誤魔化していけばいいのよ。まあ、何とかなるだろうとか思ってると、何ともできなくなっちゃうから。人生と同じ。ちゃんと考えて縫っていかないと、取り返しのつかないことになるよ」

おお〜!!いきなり人生論だぁ。

「ズボンなら、どうしても駄目な時は、ほどいちゃった方がいいけど」

…人生はほどけませぬ。

「まあ、何とかなるだろう」という生き方は、あとで「皺寄せ」がきますよ。

2009年9月4日金曜日

(>_<)

久しぶりに…本当に久しぶりに…腸が痛いです(>_<)

昨日の夜、ソファーにごろんと横になったら、その後、どんなに頑張っても起き上がれなかったんですよね。気付かないうちにすごく疲れていたのかな。

ああ、そうか。本当は火曜日あたりに休みを貰おうと思っていたのでした。
主任のお母様のことがあったから、休める状況じゃなくなっちゃったんだっけ…。

休みたいと思った時は、休んだ方がいいんでしょうね。

明日は土曜日。
ちょっとリラックスせねばならん。

2009年8月31日月曜日

午前の授業を終えて教務室に戻ってくると、後輩の先生が「ひょん先生、お話が…」と。
主任のご実家から連絡があり、お母様がご危篤とのこと。主任は急いで帰省されたということでした。

お母様は以前からアルツハイマーがひどくて、施設に入っていらっしゃったんですよね。今月の初めにも、ご家族から「お前のことを忘れてしまう前に、一度帰って来い」と言われ、数日休みを取って帰っていました。
元気にふるまっている主任ですが、常にご両親(お父様もご高齢で、病気がち)のことを気にしているのは知っていただけに、今回のことはかなりショックだろうと思っていましたが…。
夕方、上司に連絡があったのですが、結局お母様のご臨終には間に合わなかったそうです。

つらすぎる…。

主任は私よりも3歳上です。3歳しか違わないんですよ。もうお母様を亡くされるなんて…。
私は兄弟の中で3番目の子供ですが、それでも母が27歳の時に生まれているので、親はまだ60代です。
主任は2人目の子供なのですが、ご両親が40過ぎてから生まれたので、お母様はもう80近かったんですよね。
80まで生きたんだから…という言葉も、きっと年下で、親がまだ若い私が言っても慰めには響かないでしょう。
かける言葉が見つかりません。
告別式などがあるので、今週は実家にいるようですが、戻ってきたときには、黙ってそばでできる限りの協力をしてあげるしかないかな。

考えてみたら、私の母方の祖母は私が5歳の時に亡くなっています。生前の記憶が1シーンだけあります。その次はポンとお葬式の時の記憶になってしまいます。「お棺に花を入れてあげなさい」と父方の祖母に言われたけれど、亡くなった祖母の顔があまりにも白くて、「怖い」と返事をした記憶があります。(怖がっていたら父に叱られて、結局、お花を入れたような気がします。曖昧ですが)
私が5歳の時…母に聞いたら、祖母は57歳で亡くなったのだそうです。
57ですよ!あまりにも早い!

親の死って、先のことのように思っていてはいけないんですよね。
今、自分の両親が二人とも健在だということが幸せなんですよね。

兄たちが仕事で成功していくこと。そして、私が幸せな結婚をすること。私の子供の世話をすること。
これが今の母の願いです。
父の願いは、おそらく「私の子供の世話」以外は母と同じであると思われます。子供にはそういう話をしないので、はっきりとは知りませんが。あ、会社を大きくしていくことはあるでしょうね。でもそれは私ではなく、兄たちに託されています。

両親を幸せにすることが、成人した子供の勤めなんだろうな。
精一杯育ててくれた恩返しをしないと。

2009年8月30日日曜日

スヌーピーフェア

注文したコンタクトレンズを取りに行った帰り、デパートで開催されていたスヌーピーフェアに行ってきました。
キャラクターものには興味のない私ですが、なぜかスヌーピーだけは大好き。
何か買おうと思ってお店に行ったとき、スヌーピーのものとそうでないものがあったら、必ずスヌーピーのほうを選びますし、スヌーピータウンがあれば、素通りすることはできません。
なんであんなに可愛いんでしょう!!

写真は会場の前に飾られていた「シュガースヌーピー」です。
お菓子職人さんが砂糖で作ったスヌーピーの世界です。これまた可愛いですよね~。

会場で様々なスヌーピーグッズに囲まれ、一人静かに興奮している私の他にも、さまざまな年代の人が興奮していました。
「ねえ、これ見て!足跡のマグカップよ。可愛いわよねぇ」と50歳くらいのご婦人が言うと、買い物に付き合わされているらしいご主人が「さぁ、俺にはわからないな」と。似たような光景が年代を問わず様々なカップルの間で交わされていました。
親子連れとなると、奥さんだけではなく子供たちも大喜びしているので、会話は少し違います。「可愛いものを全部買っていたら、大変なことになるからね。ちゃんと選んでね!」って。

たった1匹の犬のキャラクターなのに、人々をここまで夢中にさせるとは…恐るべし。

ロールケーキ大会!

今日は友人宅にロールケーキを持ち寄っての「ロールケーキ大会」でした。

いつも私たちに場所を提供してくれる友人は箸休めになるような軽食を作って待っていてくれました。

写真は右からKIHACHIの「キハチロール」、和楽紅屋の「七尾鳥居醤油ロール」 、モンシュシュの「堂島ロール」です。実際はもうひとつ、王様のご褒美の「王様のジャージープリンロール」がありました。
いや~、ロールケーキってお店によって全然味が違うんですね!キハチロールと堂島ロールなんて、見た目はさほど違わないのに、生地のふわふわ感と中のクリームの濃厚さは堂島ロールが圧倒的!一方、クリームの多さはキハチロール。
醤油ロールはその名の通り、醤油が使われているようなのですが、思ったほど醤油の味はきつくなく、どちらかというと和菓子のよう。畳の部屋で、日本茶と一緒に出してもいいね~、なんてみんなで言っていました。
ジャージープリンロールは、クリームの中にミルクプリンが隠れていて、ちょっと楽しい。ミルクプリンがぷるんとしていて、美味しかったです。
箸休めとして友人が作ってくれていたのは、スナックにつけて食べるディップが3種類と、じゃがいもチヂミ、ピクルス、ナムル。そしてこれだけは買ってきたというキムチ。じゃがいもチヂミは、意外にシンプルな作り方。普通に焼いても美味しかったんですが、友人のアイディアで、最後の一つに粉チーズをふって焼いてみたら、ビールのおつまみになりそうな感じになり、これまた美味しい。今度家でもやってみようっと。
何杯もお茶を飲みながら、皆で結構食べたんですが、いくら甘いもの好きな女子組でも、すべてを食べきることはできませんでした。
余ったものは分けてお持ち帰り。
友人は「もう、当分甘いものはいらない…」とか言っていましたが、私は明日の朝でも残りを食べちゃいたいくらい。こんな状態だから太るんだけどねえ。。。

2009年8月28日金曜日

日本語教師の実践力

今月、私は養成講座の授業で初めてのものを担当させてもらいました。
今まで主任だけが担当していた科目なのですが、おそらく近いうちに私も担当するように言われるんじゃないかと思っていた科目だったので、心の準備はできていました。…実際にやってみたら、時間配分が難しかったけど。

この授業のテーマは
実践力!

日本語教師の実践力とはどういうことかを考えてもらい、各自、これからの課題を設定してもらおうという授業です。

問題がある授業(実際の授業ではなく、そのために作られたもの)の教案と様子を見てもらい、問題点はどこか、なぜそれが問題なのか、改善するためにはどうすればいいかをグループワークで考えてもらいます。
授業の対象は、来月卒業を控えた人たち。
主任に授業のレクチャーをしてもらったとき、「ポイントを押さえる人もいるけど、だいたいの人がパフォーマンス面しか見られないよ」と言われましたが、実際、その通りでした。
「教師が棒読みなんだよね」
「教案を見すぎているよね」
…確かにそれも大事ですが、それ以上に大事なものを見落としているよ…。
たとえば学習項目の意味を伝えなければいけないところで、他の言葉と勘違いされそうな説明をしてしまっているとか、文法的に誤りである文を提示してしまっているという点に気づけない人が多いのです。
読解の授業のはずなのに、いきなり文を音読させ、教師が語彙を説明してしまっているような授業の様子を見せても、「教師の説明が一方的である」ということには気づけても、「読解ならば、最初は黙読させ、学習者がどこまで理解できているかをチェックするための質問を出すような進め方が必要である」という学習目的を意識しなければいけない部分は気付く人と気付かない人が半々くらい。
ここが、実際に現場で揉まれた教師と、養成講座を受講中の人の差かな…。

この授業を3クラスでしてみて感じた「養成講座の受講生に足りないもの」。
分析力
そして
活動目的を意識すること


それから、この授業ではなく、今学期担当していた教育実習クラスで、指導しきれなかった点。(事あるごとに力説したつもりでしたが、浸透させきれなかった…)
学習者のために最良の方法を選択すること

