自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2008年9月9日火曜日

また行っちゃった

赤坂サカスの赤坂ACTシアターで上演中の赤坂大歌舞伎。会社を早めに出て、観てきちゃいました。
勘太郎君が出るのは二つ目の演目である「棒しばり」なので、一つ目の演目は遅刻してもいいか、くらいのノリで。(勘三郎さんのファンの方々、ごめんなさい。一つ目の演目で40分も遅刻して入ってきたのは私です)

仕事の都合で20分くらいは遅刻するかな、と思っていたんですが、出ようとしたときに、非常勤の先生に授業についての打ち合わせを求められ、ないがしろにもできず、退社することかなわず。

遅刻はしましたが、物語が単純なので、話についていくのは容易でした。これでもか!というくらい笑をとる芝居。みんな芝居が上手いなぁ~。私の隣の席にいたお兄さんは、歌舞伎が初めてのようで、イヤホンガイド&彼女の解説付きで見ていましたが、結構笑って楽しんでいました。こういう人も取り込んでしまうところが、勘三郎さんの企画力のすごいところです。

でも、私の目当ては勘太郎君。狂言を元にした「棒しばり」の次郎冠者として登場。太郎冠者は弟の七之助君。この二人は兄弟なだけあって、息もピッタリ。楽しい舞を見せてくれました。(次郎冠者の方が舞が多くて、難しいんですよね。それを勘太郎君が担当。これは当然かな)
こちらもコメディの要素たっぷり。七之助君も面白かったけど、勘太郎君の表情の豊かさにまた大笑い。間もいいし。ホント、いい役者だ。歌舞伎役者の舞って、レベル高いですよね~。子供のころから仕込まれているから、当然なのかもしれないけど。

いい舞台を見ると、幸せな気持ちになります。一分一秒でも惜しい!という気持ちで観客を楽しませることができるっていうのは、本当にすごいことだと思います。作品によって、役者によっては、「いつまでやってるんだ?」って思うものもあるけれど、そうではなく、「いいものを観た」と心から思えるものを作っている人たちは、尊敬してしまいます。

私は役者ではないけれど、私の授業を受講生が楽しみにしてくれるような教師にならないといけないよな~。。。

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