チビちゃんが泣こうが喚こうがしっかり抱いてあげて、"安心できる人"にならなきゃ。
抱っこして寝かしつけながら、今は2人の絆作り期間なんだとしみじみ思いました。どのくらいの期間が必要なのかわかりませんが、チビちゃんが私の鼓動を覚えているうちに、はやく本当の"親子"になりたいものです。
チビちゃんが泣こうが喚こうがしっかり抱いてあげて、"安心できる人"にならなきゃ。
抱っこして寝かしつけながら、今は2人の絆作り期間なんだとしみじみ思いました。どのくらいの期間が必要なのかわかりませんが、チビちゃんが私の鼓動を覚えているうちに、はやく本当の"親子"になりたいものです。
術後3日目の今日は授乳指導。朝10時半、授乳とオムツ替えについて説明を受けた後、実際にチビちゃんを抱いて練習。母乳はまだ滲む程度にしか出ないんですが、チビは眠そうな顔をしながらも吸い付いてくれました。母乳を与えることは、子宮の収縮につながるので、母乳育児は産後の身体によいとされているわけですが、果たしてチビちゃんが吸い付いてしばらくするとお腹に痛みが…。これはチビのためでもあり、自分のためでもあるんだから…と自分に言い聞かせて我慢。母乳がまだあまり出ないこともあり、1回目の授乳時間は粉ミルクで補給。でも、ミルクをあげている間に寝てしまって、充分な量は飲ませられなかったんですけど。
部屋に戻ると、昼食が運ばれてきていました。さ、チビのためにしっかり食べて母乳を作るぞぉ!と意気込んで献立表を見て唖然。「きのこ雑炊350g」私がきのこ嫌いと知っての所業か!!(そんなわけはないんだけど) …食べましたよ、全部。しかもよく噛んで。母ちゃん、早くも試練(>_<)
授乳は3時間おきなので、授乳室から帰って来てしばらくすると、もう次の授乳時間。それでも、小さな胃はすぐに腹ペコになるらしく、母乳を飲む量がどんどん増える。授乳の前と後で体重を測って、その差で見るんですが、1回目はたった8gだったのが16gになり、3回目は34gに増えました。チビちゃんの食欲に比例して、私の母乳分泌量もどんどん増える。赤ちゃんが全然飲んでくれなくて四苦八苦しているお母さん達がいる中、私はチビちゃんの上手な飲み方に助けられています。
「まとまった睡眠」とはしばらくお別れですが、このチビを大きくするために頑張るぞ!
手術は午前の2人目、10時半から11時の間に呼ばれるということで、朝10時には夫と両家の両親が来ていました。私は6時以降は水分摂取も禁止ということで、緊張も加わり、すっかり喉がカラカラに。
ところが、時間になっても呼ばれない。前の人が長引いているのかね、どんなことが起こったら長くなるんだろうね…と言いながら待つこと更に30分。 11時半近くになって、よつやく呼ばれました。看護師さんに付き添われ、私一人手術室へ移動。入り口で帽子をかぶって髪を包み、部屋に入ります。テレビで見る手術室と同じように手術台の上に大きなライト。部屋は結構広くて、手術時は7〜8人のスタッフが動き回っていたんじゃないかな。部屋の左には検診の時に撮った私のレントゲン写真。スピーカーがあるらしく、妊婦をリラックスさせるためにクラシックが流れていました。
まずは麻酔をかけるところからスタート。前日に説明を受けた通り、背中に管を通したり、注射をしたり。その後、両手を台にくくりつけられて、すっかり私はまな板の上の鯉状態。麻酔の効きを確認して、さあ手術という時、異常な程の吐き気に襲われました。こんな状態で手術は耐えられない!と慌てて訴え、涙を流しながらゲーッとやっていたら、何か薬を打ってくれたらしく吐き気はおさまりました。私が落ち着いたところでようやく手術開始。麻酔がかかっているので痛みは全くありませんが、触られている感じはありました。引っ張られているような…。「順調に進んでいますからね、安心して」時々看護師さんが声をかけてくれます。私はというと、2人の執刀医の会話を聞かないようにスピーカーの音楽を聞こうと集中。(怖い会話が聞こえたら嫌だもん) と、一人の執刀医が私のお腹をぐいぐい押し始めました。「赤ちゃんの頭が出ましたよ」ぐいぐい… 「ほら、身体も出ました。おめでとうございます」次の瞬間、部屋中に泣き声が響きわたりました。
ほわ〜ん!ほわ〜ん!
