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2010年6月29日火曜日

『赤い薔薇ソースの伝説』

図書室で見たとき、「ああ、これずっと前に映画化されたなぁ」と思い、小説が面白かったらビデオを探すことにして、本を借りました。

久しぶりに読んだ。こういう非現実的な話。

料理の作り方だけ妙にリアルなんだけど、ストーリー自体はまったく現実性の欠片もない。
主人公の生まれたシーンからそうだから、最初はこの非現実的な世界に入り込むためのギア・チェンジが大変だった。本当に久しぶりだったから。

これをどの程度映画化したんだろう??
記憶では、映画の宣伝では「彼女が作る不思議な料理を食べるとみんなが幸せになる」っていう感じだったと思うんだけど、小説では「みんな」が幸せになっているわけでもない。これを幸せっていうのか?って変化もあるし。

でも、一気に読める小説。退屈じゃないし、子供っぽくもない。
たまにはこういう作品を読むのもいい。

どういう風に映画化したかが知りたいから、ビデオを探そうかな。

2 件のコメント:

ちひろ さんのコメント...

この映画は私観ましたよ~。昔やってたラジオ番組で取り上げたの。原作は読んでいないけど…確か末娘が主人公でしたよね。ふたりの娘の片方だけを溺愛して、片方を奴隷扱いするっていうのは、萩尾望都の「イグアナの娘」にも似たモチーフだけど、映画では母親の頑なさを「伝統」とか「しきたり」にしていたような覚えが。そこらへんあまり良く覚えてないですね~。それと、観た時は若かったので、相手の男にも納得できなかったり、シーツに開いた穴がすごくインパクトがあった。料理を食べると幸せになる、という感じの終わり方とは感じなくて、料理ってセクシャルな行為だなぁと、そして言葉にならない思いを表現する手法として、主人公の強い思いを料理で幻想的に描いてあったなぁと思います。

ひょん さんのコメント...

ネットで感想なんかを調べたら、わりと原作に忠実に作られているようですね。
今のCGの技術でリメイクしたら、面白そう。
この作品における料理は、「ショコラ」に出てくるチョコレートに似たような役割なのかな、と思いました。「ショコラ」の方が大人しいけれど。