今回の教育実習で、私が何度も問いかけたのは、
「この活動方法を選択した意図は?」
「誰にとって有益な方法なんでしょうか?」
「ここで何を一番伝えたいんですか?」
の3つ。
2番目の「誰にとって有益か」という部分なんですよね、難しいのは。
「こうしたら楽だろう」という発想で活動を選択することは決して悪いことではありません。でもそれは誰が楽なのか。「教師も学習者も楽になる」だったらいいのですが、「教師が楽になる。学習者は簡単になる」ではダメなのです。つまり、教師がやりやすい方法を取った結果、学習者にさせる活動のレベルが下がり、本当に必要な練習ではなくなってしまうというようではいけません。
「直接法は効率が悪いのではないか。もっと媒介語を使った方が、学習が速く進むと思う」とレポートに書いた人がいました。
その通り。直接法は同じことを教えるのにでも時間がかかります。でも、このレポートを書いた人は「学習が速く進む」というのが、学習者が本当に求めていることかどうかは、ニーズやレディネスによるということを見落としているのです。

「媒介語を使う」→「どんどん進められる」かもしれませんが、マイナス面として「日本語を聞いて考えるという回路を作る工程を邪魔している」ということもあると思います。
何の理由もなく、このマイナス面が無視されているのであるならば、媒介語を使うという選択は「教師本位」と言わざるを得ません。

私は決して直接法の信奉者ではありません。私自身、学習者のレディネスに合わせて間接法で授業を行うことがあります。相手によって使い分けているのです。

目の前の学習者にとって何が一番必要か。それを第一の基準にし、教師の都合は第二に回せる力をつけさせること。
これも実践力の一つになるでしょう。

日本語教師養成講座担当者の実践力というテーマで考えてみると、私の課題は受講生に「実践力とは?」を考えさせることですね。

2009年8月27日木曜日

私のいる学校は、いくつかの団体から日本語支援ボランティア養成講座の依頼を委託されていて、教務の専任講師が持ち回りで担当しています。
依頼をしてくる団体の多くは、その団体に所属しているうちの卒業生の紹介です。卒業して、地域のボランティアで教えているという人たちです。

今日、そんなボランティア団体の一つにいる卒業生から、地域特産の梨が一箱送られて来ました。
去年、初めて送ってくれたのですが、そのときに私たちがあまりにも喜んだからか、今年もまた送ってくれたのです。
そして、今年も大喜びの私たち。
だって、一人では食べるのが大変なくらいの大きさなんですよ、一つが。二人で一つにしても、充分すぎるくらい。

ボランティアをしている人から「先生方に授業していただいて、みんなすごい喜んでいるんですよ」と言っていただけたり、その地域の行政から「他の学校さんにお願いしていた時に比べると、受講者の定着率が良かったです」なんて報告をいただくと嬉しくなります。それだけでもありがたいのに、こんな素敵なものをいただいたら、感動してしまいます。(買ったら、けっこう高いと思います)

ボランティアで日本語を教えていらっしゃる方は、日々外国人のいろいろな疑問に付き合って、試行錯誤していらっしゃるので、私たちのコメントを実感を持って聞けるんですよね。その点、校内の教師養成講座にいる(まだ直接法で教えたことがない)受講生とは違います。ボランティア養成講座を担当したときの楽しさは、このへんが関係しているのかな。

校内の養成講座にいる人から、精神的に傷付けられることもありますし、怒鳴りたくなることもありますが、卒業生や外の団体の方がこうして評価してくださると、自分のやり方は間違っていないと思えるのです…。

2009年8月26日水曜日

消毒液

インフルエンザの流行のニュースが連日伝えられる中、うちの学校でも消毒液を各校舎で買っておこうということになりました。
衛生管理係の人たちが、あちこち探してくれたのですが、全員分をカバーできるような量は確保できず。やっぱり難しいね〜、とか言っていたのですが…。
数日前、私は家の台所にでんと置かれた消毒液の箱を見つけました。
あれ?これ、どうしたの?…もしかして、パパの会社で扱ってるの?!

なんと!盲点でした。父の会社の商品に消毒液があったとは!

さっそく価格表をもらい、会社へ。あっさり上司のOKも出て、各校舎から注文殺到。
「ひょん先生、大量注文です」と経理のお姉さん。
まいどありっ!
…て、私の懐には入らないけど。

家族の中で、一人だけ異業種の仕事をしている私は、父の会社のことをほとんど知らないのです。
今回、こんな形で日本語学校の役に立てるとは思いませんでした。

2009年8月25日火曜日

ハイテンション!

いや、私じゃなくて。ボイス・トレーニングの講師なんですけど。

土曜日にもボイス・トレーニングに行ったんですが、8月は他に週末の予約が取れなくて、平日に入れてもらったら今日(日付変わっちゃいましたが、24日の月曜日)になっちゃったんで、行ってきました。
「平日にひょんさんの姿を見るとは!」と講師。
「僕ね、火曜日が休みなんですよ。だから月曜のこの時間はテンション高くって!」
ハイ、そのようで。
「2日ぶりですね。お元気でしたか?アハハハハ」
おいおい、テンション高すぎだよ。

もちろんね、レッスンはちゃんとやってくれたし、新しいトレーニング方法も入れてくれたので、とっても勉強にはなったんですけど、何せ一言一言がいつもと違う。歌を歌っているわけじゃないけれど、流れるようにしゃべるもんだから、聞いている私は呼吸の途中でうっかり吹き出しちゃったりするんです。きっと顔はゆがんでいたに違いない。
私が今日の最後の予約者だったから、ゴールが見えて嬉しいんでしょうね。

でもね、センセ、終了時間になったとたんに、「よし、明日は休みだ~!」は言っちゃだめよ。もちろん私も教師だし、さんざん気を使わなければいけない人たちを相手にしている仕事だから、気持ちはわかるんだけどね。一応、私も受講生で、同じ部屋にいるんだからさ。
私に気を許してくれているのはありがたいけれど、「声が大きい人=寛容な人」ではないと思うぞ。

もちろん、私も休み前の授業が終われば、「やっと終わった…。明日は休みだぁ~」と思いますけどね。それを受講生の前では口にしないだけのプロ意識はあります。私が休みかどうかなんて、受講生は関係ないもん。

ハイテンションのついでか、計画的か(前者だったらマズイと思うが…)今日はいろいろと練習方法を教えてもらいました。
とにかく腹筋を使って息と声を出す練習。

レッスン1(すべて腹筋を動かして息を出すことを意識しながら行う)
(1)息だけを「スッスッスッスッ」と4回出す。
(2)同じ呼吸の仕方で、今度は声に出して「スッスッスッスッ」と言う。
(3)息だけを「スーッ、スーッ、スーッ、スーッ」と4回出す。
(4)同じ呼吸の仕方で、今度は声に出して「スーッ、スーッ、スーッ、スーッ」と言う。
(5)(1)~(4)を「ハ」で同じように行う。
(6)(1)~(5)をそれぞれ胸に響かせる低音、顔の真ん中あたりを響かせる中音、頭を響かせる高音で行う。
※ハ行が苦手な私はこれがきつかった!

レッスン2(緊張を伴う状況でも言葉をスムーズに出す練習)
20個くらいの単語を1秒に1つの速さで続けて言う。妙に間が開いたり、言葉を噛んだら、最初からやり直し。
※呼吸のタイミングがつかめなくて、2回やり直しました。でも、「短い言葉のときにすっと吸えばいいんですよ」と言われてその通りにしたら、3回目にクリアしました。

レッスン3(表情筋のトレーニング)
(1)(目まで大きく開いて)「ア」→(顔をすぼめるように)「オ」を、声を出さずに早いスピードで20回程度。
(2)(思いきり口を横に引いて)「イ」→(思いきり口を尖らせて)「ウ」を、同様に20回程度。
(3)同様に「エ」→「オ」
※これはすでに知っているものでしたが、(3)が苦手なんです!(1)と(2)は何回でも余裕なんですが、(3)だけは最後の数回に疲れてしまう!!


レッスン2を私がクリアしたとき、「すご~い。何か感動しちゃいました」と講師。…おいおい、なんで感動するんよ。クリアするまでさせるつもりだったんでしょうが。その一方で、「ひょんさんだから、あっさりやっちゃったらどうしようかとも思っていたんですよね~」って、、、どっちやねん!!
やっぱりハイテンションだわ。

とりあえず、センセ、明日はゆっくりお休みください。(あれだけ休みを楽しみにされているとね、これしか言えない…)

2009年8月23日日曜日

コンタクトレンズ

この週末は、少々風邪気味。
でも、昨日のブログにボイス・トレーニングのことを書いたように、わりと出歩いていました。

ボイス・トレーニングの前に眼科へ。去年からメガネでやってきたんですが、そもそも「真面目人間」に見える自分のメガネ顔が嫌いな私。人生初のコンタクトレンズを購入することにしたんです。
コンタクトレンズって、どうやって買うかもわからないのでネットで調べてみると、「まず眼科へ行きましょう」と。
眼科へ行って何するかもわからなかったんですが、とりあえず行って、受付で「コンタクトを初めて作ろうと思うんですけど、検査とかいろいろしていただかないといけないのかと思いまして…」というあいまいな注文。もちろん、眼科の方にはそれだけで十分通じましたけど。
一日に何時間くらい装着しているつもりなのかと聞かれ、朝6時に起きて夜12時に寝るまでと答えたら、「そんなに長い時間?」と言われました。コンタクトって、一日中つけているものではないんですか??