よく言う「オギャア」というより、おもちゃのラッパの音に似た泣き声。臍の緒を切って軽く身体を拭いてもらったチビちゃんに触れた時の感動は忘れられないものになるでしょう。ふっくら肉付きのいいチビちゃん。可愛い…。涙が止まりませんでした。が、一方で手術は進行中。お腹の中の残留物を取り除いて、縫合。チビちゃんは夫や両親の待つ新生児室の方へ運ばれて行きました。
全ての処置が終わると、病室のベッドが運ばれて来て、私は身体が全く動かないままベッドに移され、術後の検査がしやすい服を着せられて、ベッドごと移動。途中、新生児室に寄ると、夫がチビちゃんを抱いているじゃありませんか!私より早く!起き上がれない私の隣にチビちゃんが寝かされました。ああ、この喜びは母親ならではのものかも…。
単純に幸せな時間はここまで。この後は午後も夜も傷の痛みと後陣痛の痛み、そして発熱でツライばかり。後陣痛の痛さは人によって違うそうですが、事実、私が痛がって眠るどころじゃないのに、同じ日に手術したお隣さんはぐっすり寝ているんですよね!たまらず痛み止めの座薬と氷枕をもらい、ようやく2時間くらいうとうとしました。
そして今朝。朝の検温で熱が下がって一安心。歩行練習をと言われても、お腹の痛みが酷くてまだ歩けないのでもう一度薬をもらい、10時半頃ようやく歩いて新生児室へ。チビを抱っこさせてもらいました。小さな小さな我が家の宝物。安心しきった顔が可愛い…。お腹の痛みなんかどっかへ飛んでいくくらい可愛い。 (ま、自室へ戻る時には現実がまた襲って来て、掴まりながらへなへなと歩いたんですけど)
昨日の朝から何も食べていないので、お腹はぐうぐう鳴っていますが、心は満たされた2日間です。
家族や友人からもらった安産祈願のお守りをバッグに入れ、父の運転する車に乗せてもらって、いざ出陣!母も何となく興奮しているかな?と思ったのですが、自分の子が出産するというのが初めてだからでしょうね。(これまではお嫁さんだったから)
病院に着いて入院の手続きをすると、すぐに着替えるように言われ、検査開始。
まずは体温、体重、血圧の測定。血圧測定をした看護師さん、「あれ?これじゃあヤバイじゃない」見ると下が106もあるじゃありませんか!再び測定。深呼吸して落ち着こうとしているのに、今度は上が156。3回目。相変わらず上が148で高血圧の域…。母子手帳に書かれたこれまでの記録が正常値なだけに、看護師さんも首をかしげています。「またあとでやってみましょう」体温も普段より1度以上高い36.7℃。興奮しているのかな、私…。続いて分娩監視装置を付けてのノン・ストレステスト。赤ちゃんの心拍数などを測る機械をお腹に巻き付け、30分くらい様子を見るというもの。機械を付けると、チビが元気に暴れ出しました。「赤ちゃん、元気ですねぇ」ところが、間もなく30分になろうと言うとき、お腹に張りが…。データを見た看護師さんの顔が曇りました。「赤ちゃんの心拍が下がりましたね。今、お腹張りました?」はい…。短い時間ですが。。。「元気に動いているので大丈夫だと思うんですけどね、もう一度測ってみましょう」ということで、更に30分。今度はお腹が張ることもなく、チビの心拍も下がらず、無事に終わりました。機械を外し、4度目の血圧測定。今度は上が108で正常値。ホッと一安心。
その後、お腹を切る手術ということで、剃毛。「あとでシャワーを浴びてくださいね。明日から2日間はシャワーもダメですから、綺麗にしておいてください」 …夏の出産じゃなくて良かった…。その後、ようやく病室に戻って、明日の段取りの説明を受けました。今晩9時以降は禁食。明日の朝6時以降は水分もNG。7時までに手術着に着替え、血栓防止用ストッキングをはいておくこと。手術は午前中の2人目。最初の人が9時半からで、約1時間。その後、手術室の準備が整い次第、私が呼ばれるそうです。ということは、明日のお昼にはチビちゃんがいるってことですね!
