久しぶりのグローブ座。久しぶりのストレートプレイ。そして初めての篠井英介。
内容的に仕方がないけど、重かった!!
かっこいいところと綺麗なところがあって、舞台としてはいいんだけど。
こういうのを見るのが久しぶりだからなぁ。
誰が脚本を書いたか知らないのですが、野田秀樹さんの作品のようなセリフのくどさ。いや〜、あれには参った…。
役者さんは4人。…とは言っても、一人はダンサーの森山開次さん。
森山さんがね、良かったんですよ。元から声がいいとは思っていましたが、セリフが上手い。ホント、ダンサーにしておくのは勿体ない(!?)
もちろん、ダンスは凄かったんだけども。
初めて見る篠井さん。
最初の印象…「デカイ…」。そして女形とはいえ、骨格は男。声はいい感じだったけれど。
この作品、演出がスズカツさんなんですよね。
やっぱり私、この人は芝居の締めくくり方が下手だと思う。
3作品見て、全部そう。
今回はね、死んだ預言者の首を持って口付けするサロメを見て、王が「あの女を殺せ!!」と叫んで終わるんですけど、その時、ゴーッと風が強く吹いて暗転→終演という流れ。
風の音を使うから、音が高まるまではストップモーションで、暗転もしない。
お客としては、これで終わるの?続くの?と半端な気持ちになるんです。
どうして風にしたんだろうなあ。
「あの女を殺せ!!」で、雷が落ちたような音+すぐに暗転→静寂…とすればすっきりするだろうに。
映画でも舞台でも終わり方は大切。
拍手したくなるような終わり方にしてほしかったな。
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