使用予定時間が長いということと、乱視が入っているということで、ハードコンタクトを勧められたんですが、試しに入れられたものが痛くて!…ハードを入れている人って、こんなのに耐えているんですか?!
ボロボロ涙を流していたら、別のものに入れ替えてくれました。これも違和感がものすごくあったんですが、最初のよりは遥かに楽になり、「これが一番いいと思いますよ」と医者にも言われ、処方箋を出してもらいました。

眼科の目の前にあるコンタクトのお店に行ったら、「右目のものは在庫がありますが、左は今ありませんねえ。特注となるので」と。うひょ!…と…とくちゅう?!
(前にも書いたと思いますが、私は左右でひどく視力が違います)
来週の水曜日に届くので、木曜日以降に来てくださいと言われました。私のコンタクトレンズ生活、お預け。
次回行ったときは、装着練習とか、洗い方の練習をしなければいけないそうです。面倒くさい…けど、自分でレンズ入れるの、怖い。。。

日曜日の今日は、本当は会社へ忘れ物を取りに行こうと思っていたんですが、どうしても体が動かず。
1時間以上かけて東京へ行けるようなエネルギーはありませんでした…。
疲れがたまっているんだよね、ホント。
Yさんと会う約束をしていたんですが、イタリアに1週間行っていたYさんは時差ボケが直らず、それでも無理に仕事をしていたらついにダウンしてしまったそうで、「ごめん…休ませて」とメールが。Yさん、結構やわなんです。子供のころは虚弱体質だったそうで。たぶん、体は私の方が強い。
今日は私もボロボロに疲れていたので、こう言ってはなんですが、ありがたかったです。(そんなことは返信に書かなかったけど、内心、そう思っていました。だって、昨日、ボイス・トレーニングの講師に「疲れていますか?」って言われたくらいですからね)

来週、どこかで半休取れないかなぁ。本当はコンタクトレンズが届いた後の木曜日に休めればいいんだけど、授業が午後だったようなぁ~。やっぱり次の土曜日までは休めないかな。コンタクトも土曜日の午前かな。。。

2009年8月22日土曜日

ドスがきかないように!

久しぶりにボイストレーニングの話題を。
予約を入れるのが遅いため、なかなかいい日に行けないんですが、楽しく続けています。
最近は息の出し方とか、普通の話し方をする時の声は注意されなくなりました。
私が、自分が困っているわけでもない部分の指導法を質問するもんだから、講師はちょっと苦笑。でも、ちゃんと答えてくれ、今日はプラスアルファもつけてくれました。

大きな声を楽に出させる方法。身体を動かさせる。
高い声は遠投をするように。低い声はアンダースロー、真ん中の声は顔の高さくらいで、「OK!」とでも言うように腕を突き出す。
なるほど。これは恥ずかしがって声を出そうとしない人に出させるのにいいかも〜。
私の質問は、「さ行が舌足らずになるような人には、どう指導されていますか」ということ。
講師いわく、苦手な行がある人には、とにかく口の明け方を意識させながら、ゆっくり明瞭に言えるようにしていくんだそうです。ゆっくりはっきり言えない人は、普通の速さではもっと言えないから、と。
へぇ〜。意外にシンプルな答えだ。

今日は「エ」をたくさん使った文の練習。
「絵入りの英字新聞は、絵を見ながら学べて得るものが大きい」

それから「余裕ある話し方」をマスターするための練習。
「あえいうえおあお」(普通の速さで言う)を、四回言う。ただし、間にゆっくり三拍間を開けて一息で言うことがポイント。
講師が手本を示してくれた時には難しそうだと思いましたが、意外にあっさりクリア。間をあけて話すのは、普段やってるからね。文法説明する時とか、聞いている受講生が気難しい人である時なんかに。

今日、講師から注意されたこと。
チェストボイス(低音の声)でも、優しく。特に文頭。ドスがきいてしまっているので、怖い。
…うむ。男役時代、拳銃振り回して怒鳴っていたときの癖が未だに…。

直すもん!頑張るもん。

選挙

各党の代表が演説をしている様子がテレビで流されているのを見ながら、母が「民主党ってホントに嫌。自民党の応援で、1票入れる以外に、何かできることはないかな。○○さん(うちの選挙区の自民党候補)の事務所に行ったら、何か手伝わせてくれるかな」

…家族はあきれ顔。そこまでしたい??

「だって、自民党のために何かしてあげたいんだもの」

一般家庭の主婦をここまで熱くさせている選挙なのです。

「俺の周りには民主がいいなんて言っている人は誰もいないんだけど、そんなに民主党が有利なのかなぁ。民主党を応援する人がいること自体、信じられないよ」と弟。
「政治に影響される業界にいる人は、政権交代なんか望んでいないよ。民主党が政権とったら、めちゃくちゃになっちまう」と兄。(注:官僚の兄ではありません)
「…私の周りには、民主党だって言っている人、結構いるよ」と私。
「結局、マスコミの情報しか見ていない奴が改革だとか言って民主党に流れるんだよな。変革なんか本当は望んでいない奴に限って、改革だと騒ぐ。そんなもんだろ」と冷めたような兄。
「(製造や流通)現場の人間は、民主党になったらヤバイって言ってるよ」これは弟。
「だいたい、自民党の中でいろいろな意見で割れて、民主党の中でも割れてるんだから。自民と民主と、一部の連中は同じことを考えているのに、党が違うから叩き合ってる。これじゃあダメだろ。一回選挙やって、また自民と民主がそれぞれ壊れて、同じ考えを持つ奴らが集まって進めないと」と父。
「でも、同じ民主党が政権とっても、自民がどれだけ議席を確保できるかで、次の選挙の時期が変わっちゃうよね。民主が圧倒的だと、ボロボロになっても、選挙しようとしないだろうから。自民党がずっと選挙を伸ばしてきたみたいにさ」と兄。

男人口の多い我が家では、政治の話や経済の話が当たり前のように朝のひとときに入ってきます。
3番目の子(=私)だけ、経済には疎いし、一人でいる業界が違うし、だんだんついていけなくなるため、もっぱら聞き役に回ります。
今回の選挙は、我が家の食卓を熱くさせています。

2009年8月16日日曜日

アンパンマン劇場



横浜のみなとみらい地区の一角にあるアンパンマン劇場へ行きました。
お盆休みということで、兄家族が来ているのです。
私は一人、お盆休みがないので、金曜日までは普通に仕事。土曜日の朝、「やっと休みだぁ~」と寝ていたら、出かけようと起こされました。
私の顔を見て嬉しそうな様子をしてくれる子どもたちのためなら、オバチャンも頑張るしかないでしょう!
アンパンマン劇場は意外に小さい敷地の中にあり、お店がびっしり。パンの話なだけに、もちろん「ジャムおじさんのパン工房」もあり。
写真のカレーパンは甥っ子が大きく一口かじってしまった後なので、こんな形ですが、ちゃんとカレーパンマンの顔だったんですよ、最初は。
2歳の姪はバイキンマンが怖いそうで、ショーの中に出てきた着ぐるみのバイキンマンに顔を引きつらせていました。
(夜になっても、「バイキンマン、怖かった。大きかった・・・」と言っていましたから、よほど怖かったんでしょうね)
お盆休みということで、すごい人出でした。劇場に入るだけでも大変。
純粋に楽しんでいる子どもたちを見たら、こういうところに連れてくることも大切だと思うんですけど、お父さん・お母さんは大変だなぁ~。。。

2009年8月15日土曜日

坂本龍一の音楽

眠れなくてテレビを見ていた夜。
NHKで爆笑問題の「ニッポンの教養」を見ていました。

放送していたのは東京芸術大学の学長とのトーク。
話の内容も面白かったんですが、舞台が芸大だということもあってか、バックに流れる音楽に坂本龍一のが多かったんですね。
最近、私はわりとオペラの曲…クラシック系が好きだったんですけど、教授(坂本龍一)の曲を聞いたら、コンピューターでガシャガシャいっているような曲でも心にしっくりくるものがありました。
その直前はどっかの局の音楽番組で流れていた曲が耐えきれなくてチャンネルを換えていたのに。

教授の音楽って、何か心に訴えかけるものがあるんですかね。
これは人によって違うでしょうけれど。

2009年8月14日金曜日

宇宙との通信

Yahoo!ニュースを見ていたら、太陽系外のどこかの星に、メッセージを送る試みがなされるそうですね。
この企画はオーストラリアで行われるんだそうで、今はメッセージ(英語のみ)を募集中だとか。
その星には生命体が存在している可能性があるとのことですが、それはどうやってわかったんでしょう?