看護師さんがいなくなった後、言われた通りにシャワー室に。この病院、タオルやパジャマが使い放題、替え放題なんですよ。いいなぁ、これ。
少し休んだ頃、麻酔科のお医者さんが手術に使う麻酔の詳しい説明に来ました。「今回の帝王切開は骨盤の大きさが赤ちゃんと合わないということで、いいですか?」へ?そうなんですか??筋腫のことしか言われたことがないんですが…。「ああ、筋腫があるんですか。身長がそこまで低いわけじゃないのに、どうしてだろうと思っていたんですよ」おいおい…。でも、筋腫のことよりも骨盤のことが麻酔科に伝わっているということは、筋腫がなくても自然分娩は無理だったってこと???よくわからんけど。
手術で使う麻酔は2種類。いずれも骨髄にするそうですが、術後も効く痛み止めは背中にチューブを取り付け、そこから麻酔が持続的に出るというものらしい。もう一つは手術のための麻酔で、注射すると速く効く上に、腰から下がまったく動かなくなるもの。「手術が終わっても、3時間くらいは歩けませんから」ほぉ。まあ、歩くのは術後1日してからになるとさっき言われたけど。
麻酔なんて、虫歯の治療した時しか経験ないからドキドキだなぁ。
夜、6時少し前に夕食。「妊婦食」という説明がついていました。献立は… 米飯200g 鮭の幽庵焼き(焼き鮭) 清汁(ほうれん草のおすまし) 里芋の胡麻がらめ酢の物(キュウリとワカメ) 果物(みかん)
お盆を見た時には「物足りないなぁ」と思ったのですが、残さず食べたら結構お腹いっぱいになりました。
さて、病室は6階の4人部屋(3人しかいないけど)。私のベッドは窓側なので外が見えるのはいいんですが、前にでっかいイベント会場があるので海が見えない…。もうちょっと上の階なら見えるのになぁ〜。同じ部屋の人のうち、一人は出産後で、既に赤ちゃんと一緒。仕切りのカーテンの向こうから、時々赤ちゃんの泣き声やしゃっくりが聞こえてきて癒されます。可愛いなぁ〜。もう一人は私と同じく明日帝王切開の手術を受ける人。既にこれまでに2回帝王切開で産んでいるとのことで、慣れた感じ。
こうして妊産婦に囲まれていると、一人じゃないって気になります。
明日、頑張るぞぉ〜!
兄が私のお腹を見て、「すごい出てきたね。出具合は人によってバラバラなんだな…」とか言ってました。まあ、この前の検診で、子宮底長が37センチもあったからねぇ。(「急に大きくなりましたね」と看護師さんはびっくり)
旦那はこれからしばらく、一人暮らしの自由を満喫することでしょう。
私も家事から解放されます。(産後、身体が回復すれば、母を手伝うつもりではいますが、何せ不馴れな「赤ちゃん」という存在ができるので、これからどうなるかがわからない)
あと4日で出産です。
ドキドキ…。
どんなチビちゃんだろう…。
手術、何事もなく無事に終わるかしら?
筋腫のせいで感染症になったりしませんように!
みんなに誕生を待たれている幸せな我が子です。
いっぱい愛するからね♪
赤ちゃんの脳を刺激するのには、いろいろなものを触らせるといいそうなんです。その例の一つに、中身の違うお手玉と書かれていて、それなら作れるなと。
緑には小豆、白(車の模様)には大豆、しましまのには綿が入っています。
お気付きかもしれませんが、どれもこれまで作ったスタイやにぎにぎと同じ生地。使い回してます。
こうして買うより安く済まそうという魂胆(^O^)
中に入っている豆だって、もちろん台所にあるから使ったわけで。
だって目的は手触りだから、生地の色は関係ないでしょ。
遊んでくれればいいんです、チビが。
あと1週間ちょっとで生まれる予定のチビちゃん。
準備は進んでるよぉ。
お母さんの方のお祖母ちゃんが可愛い服を買ってくれたよ♪
チビちゃんが生まれる時には、お父さんの方のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんも病院に来てくれるんだって。遠いのに。
お祖父ちゃんもお父さんも、仕事を調整して来てくれるんだよ!
旦那側には初の内孫で且つ初の男の孫。
私の両親にとっては、(お嫁さんではなく)自分の子供が産む初めての孫。
みんながチビちゃんの誕生を待っています。
で、今日、雪の中来てくださった業者さん。
組み立て始めてしばらくして、「すみません、お客さん」と。
何事かと思ったら、部品のいくつかの塗装が剥がれていたり、パイプ部品に傷がついていたりしたんです。
「いわゆる欠陥商品てことになりますけど、どうします?」
う〜ん…。このぐらいなら使い勝手には影響しないし…と、こういうところは中国生活にすっかり馴染めてしまう私の感覚。
私が返事をする前に、久しぶりに一日家にいた旦那がひょっこり顔を出しました。
業者さんから欠陥部分を見せられた旦那。「これはちょっとな…。新品を買ったのにこれじゃあね」
うむ。一般日本人的な反応。
まあ、彼は建築業界の人だから、塗装とかには特に厳しいのかもしれないんですけど。
旦那の反応を見て、私は自分の意見は言わないことにして任せました。彼が働いているお金で買ったものだし、このクローゼットを一番使うのは彼だから。
組み立て業者さんとの相談の結果、問題のない部品はそのまま我が家に置いておき、欠陥があるものと、未開封のものは引き取ってもらって、改めて傷の確認と交換用部品の発注をしてもらうことになりました。
業者さんいわく、「ディノスさんはね、よくこういうのがあるんですよ。自分らも、一日5件組み立ての仕事があってもそのうち3件は仕事にならなかったりするんです。交換用の部品がまた傷ついていたり」
先月話題になったお節料理じゃありませんが、通販の困ったところですね。
でも、交換してもらうと言っても、来週の金曜日から私は里帰りしてしまうし、その間、夫は平日は仕事で休日は私の実家へという生活になってしまうので、あまり時間がない。2人でカレンダーを見て唸ってしまいました。
さて、業者さんが引き上げた後、さっそく旦那は「よし、文句を言おう」と。
こういうのは男の人に任せた方がいいだろうと、私は何もせず。
電話をかけて、事情を説明し、部品の交換を急いで欲しいと訴えると、来週の木曜日なら何とか…ということに。
木曜日って…里帰りの前日!?
