今日、ウチの学校にふら~っとやってきて、入学を希望した台湾人のプレースメントテスト(レベルチェックのためのテスト)を担当しました。
日本語でいろいろ話しながら、質問の理解度や答え方からレベルをはかっていきます。
今日の人は、促音(小さい「っ」の音)や長音(伸ばす音)の発音が極端に悪い。促音や長音といった、いわゆる特殊拍は、母語が何であれ、苦手な人が多いんですけどね。今日の人はかなり聞き返さないと、何を言っているのかさっぱりわからないくらい、発音が悪かったです。
一番印象に残っているのは、日本語の勉強について質問した時の答え。
Q(私):日本語の勉強はどうですか?
A(台湾人):どうですか…?
Q:面白いですか?つまらないですか?難しいですか?
A:むずかしいです。
Q:日本語の何が難しいですか。
A:日本語は…テンネン。
「テンネン」??それって、「天然」?でも、それでは意味は通じない。
Q:日本語は何ですか?
A:「~だ」は「~ます」…「~じゃなかった」は「~じゃありません」…。日本語のテンネンな言葉。
ああ~、わかった!
「テーネー(丁寧)」ですね!!
長音が撥音(「ん」の音)になっちゃったんですね!丁寧な表現と、そうでない表現の使い方が難しいと言っているのですね!
うっかり聞いた音を漢字変換してしまったので、自分で却ってわかりにくくしてしまっていました。
これは久しぶりに面白い答えだったな。
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