募集するのはいいんですが、届けるのに片道20年くらいかかるんですって。向こうがよっぽど進んだ手段を持っていない限り、返信が来るとしても42年後とな!
ロマンのある話かもしれませんが、何十年も先なのはちょっとね…。
しかもメッセージは英語。解読してもらえなかったら返信も来ないし、第一、本当に生命体がいるかもわからないんですよね。

いやはや、気が遠くなりそうです。

2009年8月13日木曜日

安崎求さんと森山開次さん

たぶん今回のヴァンパイア観劇は今日が最後だと思います。
珍しく定時に退社し、帝劇へ。そして久しぶりに浦井君のアルフレート。(可愛いけれど、歌による芝居はまだまだだなぁ)

祐さんの出待ちはいつものように大混雑。観劇せずに出待ちだけの人もいるようですね。でも、そういうことは、あまり大きな声では話さないほうがいいですよ〜。と、他人事ながら思ってしまう。

祐さんが通り過ぎた直後の楽屋口の扉から、顔だけ出して、混雑をやりすごそうとしている人がお一人。…あ、シャガール役の安崎さんだ。
祐さんファンの熱狂ぶりを楽しそうに見ている安崎さん。目が合ったので、握手してもらっちゃいました。「『ミス再婚』の時から応援してます」と適当なことを言う私。すると安崎さんも「あ~、覚えてる!」とこれまた適当な返事。「なんで覚えてるんですか!」と、うっかり楽屋口で大声で笑いだしてしまいましたよ。だってあの頃、私は毎日のようにいましたが、安崎さんには話しかけなかったもの。パク・トンハにたかっていたファンを覚えているとでも!?
それでも「いやいや、覚えてる」と繰り返す安崎さん。ありがとうございます、楽しいリアクション。お調子者なあなたが好き(?)です。ファンにはならないけど、歌の上手い人として応援はしていますよ~♪

祐さんが去っても、出待ち人口が減らない。あれ、なんで?と思っていたら、警備員さんが「浦井さんの出待ちの方は、こちらに寄ってください」と。ああ、そうか、浦井君を待っている列か。

ところが浦井君が去っても、思ったほど減らない。これは…森山開次さん待ちでした。
一人一人に丁寧に対応する森山さん。私はもちろん先輩にお付き合いして一緒に待っていました。
先輩「こんばんは」
森山さん「こんばんは」
先輩「(緊張のためか、何故かもう一度)こんばんは」
森山さん「(戸惑い気味)こんばんは」
先輩「あの…いつも重いもので申し訳ないんですが、韓国の柚子茶です」
森山さん「韓国の?」
先輩「飲んだことありますか?」
森山さん「いや、初めてです。何ですか?」
先輩「柚子のジャムみたいなものなんです」
森山さん「柚子のジャム?」
先輩「喉にいいので」
森山さん「ああ、歌ってるんで」
先輩「お湯で割って飲んでください」
森山さん「ありがとうございます」

私は横から黙って見ていただけですが、森山さんの優しい雰囲気で、こちらの心も安らいでしまいました(^O^)

あ〜、トンハさんに会いたい…。

2009年8月10日月曜日

「感覚」を教える

「ここから先、どのように授業を進めたらいいのか、考えてみたのですが、まったくわかりません。アドバイス願います」

週末提出された実習生の教案の最後に書かれていました。

この実習生が担当する課題は「誘い」の表現。つまり、「~しませんか?」「いいですね。しましょう!」のような表現です。

「誘い」が課題なんだから、授業の最後には友人を何かに誘うような会話練習をすればいいだろうが…と思ったんですが、そこでどうコメントを書くか迷いました。

私はどうして「誘いがテーマ」→「人を誘う会話練習をする」とつながるんだろう?と考えたんです。
現場経験のある日本語教師なら当たり前のことだと思います。私の場合は、教師養成講座を出ていないんですが、誘いがテーマになった日に会話練習をしないなんて思ったこともないので、現場に放り込まれてもあっさりやっていました。でも、実習生はそれがわからずに悩んでいるのです。「誘いだから会話でしょ」と言えば済むことですが、それではこの人がどこかの日本語学校に就職した時に、役に立つアドバイスにはならないでしょう。

テーマに沿った適切な練習が選べるようにするためには、どんなコメントをつければいいんだろう…。

教師経験のある方なら、同じことを迷ったことがあるのではないでしょうか。
自分が感覚的に身につけてしまっていることを、他の人に教えるためにはどうしたらいいか。
知識を教えるのは簡単です。知識ではなく「感覚」を教えるのは大変。特に自分がそこで苦労していない場合は。

悩んだ末、これは紙面のコメントだけでは伝えられないと思い、コメントに加えて直接話すことにしました。
「既習の“~が好きです”などの表現も使えますよ。“~ませんか”のような表現を、日常でどのように使っているか考えてみましょう」
教案にはこんなコメントだけ書いておきました。

朝、授業が始まる前に返却して、「授業後にお時間があれば、少し話しましょう」と言っておきました。
で、お昼休みに話しに行ったんですが、それまで実習生なりに私のコメントを見ながら考え、そしてやはり悩んでいました。
「先生、“好き”が使えるっていうのは、誘う前に好きかどうか聞けってことですか」
(…なんでそう「答え」を求めるんだ?)
「誰かを誘うときって、どんな風に話してます?」
「急には言わないです」
「そうですよね。じゃあ、どんな風に話を持って行きますか。たとえば、飲みに行くとしたら」
「お酒が飲めるか聞きます」
「そうですよね。どうやって聞きます?」
「お酒を飲めますか、とか、お酒が好きですか、とか」
「うん。可能形はまだ教えていないから・・・」
「“飲みますか”」
「そうですね。“飲みますか”とか“好きですか”とか使えますよね。じゃあ、好きだと言われたらどうしますか?」
「飲みに行きませんか」
「OKしてもらったら?」
「…え?そのあと?…飲みに行きます」
「それはすぐ行くってことですか。じゃあ、この時間に、今晩のことを誘うなら?」
「あ、どこで飲むかとか話します!」
「そうですよね。そんな話もしますよね。他には?」
「他に…?」
「だって、ホラ、何時頃出かけるんですか」
「ああ~、そうですよね。そういうこと決めないとヘンですよね」
「飲みに行くことと、待ち合わせ時間と行くところを決めたら、ほら、スケジュール帳に書けるだけの情報が得られるじゃないですか」
「ホントだ!」
「人を誘って約束を取り付けるというCan-do ですよね」
「ああ、なんとなく見えてきました~。会話もQAも何も思いつかなくて。初級って使える言葉が限られるし」
「使える言葉のリストをにらんで考えていても、何も思いつきませんよ。まず“誘い”の表現は自分の生活でどういう状況でどんな風に使っているかを考えて、会話になるならそれを書き出してみるんです。教えていない表現が出てきてしまうなら、そこを既習の表現に置き換えられないかって、そのあと考えればいいんですよ」
「先に会話を考えちゃう方法があるんですか!?」
「大切なのは、生活でどう使えるかということでしょ」
「そうですよね・・・。あ、なんかとっても勉強になりました!」

実習生はこのやりとりで喜んでくれました。でも、私の方は上手く指導できなかったという反省が…。
だって、上のやりとりって、ほとんど私の誘導じゃありません?本人に気付かせるように指導することが、まだできていないのです。
実習生がこの後他の課題に取り組んだとして、今日のやりとりをヒントに教案が作れるだろうかと考えると、自信がありません。

人を教えるって、難しいなぁ…。
教育実習を受け持つようになって、もう7,8年になると思いますが、未だに私は発展途上。適切な指導ができたと思えることはほとんどありません。

勉強、勉強…。

2009年8月9日日曜日

「官僚たちの夏」

毎週日曜日に放送しているTBSのドラマ「官僚たちの夏」。
みなさん、ご覧になっていますか?

このドラマを見ていると、政治家がどうしようもなく悪者に見えてくる。私利私欲で動いているというような。政治家の権力闘争に官僚たちが振り回されていますからね。
今日は、水俣病や四日市ぜんそくなどの公害への対策と、国内産業保護対策をめぐる話だったんですけど、官僚たちが批判をあびつつ、政治家たちに振り回されつつ、夜な夜な勉強会を開いて、検討を重ねて法案を作っているわけですよ。

でも、こんなドラマを放送している今って、衆議院の総選挙に向けて各党が公約を掲げて戦っていて、その中には思いきり「官僚を減らす」っていうのが盛り込まれている党もあるわけでしょ。

官僚バッシングが盛んに行われるようになって久しい今、この作品をドラマ化するというのは、テレビ局の中でも賭けだったんじゃないかなぁ。
よくドラマ化したなぁと思います。しかも単発じゃなくて、連続ドラマですよ。役者さんたちも揃えてね。
(佐藤浩市はこういう役、合いますね!)

