自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2011年9月23日金曜日

“後継ぎ”のお母さん

夫の実家では、毎年春分の日・お盆・秋分の日・大晦日に親戚一同が集まり、お墓参り&お食事会をします。
明日は夫の所属する合唱団の演奏会があるので、夫はそのリハーサルに行ってしまったのですが、私は息子と2人で親戚の集まりに参加してきました。
夫がいないのに行くのもどうかと思ったのですが、義父母が孫に会いたいだろうと。

夫の実家に着いてすぐ、出迎えてくれたお姑さんが玄関先で「ほら、待ち受けにしたの」と携帯を見せてくれました。見ると、先日私が送ったリトルYの写真が待ち受け画面になっています。
「毎朝これを見てね、可愛い~って思ってるの」
私の両親に比べ、リトルYに会う機会の少ない義父母に、リトルYを可愛いと思ってもらえるように、ちょこちょこ写真を撮っては携帯で送っていたんですが、作戦(?)が成功したようです。だって、ちょっと前までは他の2人の孫(夫の姪)が可愛くて!という話ばかりしていたんでもん。こっちも孫ですよ~、内孫ですよ~、待望の男の子ですよ~ってアピールしたくて。

お墓参りもお食事会も何とか無事に過ごせました。リトルYはその食べっぷり(離乳食をお弁当として持ってきていました)と、愛嬌と、体重の重さでみんなの注目を集め、上機嫌。人に囲まれると嬉しくてにこにこしてしまうので、おば様たちも大喜び。眠くならない限り、誰に抱かれても大丈夫だしね。
食事中ぐずった時、私がいつものように童謡を歌ってご機嫌を直したのを見て、「やっぱりYの子だ!」とみんな大喜び。歌が好きなのはお父さんの影響でしょうね、完全に。

帰り、重い赤ちゃんを抱いて移動する私を心配した義父母が、家まで送ってくれました。
その帰路での会話は当然、子供のこと。
「私は息子にも娘にも、どうしてピアノを習わせてくれなかったんだって大きくなってから言われたんですよ」とお姑さん。旦那は歌の練習をするため、妹さんは幼稚園の先生になるためにピアノが必要だったそうです。
「ピアノを習うと頭がよくなるそうよ」
へえ…。指先を使うからかな?
「○○ちゃん(旦那の従兄弟)はピアノをやっていたのよ。あの子が京大に入ったのは、そういうのがあったのかもしれないと思うんだけど」
…私もピアノをやっていたとは言えませんでした…。
お姑さんは甥が京大に入ったのがうらやましいのか、以前にも「○○ちゃんは粉ミルクで育ったのよ。粉ミルクは頭が良くなるのよ」と母乳派の私を前にして言ってしまい、夫にたしなめられたことがあります。
子供にピアノを弾かせることはいいと思うのですが、何でも京大卒の人と繋げて言われるのもね…。
そこで、話を“頭が良くなる”から逸らそうと思い、今住んでいるマンションは楽器が禁止されているので、息子が楽器に興味を持ったら引っ越さなければならないという話をしてみました。
すると、それまで黙って聞いていたお舅さんが「そのために、こちらも改築しようと思っているんだけどね、すぐには出来ないからね」と同居の話に。
「いろいろ難しいのよ」とお姑さん。
おや。建て替えにも例の気学が関係しているのかな?
「うちみたいに40年くらい住んでいる土地はね、しばらく空けなきゃいけないんですって。それが1年くらいじゃ駄目らしくて。今、建て替えているお友達は、(気学の)先生に言われて2年空けてるんですって」
2年も家を空けてから建て替えなきゃいけないんですか?!そりゃ大変だ。
「全部壊すんじゃなくて、部分的に直すんだったらもっと早くできるんだけどね」
「でも、先生はうちの場合は全部直した方がいいって言ってるのよ」
「そういうことで。だから、ちょっと待っててね」
私は別に同居をせかしているわけではないのですが。。。もちろん、息子が生まれた以上、あちらは早く同居したいだろうと覚悟はしていますけどね。
「3階建にして、物置部屋みたいなのを作れたらいいと思っているんだけどね…」
「だから駄目だって言ってるでしょ。2階建なの」
どうやら、お舅さんの希望は気学により却下されているようです。
間取りも気学で考えられるから、私の希望が聞かれるわけでもなし、2階建でも3階建でも、どうでもいいんですけどね。私としては、おそらく料理は私がするんでしょうから、台所が使いやすければいいなと思うだけで。それよりも、同居した後に、みんなで仲良く暮らしてけるほうが大事です。

リトルYが生まれたことで、私は完全に“家族”として受け入れてもらえたような気がします。「Y君のお嫁さん」から、「後継ぎのお母さん」になりました。
あとは…“後継ぎ”として期待されるリトルYを頑張って育てなきゃ!!

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