自己紹介

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血液型…A型/ 星座…牡牛座/ 性格…頑固な保守派/ 得意なこと…セリフの暗記/ 苦手なこと…手先を使うこと、音符を読むこと、整理整頓/ 口癖…あら、まあ!

2008年12月31日水曜日

今年を漢字一文字で表すと…

12月31日。2008年最後の一日が始まりました。
去年の12月31日のブログ( http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=463204&log=200712 )を見てみたら、2008年の抱負として「前向きに生きる」と書いてありました。

今年…。前向きに生きたかなぁ…。
ある意味前向きだったと思いますが、夏休みを取ったころ(10月)は、疲れ果てて、世捨て人のような感じになっていたのを考えると、常に前向きでもなかったような。
全体的な印象としては、前向きとか後ろ向きとか考えずに、勢いよく走りぬけたような感じでした。

2008年を表す漢字は「変」だそうですが、これは人それぞれですよね。ワタミ社長の渡邉美樹さんは「落」だそうです。(渡邉さんご自身ではなく、世間を表しているんでしょうが)
私個人の一年はどうだろう…と考えて、思いついたのは「迷」でした。

このブログ上で何度も書いていますが、秋葉原の無差別殺傷事件が私にとっての転機でした。それまで考えもしなかった方向へ自分の意識が向いた瞬間です。

世間のために、自分に何ができるか…。

その後、迷い続けました。今、なんとなく見えるものはありますが、当然、確信はなく。
勢いよく走りながらも迷っていました。霧の中、前も見えないのにダイブした感じ。

来年はどんな年になるだろう。いや、どんな年にすればいいのだろう。

2008年最後の日を迎えた今、思うのは「探」一年にしたいということです。つまり、追及。
(余談ですが、欲しいものを求める場合は「探」で、見えなくなったものを求める場合は「捜」だそうです。私の場合は欲しいものを求めているので「探」にしました)

何を探すか。それはいろいろ。
自分の進むべき道とその方法。現在の会社のために自分がすべきこと。
あ、そうそう。もちろん、彼氏も欲しいなぁ~(^^b
素敵なミュージカルや本も探したいし。

2008年と違うのは、迷ってばかりではなく、もっと積極的に、落ち着いて追及したいです。
失敗できる年齢でもないけれど、失敗を恐れずに。

2008年12月29日月曜日

「恋空」

この時期、テレビのつまらなさは凄いですね!さあ、ゆっくりテレビでも…と思ったら、面白そうなものが全然やっていないの!!

夜、テレビで「恋空」がやっていたので、見てみました。
話題になったのは知っていましたが、別に見たいとも思わなかったので、これが初めて。こういう映画を見るには、私はもう「オバサン」世代でしょ。

物語は単純で、始まったとたんに先が見えるような感じ。韓国ドラマ的ですよね、展開が。違うのは、主人公の相手役が本当に死んでしまうことぐらい。韓国のドラマだったら、奇跡的に助かるケースが多いんじゃないかと。(勝手なイメージですが)

そんな中、「へえ~」と思ったのは、携帯の使い方が上手いな、ということ。(ドラマの中で、という意味です)
ダンナが死にそうな時に、携帯で自分の動画を送って励ますっていうの、いいアイディアですね。本当にこういう事態に行き当たったら、そうするかもしれないけれど、テレビを見ていては思いつかなかった。動画を送ってきたシーンで、なるほどなぁ~と感心しました。
(ドラマそのものではなく、こういうところに目がいく)

それにしてもヒロインの親は「理解のある親」だ。こういう親だから子供がこうなるんだろ…と意味批判的に眺めていました。
高校生が妊娠して、「18歳になったら結婚させてください!」なんて相手の男がやってきたら、OKするか??「学校やめて働きます!」とか言ってるけど、これは所詮、世間を知らない高校生の発言。じゃあ、辞めて働けってことになるか??逆に、そんなヤツに娘は任せられん!!ってなるんじゃないかな。