うちは兄がまさにこのドラマの舞台になっている通産省(現在は経産省)の官僚なんです。だからついついこのドラマには感情移入してしまう。
だって、ドラマに描かれている官僚たちの忙しさと苦悩って、実際にそうなんだもん。
母は毎週のように「あの子もこれをやっているのよねぇ…」とつぶやきながら見ています。
このつぶやきの後には「それなのに政治家は…」と続くんですが(^^b

仮に民○党の言うように、官僚を減らしたとしますね。その分は政治家が担えるものなんでしょうか?
だってね、政治家の中で、人気取りにはつながらない地味な対策を検討して、法案を書ける人が何人いると思います??
誰かがしなきゃならないんですよ。それが官僚なんです。
官僚の人数を減らすったって、どうせ官僚に頼らなければ何もできない癖にさ。。。


裁判員制度に反対する人たちがいるでしょ。ああいうのは法律のプロに任せればいいんだって。(私もそう思いますが)
それと同じく、政治家は政治家の仕事をして、自分たちにできないことは官僚に任せればいいんです。
一部の役人がタクシーでビール飲んで帰ったからって、何だっていうんです!だいたい、電車が走っているような時間に帰れないんですよ!ビールをもらって飲むなんてところに目くじら立てるんじゃなくて、それまで官僚が働いているんだってことに気づいてほしいです。
政治家はいいですよね。車が迎えに来てくれるんですから。

今月末は選挙ですね。
テレビでは「A党とB党の公約を比較する」なんてことをいろいろやっていますが、テレビで取り上げる内容以外のところも読まないと、テレビに操作されているような格好になっちゃいますよ。
人気取りばかりを考える党が政権を取るようなことがないように、マスコミに踊らされることなく、自分の意志で選んでいきましょうよ!

出待ちの夏!

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の観劇で、今年も熱〜い夏になっております。

…と言っても、私ではなく会社の先輩が。
もちろん、私も祐さんの歌声が満喫できるこの作品が大好きですし、森山開次さんにハマッた先輩のおかげで、ダンサーたちにも目がいくようになり、いろいろと楽しんでいます。

ヴァンパイアダンサーの一人、蔡暁強さん(仲間達にはシャオチャンと呼ばれているようですね)は小柄ながらもキレのあるダンスを見せていますが、調べていたら、彼の日本語のブログを発見!
いかにも中国人、という間違いいっぱい。ちゃんと本人が書いているんですね〜。偉いなあ。一回が短いですが、頻繁に書き込んでいるし、ファンたちのコメントもちゃんと読んでる。…少しは見習いましょうよ、トンハさん…。日本語の作文力はトンハさんのほうが上なんだからさ…。(無意識にレベルチェックをしてしまった、日本語教師の悲しい職業病…)

先輩が森山さんの出待ちをするのに付き合っていると、いろいろな方々を見ることができます。
知念ちゃんは一児の母とは思えぬ可愛さ。大塚ちひろちゃんも可愛いですね〜。ちひろちゃんは、まだ子供って感じがしますが。
浦井君はファン一人一人に対して、とっても丁寧。よっしー(井上芳雄)と違って、偉そうなとこがない。彼の歌は好きではないのですが、ファンに対する態度は好感持てます。
シルビアさんは意外に小さい。舞台だと骨太で頑丈な感じですが、笑顔がチャーミングで、ほんわかしたオーラ。
禅さんはちょっとおっちょこちょい!?あっちこっちに荷物をぶつけたり、手を滑らせて落としたり。なんか愛嬌のある人。
イズミンは「ロック」の人って感じ。くねくねした臆病なアルフレートとか、優しいマリウスとか演じているイメージが強いのですが、出待ちで見かけた素のイズミンは、サングラスかけてガム噛みながら、ちょっと(良くない表現ですが)チャラチャラした感じ。…う〜ん。イメージ崩れた(泣)
先輩がハマッている森山開次さんは草食系!?キレのあるダンスとは違い、ご本人はほわ〜っとした雰囲気。で、声がなかなか素敵なんですよ。ダンサーにしておくのはもったいない(!?)
あれで「サラへ」とか、レミゼの「カフェソング」とか歌ったら、いい感じになるんじゃないかな〜。

そんなこんなな、「出待ちの夏」でございます。

2009年8月5日水曜日

困ったさん

夜9時頃、日本語部門(外国人クラス担当部署)の主任が、「明日は朝から謝りに行かなきゃ」と呟いていました。
この主任がミスをするなんて聞いたことがなかったので、ちょっとびっくり。
話を聞いてみると、主任のミスではありませんでした。
今いるフランス人生徒の一人が、ホストファミリーから何度もお金を借りているそうなんです。で、借りたお金は食費などに当てられるのではなく、観光や買い物、ネイルアートなどに消えているとか!
お金を送ってくれるはずの両親は両親でバカンス中で、送金できず。
ホストファミリーはついに怒って「出ていってください!!」と。

仕方がないので主任は生徒を住まわせるアパートを探し、バカンスから戻った生徒の両親に借金返済分を送ってもらい、明日謝りに行くんだそうです。
大変だ…。
決して貧乏な生徒ではないんです。金持ちすぎて金銭感覚がおかしいだけで。
借りてまで遊んじゃいけませんよ…。

困った金持ちさんです。

2009年7月30日木曜日

ライチ

昨日、大哥老師にライチをもらいました。
ライチといえば楊貴妃ですよね〜。ライチを望む楊貴妃のために、馬を飛ばして南から届けていたという。

別にこれを食べたら美人になるわけではないでしょうが、皮を剥くと、白くてぷるんとした身が出てくるでしょ。なんかね、いいこと起きないかなぁ、とか思うんです。

今日の朝食はバナナとライチ。
清々しい感じで元気になりますが…、あとでお腹すくだろうなぁ〜。。。

2009年7月25日土曜日

健康的なお食事

先週の日曜日、いつも一緒に観劇をする4人組で恵比寿にある韓国餅カフェ「パラム」に行きました。
「パラム」っていうのは、「風」という意味だそうです。
このお店のオーナーであるチェ・ソンオクさんは、3,4年前まで六本木に「千玉」というお店を持っていて、私たちはそこによく通っていました。チェさんのことを「オンニ」って呼んでいます。

オンニのHP↓
http://www.cho-sunok.com/index.html

友達はオンニと仲良しなのですが、集まっていただけの私たちのことは覚えていないだろうなぁ…と思っていたんですが、「日本語の先生たちね。懐かしいね。あの時は月1回くらいのペースで集まっていたね」と優しく迎えてくれました。いつごろ、どんな話をしたかとか、結構覚えていてくれたんですよ。オンニの前のお店は、結構有名人が隠れ家のように使っていたので、印象的な人たちが多かったでしょうに、私たちのことも覚えていてくれました。
相変わらず綺麗で、魅力的なオンニ。

「千玉」もそうでしたが、「パラム」も化学調味料などは一切使わないオンニこだわりのお料理。
私たちは夜にコース料理をあらかじめ予約して行ったのですが、お昼には予約不要の餅チヂミのランチがあるそうです。餅チヂミだって。食べてみたい…。
それから週に1回、夜にビュッフェもしているそうで、こちらもぜひ行ってみたいところです。
恵比寿駅の西口から歩いて5分くらいかな。静かなところにあって、店内も落ち着いた雰囲気です。
ぜひ行ってみてください!
「いいもの食べた~♪」って体が喜ぶこと、請け合いますよ!


そして、昨日はYさんに連れられて「園山」というお店に行ってきました。(連れて行ってもらったのは2度目)
料理研究家の園山真希絵さんが体に優しい和食を提供してくださるお店です。
お店の場所も非常にわかりにくいんですが、ここは紹介でないと行けない場所なんです。Yさんはお仕事関係の人から紹介されたそうです。

園山さんのHP↓
http://fanet.jp/regular/makie/38.html

使っている野菜も無農薬で作られたものなんですが、何と言ってもお料理のアイディアに驚かされます。え?それをこんな風に使うの?っていう感じ。
たとえば、お麩の南蛮漬けとか、サラダにかかっているドレッシングが西京味噌で作られているとか、長芋を使ったポテトサラダとか。
時間をかけて一品一品がゆっくり出てくるせいもあるんですが、かなりお腹いっぱいになります。
こちらのお店も、来るたびに体が喜んでいるような感じのする健康的な、そして珍しいお料理です。
そして、「パラム」のオンニ同様、園山さんもとっても綺麗で魅力的な人。いいモノを食べている人って、綺麗になるのかな…。

どちらのお店も、ゆっくりと素敵なお料理が堪能できるので、精神的にもリラックスできます。
普通の居酒屋で飲むより、こういうお店でお酒を控え目にしつつ味わった方が、仕事のゴタゴタを忘れられますね!

2009年7月23日木曜日

中国語

教務室で仕事をしていると、スタッフのお姉さんが急ぎ足でやって来ました。
「ひょん先生、中国語の電話に出ていただけませんか?」
「はい??」
「授業に来ていない中国人の…子供クラスですよ。お父さんに電話したら、どうやら子供本人が出ているらしいんですけど、今日のレッスンはどうするか聞いていただきたいんですよ」
「え、ちょっと待ってください。何時からの授業なんですか?」
スタッフのお姉さんも慌てていて、何が何やらという様子。とりあえず電話に出て、今日は欠席するのかと尋ねてみると、
「午前のクラスに出ました」
という返事。その通りスタッフに伝えると、ますます訳がわかっていない顔。
「ちょっと先生、今電話に出ている子が本当に本人か聞いてください」
「へ?そもそもなんて名前の子なんですか?」
「ああ、そうか。オウさんです。オウ・カシさん」
「漢字がわからないと、中国語の発音わからないですよぉ」
…何をバタバタしているのやら。

この後は、相手の返事を逐一スタッフに伝えながら、何とか役割を終えました。
中国人の小学生兄弟がうちの学校に通っているんですが、明日から休みなのを、今日からと誤解したのが原因でした。スタッフは日本語が話せるお父さんの携帯に電話をしたのですが、実はお父さんは中国に仕事の都合で戻ってしまっていて、日本にいないそうなんですね。で、置いていった携帯が鳴ったので、子供が電話をとったということでした。

久しぶりに中国語を話しましたよ。しかも知らない相手と。うまくコミュニケーションも取れたし、中国語の響きは心地いいし、何だかとっても楽しかったです。
受話器を置いた後、しばらく楽しい気分にひたっていました。

最近、ちっとも勉強していませんが、私は中国語が好きらしいです。
(…らしい??)

