客層は様々。まさに老若男女。こんな青春ドラマ的なミュージカルをこんな人が観るの?という感じ。
映画版も大ヒットしたこの作品ですが、映画には映画の、舞台には舞台の良さがあります。何と言っても舞台は「生」ですからね!!会場の盛り上がりはすごいっ!
最後はお客も一緒になって踊ります。(隣の人にぶつからないだけの広さがあれば、もっと楽しめたのですが…)
映画の場合は、歌が別に録音されているので、どの歌も一定の音量(声量)ですが、躍りながら歌う舞台はそうはいかない。ここがちょっと残念なところです。
でも、映画にはなくて舞台にある歌や設定がいいですね。主人公のお母さんも、最後は自分の夢に向かって第一歩を踏み出すんですよ。ここまで映画で描くと、詰め込み感が出てしまうかもしれませんが、舞台だと気にならない。お母さんの夢の設定、好きだな。
それから、映画だと最後は恥をかいて破滅(…大袈裟?)することになるベルマとアンバーの意地悪親子も、舞台だと主人公たちと一緒に弾けて踊っちゃう。今の暗いご時世、こういう底抜けに明るい舞台があるのはいいですね♪
(舞台版のアンバーは結構おバカで、笑いを取るような役どころでした)
あ、あとリンクがトレーシーに惚れてしまうシーンが爆笑モノ。気絶したトレーシーを見て、「あ、鐘が聞こえた…」って、それ、トレーシーの妄想と同じじゃん!!(このシーンは映画にはありません)
リンクもちょっとおバカで愉快です。
最近、お芝居を観に行く回数がぐっと減ったため、一回一回の感動も大きい。
一曲目から、伴奏を聞いただけで嬉しくて涙が出そうになりました。
ミュージカルっていいなぁ〜。
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