自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2010年1月9日土曜日

結納

2010年1月の大安。土曜日。
今日、Yさん家とひょん家の結納が行われました。
場所は都内某ホテル内の料亭。
お忙しい中、媒酌人ご夫妻にも来ていただき、略式とは言いつつそれなりにきちんと式が行われました。
自分の一生に一度(の予定)の儀式で嬉しいんですが、その一方で「こんなに日本風の儀式をするんだから、どんな感じかしっかり覚えておこう」と考えてしまう日本語教師の悲しい性。

とりあえず、記録を。
私はおそらくこれが最後になる振袖の着物。母もYさんのお母様も媒酌人の奥様も着物。
男性は全員スーツ。Yさんは私が去年の誕生日にあげたネクタイをしてくれていました。
≪Yさん家からひょん家への結納品≫
目録
長熨斗…アワビの肉を薄く伸ばしたもの。長寿の象徴。
金宝包…結納金
勝男節…鰹節。男性の強さを象徴する。
寿留女…するめいかの干物。長期保存できるところから、幾久しく幸せな家庭を築くようにという願いを込める。
子生婦…昆布。昆布は生命力が強く、繁茂するところから、子宝に恵まれるように願いを込める。
友白髪…白い麻糸。糸を白髪に見立てて、夫婦ともに白髪になるまで仲良くという願いを込める。
末広…純白無地の扇子。純粋・純潔の象徴であるとともに、一家が繁栄するようにという願いを込める。
家内喜多留…本来は祝い酒をいれた柳樽のこと。今は現金を包むことが多く、今日の式でも現金。
記念品…婚約指輪
≪ひょん家からYさん家への結納品≫
目録
長熨斗
金宝包
寿留女
子生婦
友白髪
末広
記念品…何でもいいそうですが、私の場合はネクタイピン。Yさんからいただく指輪にダイヤが付いているので、私からもダイヤのタイピンを贈りました。

両家の両親・本人が向かい合って並び、間に媒酌人ご夫妻。
媒酌人のご主人(以前、書いた建築家の先生です)が式の進行をされ、奥様が双方の家族に結納品を渡すという段取り。
奥様「Yさん家からひょん家への結納の品でございます。幾久しくお納めください」
ひょん家の父「幾久しくお受けいたします」
こんなやりとりが交わされます。
最後はYさんのお父様が両家を代表して一言挨拶をして、終了。
(結納品を検めたりしないところが、おそらく「略式」なのでしょう)

そのあとは記念写真の撮影。(これはオプション)
両家と媒酌人、全員一緒で1カット。
結納品を前に、新郎新婦がお互いに贈りあった記念品を着用して1カット。
二人で結納品が置かれた台を持って1カット。
最後は食事会。(この時の話題は建築関係のことだったのですが、途中で父が尺八の音が吹く場所によってどのように変わるのかという話をしたら、それが建築家の先生には興味深かったらしく、話が盛り上がっていました。私はほとんど口を気かず、もっぱら聞くことに専念。…そしてときどき、お皿にのっているキノコ類をどう胃に流し込むかを考えて困っていました)
結納式のスタートから食事会の終わりまで、だいたい3時間ぐらいかな。

緊張したせいもありますが、結構疲れました。久しぶりに振袖を着たせいもあるかも。


さて、Yさんからいただいた記念品。


じゃ~ん!


婚約指輪~~~♪


ダイヤモンドのソリテール(6つの爪で留めてある)タイプ。

結構立派な石なんですよ。こんなのいただいちゃっていいのかな…と不安になったくらい。

これはYさんのお母様が、「代々受け継いで行ってほしい」ということでくださったもので、Yさんがそれを私の指のサイズに直してくれたのです。(もちろん、お母様はお婆様から受け継いだもの)
いわゆる「給料何カ月分」で買ってくれるものでも嬉しいとは思いますが、代々受け継いで行ってほしいというダイヤを私にくださったというのが、とても嬉しかったです。受け入れてもらえた感じがするでしょ。

さて、上の写真、誰が指輪をつけているのでしょう??
もちろん、これは私の手じゃありません!!…って、当たり前か。
全貌はこちら。
このクマちゃんは、プロポーズの時にYさんがくれたものです。
指輪の準備が間に合わなかったけれど、本当はこのクマに指輪をはめて渡して、驚かせたかったとその時言っていたので、今日、はめてみました。
Yさんの想定していたプロポーズはこんな感じだったんですね♪
私の指が太いので、クマちゃんの手にも無理なく入ります。(いいんだか、悪いんだか…)
結納式をすると、いよいよ自分が嫁ぐんだという実感がわいてきました。
これから忙しくなるけど、楽しみ~。

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