自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2009年10月19日月曜日

「サロメ」

東京グローブ座で今日から始まった「サロメ」を見てきました。

久しぶりのグローブ座。久しぶりのストレートプレイ。そして初めての篠井英介。

内容的に仕方がないけど、重かった!!
かっこいいところと綺麗なところがあって、舞台としてはいいんだけど。
こういうのを見るのが久しぶりだからなぁ。

誰が脚本を書いたか知らないのですが、野田秀樹さんの作品のようなセリフのくどさ。いや〜、あれには参った…。

役者さんは4人。…とは言っても、一人はダンサーの森山開次さん。
森山さんがね、良かったんですよ。元から声がいいとは思っていましたが、セリフが上手い。ホント、ダンサーにしておくのは勿体ない(!?)
もちろん、ダンスは凄かったんだけども。

初めて見る篠井さん。
最初の印象…「デカイ…」。そして女形とはいえ、骨格は男。声はいい感じだったけれど。

この作品、演出がスズカツさんなんですよね。
やっぱり私、この人は芝居の締めくくり方が下手だと思う。
3作品見て、全部そう。
今回はね、死んだ預言者の首を持って口付けするサロメを見て、王が「あの女を殺せ!!」と叫んで終わるんですけど、その時、ゴーッと風が強く吹いて暗転→終演という流れ。
風の音を使うから、音が高まるまではストップモーションで、暗転もしない。
お客としては、これで終わるの?続くの?と半端な気持ちになるんです。
どうして風にしたんだろうなあ。
「あの女を殺せ!!」で、雷が落ちたような音+すぐに暗転→静寂…とすればすっきりするだろうに。

映画でも舞台でも終わり方は大切。
拍手したくなるような終わり方にしてほしかったな。

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