自己紹介

自分の写真
血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!
ラベル 仕事 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 仕事 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年12月14日火曜日

また一区切り…

アルバイト的にお手伝いしていた教師養成講座での授業も、今日で最後になりました。
正社員を辞めた時のように泣くことはしませんでしたが、ちょっと寂しくなってしまいました。

まあ、でもチビちゃんを無事に産み、育てることを優先させていただいて…。
子供を産んでも、一年くらいで戻る先生も結構多いんですよね。でも、今の私には一年というのは考えられない。一年で子供が母親の手を離れるわけではないもの。
もちろん、経済状態が変わって、共働きにせざるを得なくなったら別ですが。

3月にも経験しましたが、仕事を辞めるって複雑な気持ちになります。
寂しさもあり、もう受講生の問題行動に煩わされることはないのだという安堵感…というか、清々した気持ちもあり。

明日からは完全な専業主婦になります。
チビちゃんが無事に育つようにすることをもっと意識しよう。

2010年6月10日木曜日

仕事との両立

久しぶりに会社へ行きました。
1科目だけ担当することになっていた授業のためです。

2か月半ぶりかね、授業するの。喉に負担をかけない話し方とかを指導する授業なんですが、自分が最近大きな声を出していなかったので、声が出るか心配になり、昨日は発声練習代わりに一日中家で歌っていました。(お隣さんに赤ちゃんが生まれてから、邪魔になってはいけないと控えていたんですけど)

今朝は久しぶりすぎて緊張しましたが、声は問題なく出ました。最近、頭が完全に“主婦”に切り替わっていましたけど、やっぱり教室に入ったら感覚は戻りますね。時間の感覚もよみがえってきたし。

ただね、朝はやっぱり大変でした。朝食は作ったけど、片付けまでする時間がないから、帰ってくるまで食器を出しっぱなし。布団も片付ける余裕なし。特に今日はダンナも大阪出張でバタバタしていたし。
今は非常勤講師(パートタイム)だから、授業終わったらすぐ帰れるし、残した家事は帰ってからすればいいんですが、専任講師(フルタイム)だったらこういう作業はいつするの?って思います。自分の出る時間に合わせてダンナを起こすとかして、相手にも協力してもらわないとできないよねえ…。共働きの人はそうしているのかもしれないけれど、私にはできないや。まあ、だから仕事辞めたんだけどね。

仕事を辞める前は、「しばらくしたら戻りたくなるんじゃない?」って言われることが多かったんですが、今日の状態を考えると、戻ったら家のことが疎かになりそうなので、やっぱり戻らないと思う。
性格…というか、育った環境が影響しているんですけど、一家の大黒柱のペースに合わせた生活じゃないと、自分が落ち着かないんですよね。

授業自体は久しぶりで楽しかったんですが、やっぱり仕事と家庭の両立はできないなぁ…と思った今日の出社でした。

2010年3月31日水曜日

退社の日

本日をもちまして、9年間勤めた日本語学校を退社いたしました。

今日は同じ校舎の方々全員で、送迎会をしてくださいました。

みなさん、ありがとうございます!!

いろいろあった会社員生活でしたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです!!

泣かないだろうと思っていたのに、自然に涙がぽろぽろ…。
みんなも泣きだして、最後はみなさんと涙・涙のハグをして別れました。

退社することをこんなに惜しんでいただけるなんて、私は幸せ者でございます。

この会社で勉強させていただいた時間は、私にとって宝物です。
本当にありがとうございました。

またみなさんにお会いできる日を楽しみにしております。

2010年3月27日土曜日

身辺整理?

平日は他の人と同じように仕事があるし、一人でガタガタ片付け始めると、いかにも「辞めます」という感じがしてしまうので、もうすぐ退社の日だというのに、ほとんど机の周りを片付けていませんでした。

今日は専任講師が誰も出社しないので、邪魔にはならないだろうと思い、片付けに行きました。

いや~、物が多い!!