サボテン

仕事帰り、気になっていた花屋に寄ってみました。
飾ってある花のアレンジがとっても可愛いんです。
花でケーキを象っていたり、パフェみたいになっていたり。

店頭でさんざん迷った挙げ句、小さなサボテンを買いました。パフェの中にちょこんとサボテンがのっているんです。可愛いでしょ。
誕生日プレゼントにもいいですよね〜♪

2009年7月20日月曜日

日比谷ウォーキング

昨日は帝劇に行って来ました。
いつもは有楽町まで電車で行くんですが、昨日は新橋から歩いて行きました。

シアタークリエに行く時にはよく歩きますが、帝劇まで歩いたのは初めて。(大した差はありませんが)
そして、クリエに行く時とは違う道にしてみました。

この連休は仕事を家に持ち帰っていないためか、何だか心に余裕がある。道にある様々な物に目を向けることができる。

ふと目を上げると、石でできた動物の顔が並んでいる建物がある。…なんじゃ、こりゃ。
勇ましいものならまだしも、ライオンも豚もどこか滑稽。
建物の名前は忘れてしまいましたが、これを建てる時、関係者の中でどんなやりとりがなされたのだろうかと思ったら、愉快になりました。

私が歩いた時間帯は、とてもいい天気でしたので、日比谷公園内を走りたい衝動にかられましたが、汗だくで入り待ち&観劇するのもミットもないので、やめました。

短いけれど、一人楽しい日曜朝のウォーキングでした。

2009年7月18日土曜日

「COCO」


なぜかとっても見たいと思ったミュージカル「COCO」。ようやく行けました!
一人のファッション・デザイナーをどのようにミュージカルにしているのか。ココ・シャネルを鳳蘭さんがどういう風に演じているのかが見たかったんです。

鳳蘭さんはまだその舞台を見たことがなかった「大物」の一人でした。目鼻立ちのくっきりしとした、いかにも舞台のために生まれてきたかのようなその風貌と、写真からでもにじみ出ているパワフルさはぜひ生で見たいと思わせる人でした。で、これが初めての鳳さん。
意外に小さい人なんですね。勝手にスラッと身長のある人かと思っていたので、驚きました。でもそのパワフルさは想像以上。最初のシーンから出ていますが、しばらくは歌わないんですよね。で、アンサンブルの方々の歌が1曲目なんですけど、これがちょっといただけない。1曲目にしては、観客を引き込めるような歌声にはなっていなくて、正直がっかりしました。はじめがこれではなぁ~…なんて思っていたんですが、鳳さんが歌ったらぐっと引き込まれてしまいました。
正直なところ「美声」ではないと思います。お歳がお歳だからか、元からそうなのか、高音はキツイところも多いし。でも、人の心を掴む力がある。宝塚の元トップの人はたくさんいますが、ここまでグ~ッと観客を掴んでしまう魅力がある人はあまり見ないな。宝塚のトップだった人って、ときに存在が目障りになるくらい目立つ人がいるでしょ。鳳さんは目立つけれど、芝居に合わせて程よく舞台を仕切れる。こういうタイプのパワフルさは好きだな。

プリンシパルの方々は皆さん良かったな。大澄賢也さんが上手くなっていてびっくりしました。前に見たのは「グランドホテル」でしたからねぇ。あの時は4日目には声をつぶしてしまって、痛々しくなっていましたが、今日聞いた限りでは、喉に負担をかけない歌い方がちゃんとできてる。もっとお腹から声がしっかり出せたら、もっと良くなると思うんだけれども。
このお芝居のチケットを取ったのは、この人の声が聞きたかったから!とも言える鈴木綜馬さん。役柄はとっても合っているけれど、シャネルの物語なだけに、綜馬さんの曲は少なめ。でもやっぱり上手い。そして今陽子さんとのデュエットも綺麗。このお二人は、声も歌い方も全く違うのに、声が合うんですね~。
「プロデューサーズ」同様、強烈な個性の役を「自然に」こなしている岡幸二郎さん。役も歌もとってもお似合い。いかにもデザイナーだよね、あの体型。
初見の湖月わたるさん。可愛らしい声優さんのような声。歌は微妙な感じだったけれど、役柄とお芝居が合っていて、大澄賢也さんといいカップル。なんというか…無理のない二人。

アンサンブルのレベルがちょ~っと低いのが残念。プリンシパルに助けられている感じ。

それから、これは私と同じ感想を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。全体的に照明が暗いんですよね。だから、歌が盛り上がっても、見ているこっちの心が盛り上がらないことがあり、ちょっと残念。もう少し明るくできないかなぁ。。。と考えながら見ていました。でも、その一方で、派手な明るい照明はシャネルのシンプルな服を際立たせることができないのかな?と思ったり。う~ん。むずかしい。

さて、物語についての話に移りましょう。
孤独な強い女性であるココ・シャネルが、15年の引退生活からカムバックしたときのお話。
15年ぶりにカムバックしようとしても、パリでは彼女のファンションは過去のものとして扱われ、「彼女の味方」と称している周りの人々も、彼女と夢を共にしようとはしていない。そんな孤独な戦いの末に開いた復帰を飾るコレクションはパリのファッション界から酷評され、彼女は敗れ去ったかのように思えた。
しかし、パリが見捨てたシャネルをアメリカが必要とし、彼女は再び成功者として返り咲く。
孤独に一人戦い続けた人生を送ってきた彼女は、今、新たな小さな夢を見ていた。家族のような誰かと一緒にいること。もう寂しい人生にはならないはず。…その対象は復帰の戦いの中で見つけた、かつての自分によく似た少女。本当の娘のように、彼女のために役に立つ存在でいてあげることに喜びを見出したその矢先、彼女はシャネルの許を去った…。
どうして夢なんて見てしまったんだろう。もう誰かに頼る人生は送らないと決めたはずだったのに…。
これまで後悔したことなんて一度もないはずの強い彼女が、寂しさに揺らいだ自分の心を嘆く。
しかし彼女は「ココ・シャネル」にカムバックする。
「私はココ・シャネルという人生を後悔しない!」と。。。

シャネルの人生を全て描くわけでもなく、カムバックから死ぬまでを描くわけでもない。カムバック周辺の数か月(数年?)に的を絞っているところが、この作品を力強くしていると思います。とても落ち着いた、大人のミュージカルでした。

水曜日のブログで、口の中が口内炎だらけということを書いたと思うんですが、これは未だに治っていません。
風邪も治ってないけど。

口内炎は唇のみならず、歯茎、舌・・・あらゆるところにできています。
特に舌先は痛い!!

でもね、こうして舌を意識するようになると、日ごろいかにたくさん舌を使っているかがよくわかるようになるんですよ。
まず「食べる」こと。物を口に入れたら、まず舌が支えている。噛んだものとまだ噛んでいないものを入れ替える流動作業にも舌が使われる。そして飲み込むのにも。
上手く飲みこんだと思っても、舌は休むことなく、歯についた食べ物を掃除している。そんなに働かんでもよろしい!
固形物を食べたら痛いから、ウィダーインみたいなゼリー状のものなら平気だろうと思ったら、これまた大間違い。
だって、吸うときにも舌を使っているんだもの!!
めちゃくちゃ痛い。。。
ということで、ここ数日はスプーンですくって食べるようなゼリーが主食となっていました。

それから、私の仕事である話すこと。
発音するのに舌(とくに前舌)を使わなければならないものは例外なく痛い。我慢しながら発音するから、カミカミ状態。舌回らない。
喉が治れば大声が出せますが、大声の不明瞭って、聞き苦しいことこの上ない。
滑舌のいいはずの私が・・・。

木曜日、観念して口内炎の薬を買いました。
夜に塗って寝るんですが、思いのほか効果がある。
そしてついに今日、普通の食事をすることができました (祝!)

風邪の方はまだまだ鼻詰まりと咳。
でも、熱は下がったし、通常の生活ができるようになりました。
あ~、よかった。

2009年7月15日水曜日

夏風邪

風邪をひいています。
風邪ひいて何が嫌だって、声が出ないことほどつらいことはない。
だって仕事で使うもん。そして私はおしゃべり好き。…声が出せないというのは、拷問ですわ。

今日、ようやく病院へ行きました。風邪薬に加えて胃薬ももらいました。いやね、ここ数日、食欲がないのに薬は飲むもんだから、すっかり胃が荒れているらしく、口内炎だらけなんです。これもなかなかつらい。

昨日は夜8時くらいには熱が出てきていたけど、今日はまだ大丈夫だな。昼に飲んだ薬のおかげかな。

さ、熱が出る前に寝よう。。。

2009年7月5日日曜日

好みの小説は?

