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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2010年1月17日日曜日

「ウーマン・イン・ホワイト」

久しぶりにトンハさんが戻って来た公演、「ウーマン・イン・ホワイト」。
今日で2回目の観劇です。

楽しみにしていたトンハさんの悪役。
わりと想像通りだったけど、いい人に見せているシーンは初演の禅さん以上にいい人だから、みんなが騙されるのも無理はない、と思えちゃう。誠実なトンハさん全開。
一方、悪い人のシーン。
禅さんほど悪魔的ではない。一見恐ろしさは禅さんの方が上だけど、実際に近くにいられるとぞっとする恐ろしさを持っているのはトンハさんの方じゃないかな。
禅さんのパーシヴァル卿はね、悪巧み派なんです。例えばね、ハエが飛んでいても大して気にしないし、気まぐれでもひょいと逃がしてあげたりする一面がある。でも、必要とあらば人を殺したりもする。
トンハさんのパーシヴァル卿はハエにせよ、人間にせよ、邪魔だったら殺す。それだけ。
今まで苦労してこなかった人だと思うんです。地道で面倒くさいことをするくらいなら、近道行っちゃえ!…え?それって悪いことなの?って感じ。だから、始末に追えないのはトンハさんの方。

今回の歌、トンハさんの声がすごく活かされています。
「お前は15歳。綺麗だった。誰よりも」
この辺で使う優しい歌い方が好き〜!
それから、「妻の若さを知りながら〜」という高音。
悪役を見ているのに、すっかり目がハートになってしまいました♪

田村万里生君もトンハさんも、アクションは微妙だったけど……(^_^;

トンハさんはこの作品に携われるのが嬉しいんだろうな。
カーテンコールでの充実感のあるような笑顔を見ていたら、こちらまで嬉しくなってしまいました。

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