捨てられないって怖いですね…。カリキュラムなどを検討したときの、検討途中のメモや案などが全て取っておかれている。新カリキュラムに変わったら捨てりゃ良かったのにね。
ゴミ袋、いくつ使っただろう…。紙を破り続けて、左手人差し指にマメができました(泣)

2時ごろから作業開始で、一段落ついたのは7時半です!!
5時間以上も片付けやっているんですからねえ。
そして、養成講座の教案や日本語を教えるときの教材類、養成講座の教育実習を担当していたときの資料など、捨てられないものは箱詰めし、家に郵送。これだけでもね、すごい量なんですよ。大きめの箱で4つ。
送料、4200円也!!

仕事はしないつもりなんですが、頭の隅には「そのうちボランティアなんかやるかも…」という意識があるので、捨てられないんですよね。

でも、新しい家では、不必要なものはこまめに捨てるようにしようっと。
Yさんが「僕、片付けられない症候群だから」と宣言しているので、二人でそうなっちゃったら家の中、大変だもんね。

今日でだいぶ片付けてしまったので、みんなの前で整理を始めなくても、いかにも「辞める人」状態にはなってしまいました。でも、辞めるんだから仕方ないよね。

2010年3月23日火曜日

卒業式

私が教育実習を担当した最後のクラスが卒業しました。

私のほうが送り出す側なのに、「結婚おめでとうございます」とお花と寄せ書きをいただいてしまいました。。。

最後だという意識はあったのに、思ったほどジ〜ンとすることもなく、正直なところ、卒業生たちに申し訳ない感じがしていたのですが、今、お花を家に持ち帰り、ペットボトルで作った即席花瓶にいけ直していたら、「あ~、最後なんだなぁ……」と寂しくなってきました。

これから、いくつもの「最後」を経験することになるでしょう。
寂しくなるけれど、それを越えてこそ、次があるんですよね。

2010年1月19日火曜日

教師座談会

教師養成講座を担当している講師が集まって座談会をする機会がありました。
バックグラウンドも経験年数も異なる人たちが集まって、授業をする上で心がけていることについて話しました。

様々な角度からの様々な意見が出て、とても勉強になりました。
でも、いろいろなことが出たとは言っても、根っこのところでは繋がっているんですよね。多かれ少なかれ。

自分の信じる道を突き進むのも大切だけど、ちょっとブレイクして、他の人の考えを聞くのも大事だな。

2010年1月5日火曜日

テレビドラマの違い

1月から入学する外国人生徒のレベルチェックテストをしました。

ある韓国人と話していたときのこと。
日本のテレビドラマや映画が好きだと言っていたので、「日本のテレビドラマと韓国のテレビドラマはどんなところが違いますか」と尋ねました。自分の意見をどの程度の日本語で説明するかを見るためですが、どんな答えが返ってくるのか楽しみでもありました。
するとその学生がすぐに答えたのは、「日本のドラマはCMが多いです。少しドラマ、CM、少しドラマ、CM。韓国はドラマ終わったら、CM」
へぇ〜、そうなんだぁ。
内容よりもそれが気になるだ〜。
内容については、日本のドラマは主人公の成長を描くものが多いけれど、韓国は恋愛モノばかりだと言っていました。(かなりたどたどしい日本語で)

台湾人も、自分の国のドラマは恋愛モノばかりだと言っていました。

日本のドラマも、あまり見たいものはないけれど、まだいい方なのかな?

2010年1月4日月曜日

今日からお仕事

お正月休みも終わり、今日から仕事です。

朝の電車はまだまだ空いています。
むぅ〜。まだお休みの人も多いのね…。

新年早々、財布を忘れて同僚にお金を借りるハメになりました(^_^;
私ってば、間抜け。
こんな自分が愉快。
今年は面白い一年になるぞぉ。

授業が始まるのは明日からなので、校内は静かでした。が、間違えて来てしまった方が一人。
ご苦労様です。

いつもはこの時期が一番忙しいんですが、仕事を他の先生に引き継いだので、かなり楽です。
ちょっと早めに帰れました〜。

さ、明日からも楽しく頑張りましょう〜!!