本で溢れかえっている私の部屋。取っておきたい本もあれば、もう読まないだろうと思うものもあり。
これまで、古本屋に売るなんてことをしたことがないのですが、あげる人もいないし、少し売ってしまおうと思い立ちました。

ということで、今日は本の整理を始めてみたわけですが…。
意外に売れそうなものは少ない。自分が購入したものについては、カバーをつけて綺麗に保管していたんですが、人からもらったものには古いものが多い。シミができていたり、くにゃっと曲がっていたり、内容的に古くなっていたり。BOOK OFFのHPで調べてみた売れる基準から外れているものがわりと多い。う~む。

種類としては、日本語あるいは日本語教育、日本文化がらみの本が一番多い。小説よりも多いの?!…やっぱり仕事人間なのか、私?と憂鬱になりかけましたが、考えてみたら大学3年の時から日本語教育に携わっているわけで、10年以上やっているんですからね。本がたまるのも当たり前。
小説は図書館で借りることも多かったからねえ…。

取っておきたい小説と、もう読まないかなと思われる小説を分類してみたら、明らかな基準が。

「売ってしまおう」組
宮部みゆき、東野圭吾、宮本輝、村上春樹、重松清、村上龍、湊かなえ…。

「これからもよろしく」組
1位 サマセット・モームの本いろいろ(短編には傑作が多い!)
2位 ヴィクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」
3位 アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」
4位 コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズ
これらは外せない!
その他、海外組ではチャールズ・ディケンズ、ジェーン・オースティン、モーパッサンが上位にランクイン。
日本の作家では、芥川龍之介、中島敦、夏目漱石、志賀直哉、尾崎紅葉、三島由紀夫、遠藤周作、宮尾登美子…。


自分が日本の現代小説をあまり好んでいないのは自覚していましたが、ここまで明らかに差が出るとはね。
「これからもよろしく」組で今生きているのって、宮尾登美子さんくらいじゃないの?

古い作家の何がいいの?新しい作家のどこが嫌いなの?…と聞かれても答えられない。ただ、読んでいて夢中になれるかなれないか。感動できるかできないか。

皆さんはどんな小説が好きですか?

2009年7月4日土曜日

目下の課題…

2週連続、ボイストレーニングの先生からは同じことを指摘されました。
「声を出そうとすると、最初の音が強すぎる」

先週注意されて、今日は気を付けたつもりだったんですが、自分が最初を強く出しているつもりがなかっただけに、完成形のイメージがわかないんですよね。それが、受講生にとって怖く聞こえる原因の一つかもしれないのに。
連続で同じ注意をされるとは…情けない。

ふむ…。と自らを不満に思っていたら、「でも、ひょんさんって、次の授業までの成長が凄いですよ。普通の方は、そんなにすぐに伸びないですよ」と講師。
慰め、どうも。
だって、声をだしていることを仕事としている者としては、注意されたことを克服しないと、トレーニングする意味ないじゃん。
それから、私の場合は、声を出すことが大好きだから、早く次のステップに行きたいんですよね。新しいトレーニング方法を知りたい。
だから、真面目にやるわけです。

次こそは柔らかい話し方をするぞ!
家でも練習しなきゃ。

2009年6月30日火曜日

間違い電話

「○○の高松まで、折り返しお願いしま〜す」

知らない番号からの留守電に入っていたのはこれだけでした。
○○のところは、会社の略称らしきもの。早口で聞き取れない。

アドレス帳登録されていて、何度もかけたことがある番号ならまだしも、数字キーを押してかける電話の場合は、かけ間違える可能性も考えておいたほうがいいと思うのです。ちゃんと名乗って、誰に電話したかも言って、聞き取りやすいように、ゆっくりはっきり話すべし!!

ちなみにうちの会社では、「(会社名)の(自分の氏名)です。(相手の名前)さんにお電話いたしました」という言葉を前につける社員が多いです。そして、教師という仕事柄、相手が聞き取りやすい速さで話すことには慣れています。

やっぱりね。間違い電話とはいえ、受けた方は嫌な気分になりたくないですから。

以前、「何度も連絡してるじゃないですか!もう商品送りませんよ!!」と留守電に怒られたことがあります。…何の商品だよ…。ねえ…。


今日みたいな電話があると、「これで誰も連絡しなかったら、仕事がうまくいかなくなる人がいるのかな」と心配になってしまいます。

ちゃんと解決しているかしら。高松さん…。

2009年6月29日月曜日

アガサ・クリスティー

私はこれまで、アガサ・クリスティーの本を読んだことがありませんでした。ミステリーにさほど興味がなかったから。怖いのが嫌いだし。
祐さん主演の「そして誰もいなくなった」を舞台で見た時には、怖くて怖くて、一週間電気が消せなかったくらいです!(←怖がりすぎ?)

ずっと前、NHKかなんかで、アガサ・クリスティーの作品を再考するような番組があって、ちょっと興味がひかれました。
ということで、アガサ・クリスティー作品デビューしました。
それでもやっぱりミステリーに手を出す勇気はなく、ミステリー色の薄い作品を選びました。
「愛の旋律」です。

ストーリーではなく、人物の描き方が好きです。
最初は、「これがどう発展するんだ?」というシーンもありましたが、忘れた頃にそれがひょいと使われていたりするんですよね。当たり前かもしれませんが、一文たりとも無駄がない。
また今度、別の作品を読んでみよう。

2009年6月28日日曜日

トンハさん情報~!


トンハさん、誕生日おめでとうございま~す♪
35歳ですね。
よい1年になりますように!
作品がいくつか決まっているから、きっとトンハさん自身は幸せに感じる1年になるんじゃないかな。
なんてったって、ロイド=ウェーバー作品があるもの!!
・・・この情報、以前、一部ネットで流れたので、このブログにも一瞬載せましたが、曖昧なままでは記載できないため、その後削除したものです。
東宝芸能からは未だに発表されていませんが、笹本玲奈ちゃん所属のホリプロのHPにはしっかり役柄まで書かれて発表されているので、改めて載せます。
トンハさんは2010年1月、「ウーマン・イン・ホワイト」の再演に出演します!!
役柄はパーシヴァル卿。(初演は石川禅さんでした)
トンハさん&岡幸二郎さんの悪者コンビが楽しみだぁ~!!
トンハさんはアンドリュー・ロイド=ウェーバーが好きだそうです。
「TOMMY」のパンフにも書いてありましたが、本人からも聞いたことがあります。
今回の出演、嬉しいだろうな~。
「ウーマン・イン・ホワイト」の初演が上演されてしばらくした頃、この作品の音楽がロイド=ウェーバー自身によってチェロを基調に組曲として編曲され、CD化されたので、それをトンハさんに贈ったことがあります。ファンがあげたもの、とっておいてくれる人なのかしら…?あのCD、聞きなおしてくれると嬉しいな。
さて、話題は変わって、「ニッコリアTV」。( http://ni-korea.jp/entertainment/tv/
今回は「パク・トンハの韓国の休日」編。
かっこいい~~~!
青が似合う~~~!
何度も再生し直してしまいました。。。
皆さんもぜひ、ご覧ください☆
ああ~…人騒がせなお人だけど、やっぱりこの人のファンはやめられない…。

2009年6月27日土曜日

リゾット

何の番組かわからないんですけど、イタリアのお米を紹介している番組を見ました。

その中で、とある家庭を紹介していたんですが、そのお宅では、なんと8種類のお米を常備していて、料理に合わせて使い分けているんですって!

で、奥さんが作っていたリゾットがすごく美味しそうで・・・。

材料はお米・野菜・オリーブオイル・バター・スープだけというシンプルなもの。「ホテルではアルデンテにしているところも多いけれど、本当のリゾットはアルデンテにはしないものよ」という奥さん。しっかり時間をかけて水分を飛ばし、しっかりお米を煮込んでいました。

番組で紹介していたように、お米を料理に合わせて使い分けるなんてことはできませんが、「今日の夜はアルデンテじゃないリゾットを作ろう!」と思い立ちました。

上の写真は今夜作ったリゾット。

材料はオリーブオイル、にんにく、バター、たまねぎ、お米、コンソメスープ、白ワイン、パルメザンチーズ。材料はわりと目分量だったんですが、なかなか美味しくできました。弟に食べさせたら「アルデンテにした方ががいいんじゃない?」と言われましたが…。


そしてこれはメカジキのソテー(マスタードソースがけ)。そして隣には自家製スモークチーズ。

ソースに醤油を入れたせいで、「見た目はフランス料理なのに和食の味」と複雑な(ある意味がっかりしたような)弟の表情。 ごめん…。

実際には、この2品にスモークしたソーセージとワインがありました。(魚とリゾットだけでは、弟が満足しないことがわかっていたので…)