バタバタしている時期だろうに…(-_-;)とは思うけれど、それが精一杯なんだったら仕方がない。
「お宅もこういうことをたくさん言われる部署でしょうから、大変だとは思いますけどね」
メーカーに勤める旦那、さんざん文句を言った後に相手に同情。うっかり笑いそうになってしまいました。
さて、今日はクローゼットが来るものだと思って荷物を出しておいたのに、1週間延びちゃった。困ったもんだな。
子供に何でも買い与える親にはなりたくないんですよね。
欲しければ、見た目は多少貧弱でもいいから、作れるものは作る。
作れないものだけ買えばいい。
そういうふうにしておけば、本当に必要かどうかを考えるでしょ。
子供に物の「ありがたみ」がわかるようになって欲しいしね。
チビが生まれる前に、いくつかおもちゃを作ってあげたい。
初めて遊ぶおもちゃは、お母さんの手作りだよ♪
帝王切開での入院の場合、だいたい入院何日目に何をするか、かなり細かく書かれた表をもらい、説明を受けました。
「あのう、帝王切開でも母児同室って可能ですか?」
「大丈夫ですよ。手術後3日してからですけど」
「3日後ですか??」(すぐには無理だと知って、ちょっとガッカリ)
「だいたい2日間くらいは、皆さん手術の傷が痛くて、自分のことだけで精一杯なんですよ。まあ、回復が早い場合は2日後から同室にすることもありますけど」
ふ〜ん…。じゃあ、仕方ないか。すぐにチビと過ごせたらなぁ〜。
筋腫を取る手術を一緒にすることはないと本に書いてあったのですが、ダメ元で確認してみました。
…答えはやっぱりダメ。出血が多くなりすぎてしまうからと、本と同じ返事をされました。
その後、母乳育児のために胸のチェック。人によっては赤ちゃんが吸い付きやすくするためにマッサージが必要になるそうですが、私はその必要はないそうで。
でも、乳腺を"開通"させるためのマッサージは必要になります。
「今の段階で母乳が出ちゃってかまいませんから。赤ちゃんが吸ったらすぐに母乳が出た方がいいですからね」
へぇ〜。今から母乳が出ちゃっていいんだぁ。ていうか、生まなくても出るもんなのね。
「ただ、マッサージはやりすぎないでくださいね。子宮が収縮してしまうので、お腹が張ったらやめて。破水しちゃったら大変ですから」
破水?!そりゃ大変ですよ。あと3週間もあるのに!
「何が起きてもおかしくない時期になりますからね」
…いやはや。子供を産むって、ホント、危険と隣り合わせ。
「出産後、胸が張ってくることがあります。どのくらい張るかは、今の時期の食生活が影響するんですよ。酷い時には痛くて眠れないこともあります。だから、これからは粗食で」
…はい。キヲツケマス。
お医者様の外診では、「筋腫のある人は術後に熱が出たり、感染症を起こしたりすることがあるからね。予め言っておくよ」と。
本で読んで知っていたけど、お医者様に言われると怖い。。。
まあ、今怖がってもどうしようもないことだけど。
「赤ちゃんが今の位置にいれば、難しい手術ではあっても、酷く大変なものにはならずに済みそうだな。もし頭を筋腫の下に潜り込ませたら、帝王切開じゃなくて自然分娩になるけど…まあ、その可能性は低そうだな」
まあ、つまり、チビがどういう位置に動くかで手術の難度が変わるということですわ。
チビ、難しい手術にならない位置にいてね!
手術の同意書、麻酔についての説明書など、いろいろ渡されました。あとでしっかり読んでおかなきゃ。
担当医の先生は経験豊かそうだし、信じてお任せするしかありません。
近付いてきた臨月。
準備体勢に入った感じです。
チビのために頑張らなきゃ!