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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2009年3月1日日曜日

「悩みとかってありますか?」

今日、久しぶりに美容院へ行ったんですよ。私は美容院でも何でも電話をするのが苦手なので、それが理由で髪を切らないことがあります。これではいかんと、前回ネットで予約できるところを探しました。今日は新しいお店の2度目。 (ネットで予約できるようになったんだから、もっと頻繁に行きたいのですが、ここ数か月の忙しさが…)
担当の美容師さんは、とりあえず前回と同じ人にしてもらいました。本当は誰でもいいのですが、名刺くれたし、せっかくだから同じ人の方が気楽かなと思って。(友達でもない人と、あまり余計なことは話したくないタイプなもんで)

美容師さん(Fさんとしておきましょう)に「お久しぶりです」と言われたので、「はあ…」とあいまいな返事と会釈だけで済まそうとしたら、Fさんはちょっと困った顔をして、「お久しぶり…ですよね?」と確認してきました。仕方がないので「そうですね」とはっきり返事をしたら、「いや、覚えてもらっていないのかと思って」と。美容師さんって、そういうことを気にするんですね。

自分にどんな髪型が似合うかわからない私は、いつも美容師さんのお任せです。新しい店でも、前回は「髪型は同じでいいので、適当に短くしてください」という半端なお願いをして、切ってもらっていました。今回も「前と同じ感じでいいです」と言ったら、一旦は「わかりました」と言ってくれたのですが、その後、「あのう~、ちょっとご相談なんですけど…」と。どうやら、今の髪型(前の美容院の人にお任せでしてもらった髪型)は、Fさんとしては私に合うとは思っていない様子。短くすると跳ねてしまいやすい襟足や前髪についてなど、いくつか「こんな風にすることもできますけど」「僕としてはこのぐらいがいいと思ってるんですけど」と、言って来ました。このFさん、美容師としてなかなかいいなと思うのは、「そう言われても、自分で何がどう似合うのかはわからん」と困った表情を私がわずかにでも浮かべると、すぐにそれを見て取って、選択肢を2つ3つぽんぽんと出してくれるところです。で、私はその中から選択すればいいと。接客の才能があるぞ、この人。
で、いくつか簡単なやりとりをして、Fさんがいいと思う髪型に変えてもらいました。前回と違って私が多少口をきいたので、話しやすくなったのか、Fさんは髪の乾かし方などについてもアドバイスをくれました。で、その後、しばらく沈黙があった後…

Fさん「悩みとかってあります??」

…はい??悩み??

私「な…何がですか?」
Fさん「いや、髪の」
私「ああ~!」
Fさん「人生のとかじゃないっすよ。そんなの、僕に言われても困っちゃいますし」
私「今、真面目にびっくりしました」

だって、しばらく沈黙の時間があったから、私の頭の中では前の話題は終わってしまっていたんだもの!前置きつけてくれればわかるのにさ。
あ~、びっくりした。

このすれ違い会話に二人で大笑いしたんですが、ここでもFさんは接客業に向いているなと思ったのは、この後調子に乗って「え?人生の悩みがあるんですか」とかくだらないことは言ってこなかったこと。美容師さんの中には、相手に共感しているように見せようとしたり、話題探しのためにプライベートなことまで聞く人がいますよね。私はそういうのが苦手なんですが、Fさんならそういうところは放っておいてくれるので、気が楽です。

また次に髪を切るのはいつかわかりませんが、次は「とりあえず前の人」ではなくて、ちゃんとFさんを指名してやってもらおうっと。

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