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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2010年11月4日木曜日

新米主婦の意識改革

夫を喜ばせようと思って、昨日はビーフシチューを作りました。
デミグラスソースは市販のを使ったけれど、ワインをたっぷり入れて2時間くらい煮込み、味付けもほどよく出来た自信作でした。

が、夫はそれに対して「とろみがない」と言っただけでした。。。(しかも、同じことを2回も)

ホワイトシチューじゃないんだから、トロトロじゃなくてもいいだろ!!
2時間も煮込んで作ったのに!

と怒鳴って席を立ちたい衝動にかられましたが、ぐっと我慢。

寒くなってから、できるだけ身体の温まるものを、野菜がたっぷり摂れるものをと考えて、いろいろ作っているんですが、夫の反応は淡白。

「これ何?ああ、○○か」

いつもこんな感じ。
後は何も言わずに、表情も変えずにもくもくと食べるだけ。
美味しいのか、何とも思わないのか、まずいのか、その表情からはさっぱり読み取れない。
私の実家の母の味を再現しているのでは、口に合わないのかと思い、料理の本を見ながら作ったものについても何も言わない。

普段から無口ではあるけれど、手がかかる料理に対しても何も言わず、何を考えているのかわからない夫に、私の不満がだんだん溜まってきました。。。

そこに昨日の「とろみがない」発言。
たまに何か言ったかと思ったらこれか!!

ショックで涙が出てきました。(夫の見えないところで)

結婚前の生活では、彼にとっては外食の際に食べるという意識のあった料理でも家庭で出している私です。
彼の身体と心の健康のためには良い食を出すのが一番と信じて、一生懸命毎日作っているのに…。

「彼の見えないところで泣いたけれど、あの場で怒りを表して食卓を立ってやればよかったのかな」
「結婚してまだ半年だけれど、彼の心が既に離れているんだろうか…」
「普段からまったく料理をしない彼だから、どの料理にどの程度手がかかるか知らないんだよね」
「料理に興味を持ってくれないってことは、私にも興味がないってこと??」
「実家で食べなかったものについては、レストランや料亭の物と比べるしかないから、私の料理の未熟なところが見えやすいんだよね」
「できるだけ家で食べようとしているから、ホッとできる料理ではあるんだよ、きっと」
「外食はお金がかかるからしないだけだろうか…」

自分を納得させようとしたり、不安に襲われたり。こんな感じであまり眠れなかった昨晩。


今朝、朝ごはんを食べている時、夫が一言。
「昨日、あまりよく眠れなかったんだ。。。仕事のことを考えるとね…」

そういえば、私が一人で悶々としている横で、仕事がらみの寝言を言ったり、しょっちゅう目を覚ましたりしていました。
休日にも仕事をことを考えている彼。おとといなんて、夕食時に3回も仕事の電話がかかってきていたっけ…。
どの業界も同じだと思いますが、この不況で彼の会社も大変な時期が続いています。
仕事のことで頭がいっぱいの彼には、私の料理にいちいち関心を示している余裕がないだけなのかもしれないと気付きました。
普通だったり、美味しかったりというプラス部分は、気にしている余裕がないから何も言わない。気になるところだけ口にする。
単にこういう状態なのかもしれません。

夫は仕事人間でも構わないと考えていた私なのに、自分の料理を気にしてもらえないことに不満を持つという自分の矛盾に気付きました。
そう。彼は仕事人間で構わない。彼のためを思って料理をしているのは確かだけど、それは私自身が意識していればいいこと。彼の(ひ弱な)身体がいつの日にか丈夫になっていてくれればいい。そして、それによって仕事への活力につながれば本望。

「主婦の仕事は、誰からも評価されないよ。お風呂を磨かなければみんなが汚いと気付くけど、いつも磨いていたらその仕事の大変さの割に、誰も気付いてもらえないんだから。一生懸命やってもらうのが当たり前、という評価しかもらえない仕事だからね」
何年か前、専業主婦を夢見る私に、母が言ったことがありました。

頭では理解しているつもりだったけれど、評価してもらいたがっていたわけですよね。
気付いてもらえない、評価してもらえないってことは、それだけ主婦の仕事ができているってことなんだと思うことにしました。

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