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2009年11月11日水曜日

日本ミュージカルの一区切り

市橋容疑者の逮捕のニュースに紛れてしまって、中くらいの扱いでしたが、昨日、俳優の森繁久彌さんが亡くなりました。

日本で初めて上演された日本語のミュージカルは「屋根の上のバイオリン弾き」です。
そこで初代の主演(テヴィエ役)をされたのが森繁さん。
つまり、日本語ミュージカルの第一号だったわけです。

私自身は森繁さんの舞台を見たことはありません。
でも、昨日のニュースを聞いて、「日本のミュージカルは次の世代へと引き継がれるんだな」と思いました。

「バイオリン弾き」の主役として数えたら、今の市村正親さんは5代目にあたります。でも、ミュージカル界を担う人材としては2代目くらいの位置になるんじゃないかと私は勝手に思っています。
日本ミュージカルの黎明期が森繁さんたちで、次が鹿賀丈志さんとか市村さんとか、ちょっと年齢下がるけど、祐さんとか。
2代目の人たちは、鹿賀さんみたいにテレビに舞台に…という人もいますが、祐さんや市村さんのようにほとんどテレビには出ず(例外的にちょろっと出演するけど)、舞台のみで確固たる地位を築いている人たちが増えているように思います。市村さんは最近、ストレートプレイの方に比重を置き始めた感じがするけれど、祐さんはまだまだミュージカル一本。(これまた例外的にストレートプレイに出ることはありますが)
こういう人が増えていくことは、ミュージカル界の底上げには大切なことだと思います。
(反面、井の中の蛙にならぬように、意識を高く持たなければいけませんね。。。)

今注目されている若い人たちは3代目って感じかな。(この2代目と3代目の間の実力差っていうか、存在感にはまだまだ大きな開きがありますが、それはこれから埋められていくんでしょうね。ていうか、埋めていってほしい!)

日本のオリジナルミュージカルがもっと盛んになってくれると嬉しいんだけどな。
いろいろ出てはいますが、出演者にアイドルを使わなくても、「エリザベート」並みにお客が集められるようなオリジナルができてほしいと思います。
ミュージカルファンとしてはね!

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