家庭料理であれば、そこそこ作れるんですが、料理のレパートリーを増やしていかないと!と、珍しく女らしいことを考えているひょんでありました。

2009年6月21日日曜日

合唱のコンサート

Yさんが所属している合唱団のコンサートがあり、行ってきました。

開演10分前に着いたんですが、すでにほぼ満席。(自由席なんです)
後ろの方にひっそりと座ろうと思っていたのですが、後ろの方は空席なし。どんどん前に出て、結局10列目にようやく空いているところを見つけました。

ミュージカル曲を歌うということはYさんに聞いていましたが、「ウェストサイドストーリー」の「マリア」とかは本来独唱のものだし、どんな感じになるのかと思っていたんですよ。

いや〜、迫力があってよかったです。ミュージカルのシーンは頭から放り出して聞いたほうがいいですが。

去年のコンサートでは、Yさんのソロがあったそうですが、今年は別の方がソロでした。残念。今度歌ってもらおう。

合唱団は結構人数が多いんですが、Yさんは歩き方ですぐわかる(^O^)
大勢の中に紛れているし、私は彼の歌声を知らないので、聞き分けはできませんでした。
眼鏡をかけて見てみたら、私が誕生日にあげたネクタイをしているのを発見♪
ちょっと嬉しくなってしまったのでした。

今夜は仲間と打ち上げをするとのことだったので、終演後はすぐに家路につきました。
会いたかったけど、お仲間さんたちの前ではねぇ。

ま、今度会った時に話せばいいや。

ハコニワ


子供のころから、ゲームには興味がなく、ほとんどしたこともなかったんですが、最近、本が開けないくらいに電車が混んでいるときなんかには、携帯電話でGreeの「ハコニワ」をやっています。
ひとりでコツコツと植物を育てていればいいので、戦闘モードにもならないし、大して頭も使わないし、気楽にできます。
今、雪が降り積もったスノーガーデンでなぜかブロッコリーやパセリを育てています。かなり非現実的…。
だって、植えたら育ったんだもん。。。
現実のハコニワ…いや、我が家のベランダには、弟が私の誕生日にくれたイチゴが花を咲かせています。これまでもいくつか小さな実がなっていたんですが、今朝またこの花を見つけて、ちょっとうれしくなったんです。
日常のひとコマでした。

2009年6月14日日曜日

ハミング+音階

来週の日曜日は用事があるため、今週はその分をプラスして一時間のボイストレーニング。
やっぱり声を出すって楽しい〜。
腹式呼吸を意識するから、喉にも負担がないし、思い切り出せるし。

前回の呼吸の練習から入って、今日は次のステップへ。
【呼吸プラス声】
1、四拍で吸う。
2、四拍止める。
3、「ん・ん・ん・ん・ん〜」とハミング
4、残った息はスーッ と出しきる

次にこれをハミングではなく、「あ〜」という声で同じように練習。

【口形の練習】
1、「あいうえお、いうえおあ、うえおあい、えおあいう、おあいうえ、あえいうえおあお」
2、「あ」・「お」繰り返し
3、「い」・「う」繰り返し

私は相変わらず「あ」の時に口角が上がらない。上げようと思うと目の回りの筋肉まで動いてしまい、注意をされる。
う〜む。練習が足りていない。

【音階をつけた練習】
1、「ドレミレド〜」のような感じで高さを半音ずつ上げながら「あ〜」で声を出す。
2、逆に音を下げながら声を出す。
(「低くても裏声で〜」と言われ、ミュージカルの歌を歌う時のような声になり、講師に「太い声ですね〜」と笑われたぁ…)

講師によると、私は声量がONかOFFの極端な使い分けしかないとのこと。「その間の量も自由に出せるようになるといいですねぇ」と言われました。
極端にしか出せないなんて、単細胞みたいで嫌だ(泣)
この練習、歌っているみたいで楽しかった〜♪

【同じ文を調子を変えながら読む練習】
「朝焼けの鮮やかな空は、青から赤へと明るさを増す」
「愛らしい愛子ちゃんは、愛嬌のある赤いほっぺの赤ん坊」
「胃が痛くてイライラした犬が、意味もなく威嚇している」
…あれ?もう一つあったんだけど忘れちゃった。。。
ま、とにかく、こんな文を色々な調子で読むわけですよ。速さを変えたり、優しい雰囲気を出したり。
以前、芝居をやっていた人間としては、当然これは当たり前の練習で、楽勝〜☆…と言いたいところですが、講師から一つ注意されました。「ひょんさんは真面目な調子で読むと、強い口調になりますね」
…うっ…イタイとこ突かれた…。私が「話し方が怖い」と受講生に言われるのは、これがあるからなのです…。真面目に話しても、強くならない言い方を練習しなければ…。

とは言うものの、調子を変えろと言われればコロコロ変える私に、講師は大笑い。「いや〜、普通に話す時には大人しい調子のひょんさんに、こんな一面があるとは…。もっと引き出していかなきゃ」ってな。
予約した一時間が終わる時には、「楽しかったなぁ〜」とか言われてしまった。
まあ、講師も生徒も楽しめる授業は大事だよね。

今の段階では、「激しくできない」ものはないんですが、更なるレベルアップをするために、躓きやすいところが克服できるように頑張ろうっと。

2009年6月13日土曜日

誤算だらけの誕生日祝い

帝劇へ行くときなど、有楽町の駅から銀座スカイラウンジの建物を見上げ、「あそこで食事をしてみたい」と思っていました。360度回転式のレストランで、フランス料理がいただけるわけで。

昨日はYさんの誕生日。他人の誕生日を利用して、行ってみたいお店に行くことにしました。
HP( http://www.kaikan.co.jp/gnavi/sky.html )を見てみると、エクセランコースを頼めばバースデーケーキが無料になるとか。しかし、我ら二人はこのコースが食べきれるほどの胃を持っておらず。エクセランコース以外の料理の場合は、バースデーケーキは3,150円かかってしまいますが、年に1回の誕生日だし、私の誕生日を祝ってくれたときにもいろいろしてくれたYさんへのお返しだから・・・と思って、別料金でケーキを予約。
Yさんは夜景を眺めるのが好きだということを知っていたので、このお店にしたのですが、私には一つ誤算がありました。

・・・隣のマルイの方が高い・・・!!

数年前までは、スカイラウンジから充分な夜景が見えたのではないかと思いますが、隣に建てられたマルイのビルはもっと高層。。。当日、待ち合わせの時になって気付く私も遅いんですけどね。。。

ま、何はともあれ、店の中へ。
ビルの14階がエントランスホールで、15階がレストランです。

案内された席から窓の外を見て、最初に目に飛び込んできた景色は
「ぢ」
の看板。これほど誕生日にふさわしくない看板もありません(泣)
そんなにデカイ看板作らなくたっていいじゃん・・・。赤い電飾まで使ってさ・・・。

気を取り直して、料理の注文。二人が頼んだのは「シェフのおすすめ」コース。
【シェフのおすすめコース】
赤座海老の香草焼き
魚介類のスープ
プロヴァンス風国産牛フィレのステーキ
カフェ・ド・パリ風オレンジとグレープフルーツのゼリー二重奏
パン
コーヒーまたは紅茶

古き良きフランス料理という感じで、とっても美味しい。どれも美味しかったんですが、個人的にはオードブルの海老が一番好きかな。

約1時間かけて360度回るわけですが、建物が古いからか、回転式のレストランはどこもこうなるのか、意外に揺れる。乗り物酔いしやすいYさんには進行方向に座ってもらわないといかん。誕生日なのに乗り物酔いならぬ「建物酔い」されたらどうしよう?!と気が気ではない私。・・・大丈夫だったけど。

ディナータイムにはピアノの生演奏があり、事前にお願いしておけば、バースデーソングも弾いてくれるとのこと。予約の時に、演奏もお願いすると、
「お席がピアノの前に回ってきたときに演奏させていただき、ケーキをお出しいたします」とのお返事。
驚いてくれるかな~と期待していたんですが、ここでも誤算。

私達が席について10分後、まだピアノは対極の位置だったので、音しか聞こえてこない状態だったのですが、そこで早くもバースデーソングが聞こえてくるではありませんか!!
そうです。
同じ誕生日の客がいたのです。。。
そのときYさんは何も言いませんでしたが、こういうサービスを他の人にしているのであれば、自分だってあるのではないか、と推測するのは小学生が足し算するより容易です。案の定、Yさんのために演奏してくれた時(メインディッシュの出てくる前のタイミングでした)、Yさんから出た言葉は「このタイミングか~」
ケーキにはびっくりしてくれましたが、演奏には驚いてもらえず、私のびっくりプランは効果半減。

でもね、このケーキが美味しかったんですよ!

デザートとして食べるんだったら、4人~5人分かな。私達は二人しかいないので、半分をコース料理の最後にお店でいただき、残りは箱に入れてYさんに持って帰ってもらうことにしました。
イチゴがいっぱいで、上品な甘さのこのケーキには、かなり満足してもらえ、私のメンツも保てたのでした・・・。

決して安くはないお店ですが、店員のサービスもいいし、料理は美味しいし、誤算はいっぱいでしたが、なんだかんだと結構楽しめました。

二人とも音楽が好きなので、ピアノの生演奏でゆったり出来たのはよかったな。(バースデーソングではなく!)