2009年12月21日月曜日

ご冥福をお祈り致します

午前中の授業の合間の休み時間。
教務室に戻ると、教務室内が何だか重い雰囲気。
「○○さん(受講生)、亡くなったんだって」

…え?誰が何ですって?

ちょっと前から入院していた受講生が週末に亡くなったのだそうです。。。
大動脈破裂で。

とても元気な方だったので、倒れたという話を聞いた時も、信じられなかったんですが、亡くなるとは…。

在校中の受講生が亡くなるというのは、ここ20年で一度もないことだとか。
明日がお通夜だということで、担任の講師が行くことになりました。
(担任って、今年、お母様を亡くしたばかりの主任なんですよね…。精神的に耐えられるかなぁ)

授業中の楽しそうな表情と笑い声が思い出されます。

どうか、安らかに…。

2009年11月26日木曜日

地域のボランティア現場

今日はある自治体からの依頼で、ボランティア日本語教師のブラッシュアップ講座を担当しました。

そこでの雑談の中で、こんな話を聞きました。
バングラデシュ人の父親と日本人の母親を持つ三兄弟が困っているというのです。お母さんは家を出て行ってしまい、今はお父さんが一人で子供を育てています。子供たちは国籍は日本だそうですが、話せるのはバングラデシュの言葉だけ。二十歳の長男は、日本語を勉強しながら、自分も働こうと仕事を探しています。中学2年生と小学5年生の弟たちは学校へ通いたがっているけれど、日本語ができないため、拒否されてしまったとのこと。
「しかも、日本語がよくわからない父親を言いくるめて、就学免除届を出させてしまったから、書類上は彼らの希望のようになっているんですよ。だからね、代わりにこれはおかしいと教育委員会に言いに行ったら、取り出し授業を担当できる教師を雇う金がないとか言うんですよ。まったく、そんなに高いはずもないのに。日本国籍を持っているんだから、学校に行けるはずなんですよ」
ボランティアの方はそうおっしゃっていました。

日本国内には、様々な外国人がいます。そしてそれぞれの地域がいろんな課題を抱えています。
普段、日本語学校にいると、地域の課題などが具体的に耳に入ってこないことがありますが、こういう時に現場の方のお話が聞けるのは勉強になります。
そして、地域が、日本が抱える問題について考える機会になります。

2009年11月4日水曜日

国が変わればガムも変わる

非常勤講師の方から、ガムを一つもらいました。
見た目は白くて四角い、ごく普通のガムで、パッと見はミント味かな、という感じ。

「これね、サウジアラビアのガムなんですよ。今、生徒さんにもらったんです」

おお〜!サウジアラビアのガムですと!?それは珍しい。

早速噛んでみましたが、何とも珍しい味。
初めは生姜の味かな…と思ったんですが、それだけではない感じ。
何と言うか…朝鮮人参みたいな。

漢方薬っぽくて、身体には良さそうな味ですが、もう一つ食べるかと聞かれたら困るかも。
不味くはないけれど、「ガムの味」の範囲外。

国も変われば人も変わる。そしてガムも変わるってか!?

2009年10月21日水曜日

検定試験を解く作業

日曜日に行われた日本語教育能力検定試験。
毎年私のいる学校では、解答例(速報とは言えませんが)を発表しているので、今はみんなで分担して、問題を解く作業をしています。

今年の問題、なんか奇妙だなあ。日本語教育の勉強をしていなくても解けるものとか、基本的な知識を問うものとかが多い。例年だと、もう少し悩むものもあるんだけど。

合格率は今までのように20%くらいで切ってしまうのかな?かなり高得点な人も出ると思うんだけど。

これが語学教師の資格を得るための試験なのかということを考えると、適切とは言えないと思う。
ここ数年、ちょっと迷走している感のある日本語教育能力検定。
大丈夫かぁ〜?

2009年9月26日土曜日

「日本語は天然」?!

