自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2011年2月23日水曜日

生まれました!


入院2日目となる昨日、我が家のチビちゃんが無事にこの世に生を受けました。

手術は午前の2人目、10時半から11時の間に呼ばれるということで、朝10時には夫と両家の両親が来ていました。私は6時以降は水分摂取も禁止ということで、緊張も加わり、すっかり喉がカラカラに。

ところが、時間になっても呼ばれない。前の人が長引いているのかね、どんなことが起こったら長くなるんだろうね…と言いながら待つこと更に30分。 11時半近くになって、よつやく呼ばれました。看護師さんに付き添われ、私一人手術室へ移動。入り口で帽子をかぶって髪を包み、部屋に入ります。テレビで見る手術室と同じように手術台の上に大きなライト。部屋は結構広くて、手術時は7〜8人のスタッフが動き回っていたんじゃないかな。部屋の左には検診の時に撮った私のレントゲン写真。スピーカーがあるらしく、妊婦をリラックスさせるためにクラシックが流れていました。

まずは麻酔をかけるところからスタート。前日に説明を受けた通り、背中に管を通したり、注射をしたり。その後、両手を台にくくりつけられて、すっかり私はまな板の上の鯉状態。麻酔の効きを確認して、さあ手術という時、異常な程の吐き気に襲われました。こんな状態で手術は耐えられない!と慌てて訴え、涙を流しながらゲーッとやっていたら、何か薬を打ってくれたらしく吐き気はおさまりました。私が落ち着いたところでようやく手術開始。麻酔がかかっているので痛みは全くありませんが、触られている感じはありました。引っ張られているような…。「順調に進んでいますからね、安心して」時々看護師さんが声をかけてくれます。私はというと、2人の執刀医の会話を聞かないようにスピーカーの音楽を聞こうと集中。(怖い会話が聞こえたら嫌だもん) と、一人の執刀医が私のお腹をぐいぐい押し始めました。「赤ちゃんの頭が出ましたよ」ぐいぐい… 「ほら、身体も出ました。おめでとうございます」次の瞬間、部屋中に泣き声が響きわたりました。

ほわ〜ん!ほわ〜ん!

よく言う「オギャア」というより、おもちゃのラッパの音に似た泣き声。臍の緒を切って軽く身体を拭いてもらったチビちゃんに触れた時の感動は忘れられないものになるでしょう。ふっくら肉付きのいいチビちゃん。可愛い…。涙が止まりませんでした。が、一方で手術は進行中。お腹の中の残留物を取り除いて、縫合。チビちゃんは夫や両親の待つ新生児室の方へ運ばれて行きました。

全ての処置が終わると、病室のベッドが運ばれて来て、私は身体が全く動かないままベッドに移され、術後の検査がしやすい服を着せられて、ベッドごと移動。途中、新生児室に寄ると、夫がチビちゃんを抱いているじゃありませんか!私より早く!起き上がれない私の隣にチビちゃんが寝かされました。ああ、この喜びは母親ならではのものかも…。

単純に幸せな時間はここまで。この後は午後も夜も傷の痛みと後陣痛の痛み、そして発熱でツライばかり。後陣痛の痛さは人によって違うそうですが、事実、私が痛がって眠るどころじゃないのに、同じ日に手術したお隣さんはぐっすり寝ているんですよね!たまらず痛み止めの座薬と氷枕をもらい、ようやく2時間くらいうとうとしました。

そして今朝。朝の検温で熱が下がって一安心。歩行練習をと言われても、お腹の痛みが酷くてまだ歩けないのでもう一度薬をもらい、10時半頃ようやく歩いて新生児室へ。チビを抱っこさせてもらいました。小さな小さな我が家の宝物。安心しきった顔が可愛い…。お腹の痛みなんかどっかへ飛んでいくくらい可愛い。 (ま、自室へ戻る時には現実がまた襲って来て、掴まりながらへなへなと歩いたんですけど)

昨日の朝から何も食べていないので、お腹はぐうぐう鳴っていますが、心は満たされた2日間です。

1 件のコメント:

ちひろ さんのコメント...

おめでとう!お疲れ様でした。
とてもよい赤様です!!