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2010年11月26日金曜日

「裁判員裁判で少年に初の死刑判決」で思うこと

「裁判員裁判で被告の少年に初の死刑判決」――昨日も今日もニュースでは必ずこの話題が取り上げられています。(市川海老蔵のニュースも見るけど、「馬鹿じゃないの」としか思わない)

少年に対して死刑判決が出たこと。
裁判員がその判断を下したこと。

この2点について、さまざまな専門家やコメンテーターがコメントをしています。
昨日はいろいろなニュースを見たんですが、取り上げ方はどの局も同じで、被告の家庭に注目したものはありませんでした。今朝の朝刊に家庭環境について出ていて、それでようやく知ったという感じ。
この取り上げ方は問題ではないでしょか!
別に不幸な境遇で育ったから、それを加味した判決にした方がいいとか、そういうことは言いません。私は法律のプロではないし、身勝手な動機で人を殺傷したことは事実ですから。

私が言いたいのは、こういう凶悪犯罪者は「幸せな家庭環境」からは生まれてこないことにもっと社会が注目し、(刑罰を重くするなどではなく)犯罪を根本から減らせる社会になるように考えるべきだということです。

今回の被告も母親の離婚・再婚、義父との不仲、母親からの暴力、祖母宅へ預けられる…という、母親の愛情を感じにくい環境で育ち、家庭内・校内暴力へとつながり、ついには殺人へと発展してしまっています。
やっぱり愛情不足の状態で育った人なんです。

「子供に愛情を与える」「子供の心を育てる」ということについて、もっと社会全体が関心を持つべきだと思います。
世界と比べて学力のレベルがどうだから教育改革を!という視点だけではダメです。
未来の日本を担う人を育てるためには、学力だけでは足りないのです。
もっと大切なことがある。
それは「優れた人間性を育むこと」

今回のような事件をすべて教訓、教材とし、真剣に取り組みませんか?

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