今日、ウチの学校にふら~っとやってきて、入学を希望した台湾人のプレースメントテスト(レベルチェックのためのテスト)を担当しました。
日本語でいろいろ話しながら、質問の理解度や答え方からレベルをはかっていきます。

今日の人は、促音(小さい「っ」の音)や長音(伸ばす音)の発音が極端に悪い。促音や長音といった、いわゆる特殊拍は、母語が何であれ、苦手な人が多いんですけどね。今日の人はかなり聞き返さないと、何を言っているのかさっぱりわからないくらい、発音が悪かったです。

一番印象に残っているのは、日本語の勉強について質問した時の答え。

Q(私):日本語の勉強はどうですか?
A(台湾人):どうですか…?
Q:面白いですか?つまらないですか?難しいですか?
A:むずかしいです。
Q:日本語の何が難しいですか。
A:日本語は…テンネン。


「テンネン」??それって、「天然」?でも、それでは意味は通じない。

Q:日本語は何ですか?
A:「~だ」は「~ます」…「~じゃなかった」は「~じゃありません」…。日本語のテンネンな言葉。

ああ~、わかった!
「テーネー(丁寧)」ですね!!

長音が撥音(「ん」の音)になっちゃったんですね!丁寧な表現と、そうでない表現の使い方が難しいと言っているのですね!

うっかり聞いた音を漢字変換してしまったので、自分で却ってわかりにくくしてしまっていました。

これは久しぶりに面白い答えだったな。

2009年9月11日金曜日

今週は…

いや〜、今週は頑張った!!
自分で言うのもなんだけど。

月曜日から木曜日までは、日付が変わる前には帰れない生活でした。金曜日の今日は11時過ぎには家に着きそうですが。(今は帰宅途中の電車の中)

まだまだ頑張れるじゃん、私♪と思っていたら、今朝寝坊しました。
母に起こされたのは、いつも家を出る時間の5分前!
それからがすごい。なんと、起きてから8分で準備し、家を出たんです。
…ご飯も歯磨きもしていなかったけど。(顔は洗いました。最低限の化粧もしたし)

これだけの猛スピードで準備するパワーはあるわけですが、自分が疲れていることを認めざるを得ませんでした…。
腸も痛いし。

会社には遅刻しなかったし、仕事中に寝たりもしませんでしたが、今夜はちゃんと寝ようと思います。

2009年8月28日金曜日

日本語教師の実践力

今月、私は養成講座の授業で初めてのものを担当させてもらいました。
今まで主任だけが担当していた科目なのですが、おそらく近いうちに私も担当するように言われるんじゃないかと思っていた科目だったので、心の準備はできていました。…実際にやってみたら、時間配分が難しかったけど。

この授業のテーマは
実践力!

日本語教師の実践力とはどういうことかを考えてもらい、各自、これからの課題を設定してもらおうという授業です。

問題がある授業(実際の授業ではなく、そのために作られたもの)の教案と様子を見てもらい、問題点はどこか、なぜそれが問題なのか、改善するためにはどうすればいいかをグループワークで考えてもらいます。
授業の対象は、来月卒業を控えた人たち。
主任に授業のレクチャーをしてもらったとき、「ポイントを押さえる人もいるけど、だいたいの人がパフォーマンス面しか見られないよ」と言われましたが、実際、その通りでした。
「教師が棒読みなんだよね」
「教案を見すぎているよね」
…確かにそれも大事ですが、それ以上に大事なものを見落としているよ…。
たとえば学習項目の意味を伝えなければいけないところで、他の言葉と勘違いされそうな説明をしてしまっているとか、文法的に誤りである文を提示してしまっているという点に気づけない人が多いのです。
読解の授業のはずなのに、いきなり文を音読させ、教師が語彙を説明してしまっているような授業の様子を見せても、「教師の説明が一方的である」ということには気づけても、「読解ならば、最初は黙読させ、学習者がどこまで理解できているかをチェックするための質問を出すような進め方が必要である」という学習目的を意識しなければいけない部分は気付く人と気付かない人が半々くらい。
ここが、実際に現場で揉まれた教師と、養成講座を受講中の人の差かな…。

この授業を3クラスでしてみて感じた「養成講座の受講生に足りないもの」。
分析力
そして
活動目的を意識すること


それから、この授業ではなく、今学期担当していた教育実習クラスで、指導しきれなかった点。(事あるごとに力説したつもりでしたが、浸透させきれなかった…)
学習者のために最良の方法を選択すること

