自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2009年5月17日日曜日

クワイア ボーイズ

ちょっと前にNHKのBSで放送していた番組です。(再放送のようですが)
自分がよく「熱血」と形容され、それが気に食わないせいか、テレビなどでも熱血教師の物語はあまり好きではないのですが、この番組には引き込まれてしまいました。

スポーツの名門ランカスター校(イギリス)に、一人の教師が9か月のみの任期でやってきます。
「歌うこと」を忘れている学校に合唱団を復活させようと奮闘するのです。「歌はカッコ悪い」「男のすることじゃない」などなど子供たちの反発は大変なもの。でも「実は歌うことが好き」という子どもやキラッとした才能を見せる子供たちに歌の魅力を伝えようとし続けるんですよね。
その熱血ぶりは私の好むものではないのですが、私が惹かれたのは歌うことにより、子供たちがどんどん変わっていったこと。かっこ悪いはずの歌が、いつの間にか彼らの誇りになっていたこと。歌うときの礼儀正しさと、「お母さんを喜ばせたい」という子供らしい本心を堂々と語る変貌ぶり。
任期を終えた先生が去った後、合唱団がどこまで存続できているのか、その後のことは番組内では言われませんでしたので、わかりません。
でも、「歌」によって子供たちは変わりました。その姿は私が追い求めている「何か」にとても近いものでした。

今の心さえ忘れなければ、あの子たちはきっと曲がらない…

「歌」と「音楽」。
人の心には音楽が大事だし、体には歌が大事。
荒んだ心に潤いのある音楽を。
うちにこもる体には、歌による解放を。
心の教育の一環として、音楽を取り入れたら、いいのにね。
道徳の勉強も大切だとは思うけれど、心を解放する方法を教えることも大事だよね。

でもその前に、教師たちも歌と音楽を楽しまなくちゃ!

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