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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2012年3月31日土曜日

病人2人

息子が風邪をひきました。
生まれてから1歳になるまで、軽い風邪を1回ひいただけで、急な発熱や痙攣など、多くの赤ちゃん(特に男の子)が経験することが一切なかった孝行息子なんですが、今回の風邪は前回よりちょっと酷い。
発熱こそないものの、咳と鼻詰まりで、苦しくて夜中にたびたび起きてしまうんですよ。見ていて可哀想で。。。背中や胸をさすってあげたり、鼻水を取ってあげたりするんですけど、1歳の子供がつらそうなのを見ると、こちらもつらくなります。

先週は出張続きだった夫。北海道から帰ってきた次の日には大阪、なんてハードスケジュール。
ひ弱な身体は大丈夫かしら?と心配していたら、案の定、具合が悪くなりました。
先週の土曜日に病院で“喘息”と診断されたのですが、日曜日になると熱が出てきました。
喘息って発熱するの??
そして月曜日。微熱のある状態で出勤した夫からメール。
「検査したら、B型インフルエンザだって。これから帰る」

イ・・・インフルエンザ!?

喘息なら感染しないからと思って、日曜日に息子をちょっとあやしてもらったりしちゃいましたわよ!
どうしましょう!!

夫が帰って来る前に、慌てて私の布団を寝室から居間へ移動。息子を私の布団で一緒に寝かせることにしました。
それからインフルエンザウィルスの除去に役立つかどうかわかりませんが、空気清浄機をつけ、さらに家の中を加湿。

翌日、息子もインフルエンザである可能性を考え、夫がインフルエンザであることを告げてもう一度病院で診てもらいました。
幸い、息子はやっぱりただの風邪でした。
ホッと一安心。
予防接種しておいてよかった。(息子には注射させましたが、自分はやっていないので、一抹の不安アリ。。。)

インフルエンザウィルスが完全に抜けるには1週間かかるということで、今週いっぱい会社を休まねばならなくなった夫と、なかなか風邪が完治しない息子という2人の病人を抱えて、今週は私一人がドタバタしていました。

夫は大人ですから、息子と接触しないように、寝室に閉じこもってくれていましたが、息子はお父さんに遊んでもらいたくて仕方がない。彼の咳が聞こえただけでお父さんを探しまわり、夫がトイレに行く時などちょっと姿を見かけると、抱いてくれと泣いて頼む。夫も、息子が泣いているのを見ると構いたくなるようなのですが、そこはぐっと我慢。すると息子はお父さんに無視されたと思うのか、しょんぼり。「お父さんは病気なのよ。寝かしてあげようね」と、言い聞かせてなだめる私。

食事は時間差。
大人はいつもの食事の時間が多少ずれても大丈夫ですが、息子は我慢できないので、まずは息子の食事を優先します。息子に食べさせながら、自分も急いで食べます。
息子と自分が終わったら、夫の準備。その間、息子は放っておかれるのでご機嫌ナナメ。
夫が食べている間、息子が彼に近づかないように、居間の出入り口に赤ちゃんの進入防止用ゲートを取り付け、私が遊んであげて気を紛らわせます。
夫が食べ終わったら、後片付け。
息子のお昼寝の間に、次の食事の準備。

テレビは居間にありますが、そこで私と息子が生活しているので、テレビっ子の夫はテレビが見られずに「暇すぎる~」を連発。本が読めるほど長時間身体を起こせないし…ということなんでしょう。
仕方がないので、1日に1時間くらいは息子を連れて外出。
電車を見たがる息子の希望に応えて、京成線の線路沿いの道をのろのろと散歩し、神社にお参りし、線路の見えるベンチで息子におやつを食べさせ、帰りにちょっとコーヒーショップに寄って自分をいたわる(?)コーヒーを買って、また線路沿いをのろのろと帰るのがお決まりのコース。
まだ言葉の話せない息子ですが、線路が見えたり、踏切の音が聞こえてくると「んごっ!」(本人は「電車」と言っているつもりなんだと思います)と叫んでベビーカーの上で身を乗り出します。近くに犬が散歩していようが、ハトがちょこちょこしていようが目もくれないのに、踏切や電車の音には敏感。
夫にはテレビを見る時間、息子には電車を見る時間を与えるのも私の大事な仕事です。
私たちが家に帰ると、夫の至福の時間は終了。彼が寝室へ引き上げるのを確認してから、空気清浄機の設定を強くして、息子を居間に入れるという段取り。

夫が1週間家にいるというのは予定外だったので、実は当初、家にはそんなに食糧がありませんでした。使い切れなくなるのが嫌なので、あまり買いだめをしないんです。2人だけの食事が何回、3人での食事が何回…と確認してから計画的に買い物をするので、夕食分はあっても、昼食分がありませんでした。
夫は「食欲ないし、饂飩みたいな軽いのでいいよ」とあっさり言いますが、その饂飩がないんじゃ!
夫が会社を休み始めた火曜日の午前、息子の散歩を装って、饂飩とお蕎麦を合わせて1週間分買いに行きました。
少しは買い置きしておいた方がいいのかしら…。乾麺くらいは置いておかないといけないかも。パスタはあるけど、病気の時には食べたくないもんね。

この1週間、一番大変だったのは息子に薬を飲ませること。
特に水曜日くらいまでは便秘の薬も飲ませていたので、風邪・便秘・肌のアレルギーの痒み止めの3つの症状の薬を飲ませなければいけませんでした。便秘が改善されてからは種類が減りましたが、数は少なくても飲ませるのは大変!
漢方薬は水あめと混ぜたり、その他の粉薬はヨーグルトやリンゴの水煮に混ぜたりして何とか口に入れさせていますが、シロップはどうしても受け付けてくれない。そのまま飲ませることはもちろん、リンゴジュースに混ぜてもダメ、カボチャやコーンなどの甘めのスープに混ぜてもダメ。私と息子の知恵比べのようになっています。昨日からは、1回分の薬を3回に分け、30分おきに3分の1の量を一気にスポイトで口に流し込む強行作戦に出ています。1回分の量を一度に飲むことができないなら、少量ずつでいこうかと。この2日間は上手くいっています。今後はわからないけれど。

病気に感染するよりも疲労で倒れそうなドタバタな1週間ですが、嬉しいこともありました。
それは、1歳1ヶ月にして息子が立ったこと。
まだ「つかまり立ち」の段階ですが、立つのが遅すぎて1歳検診の時には股関節に異常がないかチェックされてしまったくらいの息子なので、一人でよいしょっと立っているのを見たときには大声をあげて喜んでしまいました。
夫も寝室の襖を開けて見ていましたが、病気で家にいたからこそ見られた瞬間ですよね。怪我の功名??
今朝は、つかまったまま2歩くらい歩いているのを見ました。まだ足の運び方がわからないようで、摺り足のような感じでしたけど。
早く一緒に歩いて散歩したいな。

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