今回の教育実習で、私が何度も問いかけたのは、
「この活動方法を選択した意図は?」
「誰にとって有益な方法なんでしょうか?」
「ここで何を一番伝えたいんですか?」
の3つ。
2番目の「誰にとって有益か」という部分なんですよね、難しいのは。
「こうしたら楽だろう」という発想で活動を選択することは決して悪いことではありません。でもそれは誰が楽なのか。「教師も学習者も楽になる」だったらいいのですが、「教師が楽になる。学習者は簡単になる」ではダメなのです。つまり、教師がやりやすい方法を取った結果、学習者にさせる活動のレベルが下がり、本当に必要な練習ではなくなってしまうというようではいけません。
「直接法は効率が悪いのではないか。もっと媒介語を使った方が、学習が速く進むと思う」とレポートに書いた人がいました。
その通り。直接法は同じことを教えるのにでも時間がかかります。でも、このレポートを書いた人は「学習が速く進む」というのが、学習者が本当に求めていることかどうかは、ニーズやレディネスによるということを見落としているのです。

「媒介語を使う」→「どんどん進められる」かもしれませんが、マイナス面として「日本語を聞いて考えるという回路を作る工程を邪魔している」ということもあると思います。
何の理由もなく、このマイナス面が無視されているのであるならば、媒介語を使うという選択は「教師本位」と言わざるを得ません。

私は決して直接法の信奉者ではありません。私自身、学習者のレディネスに合わせて間接法で授業を行うことがあります。相手によって使い分けているのです。

目の前の学習者にとって何が一番必要か。それを第一の基準にし、教師の都合は第二に回せる力をつけさせること。
これも実践力の一つになるでしょう。

日本語教師養成講座担当者の実践力というテーマで考えてみると、私の課題は受講生に「実践力とは?」を考えさせることですね。

2009年8月27日木曜日

梨

私のいる学校は、いくつかの団体から日本語支援ボランティア養成講座の依頼を委託されていて、教務の専任講師が持ち回りで担当しています。
依頼をしてくる団体の多くは、その団体に所属しているうちの卒業生の紹介です。卒業して、地域のボランティアで教えているという人たちです。

今日、そんなボランティア団体の一つにいる卒業生から、地域特産の梨が一箱送られて来ました。
去年、初めて送ってくれたのですが、そのときに私たちがあまりにも喜んだからか、今年もまた送ってくれたのです。
そして、今年も大喜びの私たち。
だって、一人では食べるのが大変なくらいの大きさなんですよ、一つが。二人で一つにしても、充分すぎるくらい。

ボランティアをしている人から「先生方に授業していただいて、みんなすごい喜んでいるんですよ」と言っていただけたり、その地域の行政から「他の学校さんにお願いしていた時に比べると、受講者の定着率が良かったです」なんて報告をいただくと嬉しくなります。それだけでもありがたいのに、こんな素敵なものをいただいたら、感動してしまいます。(買ったら、けっこう高いと思います)

ボランティアで日本語を教えていらっしゃる方は、日々外国人のいろいろな疑問に付き合って、試行錯誤していらっしゃるので、私たちのコメントを実感を持って聞けるんですよね。その点、校内の教師養成講座にいる(まだ直接法で教えたことがない)受講生とは違います。ボランティア養成講座を担当したときの楽しさは、このへんが関係しているのかな。

校内の養成講座にいる人から、精神的に傷付けられることもありますし、怒鳴りたくなることもありますが、卒業生や外の団体の方がこうして評価してくださると、自分のやり方は間違っていないと思えるのです…。

2009年8月26日水曜日

消毒液

インフルエンザの流行のニュースが連日伝えられる中、うちの学校でも消毒液を各校舎で買っておこうということになりました。
衛生管理係の人たちが、あちこち探してくれたのですが、全員分をカバーできるような量は確保できず。やっぱり難しいね〜、とか言っていたのですが…。
数日前、私は家の台所にでんと置かれた消毒液の箱を見つけました。
あれ?これ、どうしたの?…もしかして、パパの会社で扱ってるの?!

なんと!盲点でした。父の会社の商品に消毒液があったとは!

さっそく価格表をもらい、会社へ。あっさり上司のOKも出て、各校舎から注文殺到。
「ひょん先生、大量注文です」と経理のお姉さん。
まいどありっ!
…て、私の懐には入らないけど。

家族の中で、一人だけ異業種の仕事をしている私は、父の会社のことをほとんど知らないのです。
今回、こんな形で日本語学校の役に立てるとは思いませんでした。

2009年8月10日月曜日

「感覚」を教える

「ここから先、どのように授業を進めたらいいのか、考えてみたのですが、まったくわかりません。アドバイス願います」

週末提出された実習生の教案の最後に書かれていました。

この実習生が担当する課題は「誘い」の表現。つまり、「~しませんか?」「いいですね。しましょう!」のような表現です。

「誘い」が課題なんだから、授業の最後には友人を何かに誘うような会話練習をすればいいだろうが…と思ったんですが、そこでどうコメントを書くか迷いました。

私はどうして「誘いがテーマ」→「人を誘う会話練習をする」とつながるんだろう?と考えたんです。
現場経験のある日本語教師なら当たり前のことだと思います。私の場合は、教師養成講座を出ていないんですが、誘いがテーマになった日に会話練習をしないなんて思ったこともないので、現場に放り込まれてもあっさりやっていました。でも、実習生はそれがわからずに悩んでいるのです。「誘いだから会話でしょ」と言えば済むことですが、それではこの人がどこかの日本語学校に就職した時に、役に立つアドバイスにはならないでしょう。

テーマに沿った適切な練習が選べるようにするためには、どんなコメントをつければいいんだろう…。

教師経験のある方なら、同じことを迷ったことがあるのではないでしょうか。
自分が感覚的に身につけてしまっていることを、他の人に教えるためにはどうしたらいいか。
知識を教えるのは簡単です。知識ではなく「感覚」を教えるのは大変。特に自分がそこで苦労していない場合は。

悩んだ末、これは紙面のコメントだけでは伝えられないと思い、コメントに加えて直接話すことにしました。
「既習の“~が好きです”などの表現も使えますよ。“~ませんか”のような表現を、日常でどのように使っているか考えてみましょう」
教案にはこんなコメントだけ書いておきました。

朝、授業が始まる前に返却して、「授業後にお時間があれば、少し話しましょう」と言っておきました。
で、お昼休みに話しに行ったんですが、それまで実習生なりに私のコメントを見ながら考え、そしてやはり悩んでいました。
「先生、“好き”が使えるっていうのは、誘う前に好きかどうか聞けってことですか」
(…なんでそう「答え」を求めるんだ?)
「誰かを誘うときって、どんな風に話してます?」
「急には言わないです」
「そうですよね。じゃあ、どんな風に話を持って行きますか。たとえば、飲みに行くとしたら」
「お酒が飲めるか聞きます」
「そうですよね。どうやって聞きます?」
「お酒を飲めますか、とか、お酒が好きですか、とか」
「うん。可能形はまだ教えていないから・・・」
「“飲みますか”」
「そうですね。“飲みますか”とか“好きですか”とか使えますよね。じゃあ、好きだと言われたらどうしますか?」
「飲みに行きませんか」
「OKしてもらったら?」
「…え?そのあと?…飲みに行きます」
「それはすぐ行くってことですか。じゃあ、この時間に、今晩のことを誘うなら?」
「あ、どこで飲むかとか話します!」
「そうですよね。そんな話もしますよね。他には?」
「他に…?」
「だって、ホラ、何時頃出かけるんですか」
「ああ~、そうですよね。そういうこと決めないとヘンですよね」
「飲みに行くことと、待ち合わせ時間と行くところを決めたら、ほら、スケジュール帳に書けるだけの情報が得られるじゃないですか」
「ホントだ!」
「人を誘って約束を取り付けるというCan-do ですよね」
「ああ、なんとなく見えてきました~。会話もQAも何も思いつかなくて。初級って使える言葉が限られるし」
「使える言葉のリストをにらんで考えていても、何も思いつきませんよ。まず“誘い”の表現は自分の生活でどういう状況でどんな風に使っているかを考えて、会話になるならそれを書き出してみるんです。教えていない表現が出てきてしまうなら、そこを既習の表現に置き換えられないかって、そのあと考えればいいんですよ」
「先に会話を考えちゃう方法があるんですか!?」
「大切なのは、生活でどう使えるかということでしょ」
「そうですよね・・・。あ、なんかとっても勉強になりました!」

実習生はこのやりとりで喜んでくれました。でも、私の方は上手く指導できなかったという反省が…。
だって、上のやりとりって、ほとんど私の誘導じゃありません?本人に気付かせるように指導することが、まだできていないのです。
実習生がこの後他の課題に取り組んだとして、今日のやりとりをヒントに教案が作れるだろうかと考えると、自信がありません。

人を教えるって、難しいなぁ…。
教育実習を受け持つようになって、もう7,8年になると思いますが、未だに私は発展途上。適切な指導ができたと思えることはほとんどありません。

勉強、勉強…。

2009年8月5日水曜日

困ったさん

夜9時頃、日本語部門(外国人クラス担当部署)の主任が、「明日は朝から謝りに行かなきゃ」と呟いていました。
この主任がミスをするなんて聞いたことがなかったので、ちょっとびっくり。
話を聞いてみると、主任のミスではありませんでした。
今いるフランス人生徒の一人が、ホストファミリーから何度もお金を借りているそうなんです。で、借りたお金は食費などに当てられるのではなく、観光や買い物、ネイルアートなどに消えているとか!
お金を送ってくれるはずの両親は両親でバカンス中で、送金できず。
ホストファミリーはついに怒って「出ていってください!!」と。

仕方がないので主任は生徒を住まわせるアパートを探し、バカンスから戻った生徒の両親に借金返済分を送ってもらい、明日謝りに行くんだそうです。
大変だ…。
決して貧乏な生徒ではないんです。金持ちすぎて金銭感覚がおかしいだけで。
借りてまで遊んじゃいけませんよ…。

困った金持ちさんです。

2009年7月23日木曜日

中国語

教務室で仕事をしていると、スタッフのお姉さんが急ぎ足でやって来ました。
「ひょん先生、中国語の電話に出ていただけませんか?」
「はい??」
「授業に来ていない中国人の…子供クラスですよ。お父さんに電話したら、どうやら子供本人が出ているらしいんですけど、今日のレッスンはどうするか聞いていただきたいんですよ」
「え、ちょっと待ってください。何時からの授業なんですか?」
スタッフのお姉さんも慌てていて、何が何やらという様子。とりあえず電話に出て、今日は欠席するのかと尋ねてみると、
「午前のクラスに出ました」
という返事。その通りスタッフに伝えると、ますます訳がわかっていない顔。
「ちょっと先生、今電話に出ている子が本当に本人か聞いてください」
「へ?そもそもなんて名前の子なんですか?」
「ああ、そうか。オウさんです。オウ・カシさん」
「漢字がわからないと、中国語の発音わからないですよぉ」
…何をバタバタしているのやら。

この後は、相手の返事を逐一スタッフに伝えながら、何とか役割を終えました。
中国人の小学生兄弟がうちの学校に通っているんですが、明日から休みなのを、今日からと誤解したのが原因でした。スタッフは日本語が話せるお父さんの携帯に電話をしたのですが、実はお父さんは中国に仕事の都合で戻ってしまっていて、日本にいないそうなんですね。で、置いていった携帯が鳴ったので、子供が電話をとったということでした。

久しぶりに中国語を話しましたよ。しかも知らない相手と。うまくコミュニケーションも取れたし、中国語の響きは心地いいし、何だかとっても楽しかったです。
受話器を置いた後、しばらく楽しい気分にひたっていました。

最近、ちっとも勉強していませんが、私は中国語が好きらしいです。
(…らしい??)