携帯小説として話題になったこの作品。創作された物語だったら「簡単な話」だし、実話だったら「馬鹿な話」です。(この作品が好きな人には申し訳ないけど)
空が云々…という表現はいかにも“高校生向き”という感じだし。

こういうのに自分を重ねることができる女の子って、ちょっと先が思いやられるかも…。

ま、三十路のオバサンの発言です。聞き流してください。

料理

今日は朝からお節料理作りを手伝わされています。
毎年手伝ってはいるのですが、自分からは作ろうとしないので、「嫁に行く年頃なんだから、早く覚えなさい!」ということで、かなりみっちりやられています…。(嫁に行けるかどうかが疑問ですが)

お節料理だけならまだいいのですが、会社が休みに入って以降、いつの間にやら私が食事係になっていて、朝から夜まで作っています。あれ??
手際は悪いですが、、、味はまあまあ…だよね??

料理は好きではない(そもそも食べることに興味がない)のですが、きんとんの作り方は知りたかったので、それが今日の収穫かな。ただ、我が家は人数が多いので、量が半端じゃないんですよ!!
なます作るときなんて、大根1本全部使っちゃうんですよ。
普通の家庭に嫁に行ったとして、自分が少量の料理を作れるかどうかは、甚だ疑問。

ただし、普段はほとんど料理しない(家にいない)ので、指先にマメができました。早っ!

明日は筑前煮の予定。これは毎年私が作るんですが、量が多いんだ…。具材を切るだけで大変なの。

ま、甥っ子と姪っ子のため、おばさんは頑張るよ。

2008年12月27日土曜日

母と「忘年会」

今朝、父が会社へ行く前に「今日は夜、忘年会だから」と一言。
それを聞いた母は、「いいなぁ~。私も忘年会したい」

…専業主婦が何を言っておるんじゃ。

とは思いましたが、今日は一日家にいることだし、と思って、「じゃあ、どこか食べに行く?」と誘ってみました。
母と娘で忘年会も何もあったもんじゃないんですけどね。
だいたい、「忘年」の「年」って、何の「年」よ。今年「一年」ってことか、「年齢」ってことか。

まあ、これも親孝行。12月の給料も出たし、娘がおごってあげるよ。

ということで、夜は二人で食事に行きました。日本酒飲んで、豆乳しゃぶしゃぶなるものを食べて、母の愚痴を聞いて…最後は抱えて帰るはめになりました。。。
母は私より背が高い(私が小さいだけだけど)ので、抱えるのは結構大変。

母は嬉しそうでしたが、私はすっかり酔いが冷めております。
ま、私には友人との忘年会、会社の忘年会があったけど、母には何もなかったんだもんね。父が夕食を家で食べない日くらい、楽をさせてもいいよね。

仕事納め

26日で今年のお仕事は一応、おしまい。
大掃除の合間に、休みに入る前までに出しておかなければならないメールを嵐のように打って、送信。

掃除の後は全社員が集まっての会議。
今年1年の各部門(校舎)の報告と、世界的な不況で、来年は厳しい年になりそうだという話。
日本語教育界に限らず、不況の影響を受ける業界は多いでしょうが、ドルもウォンもユーロも安くなってしまった今回の不況は、うちの会社のようにいろいろな国の生徒を受け入れている日本語学校にとっても痛手。韓国人ばかりの日本語学校はもっと大変なんでしょうけれど。

全体の会議が終わった後、すぐに帰る人もいれば、そこからまた仕事を始める人も。(私は後者)
今年中にしておかなければならないことがいっぱい。。。

忘年会で仲良くなった中国人のL君も会議に参加していました。会議の日本語、どの程度理解していたんだろう…。かなりの語彙力だから、だいたいは分かっていたと思うけれど、略称なんかはさっぱりだっただろうな。
時間があったら、またおしゃべりしたかったけれど、お互いに会議後も仕事組。結局言葉を交わしたのは「よいお年を!」「来年もよろしく~」といったお決まりの挨拶と、ちょっとしたやりとりだけでした。
(みんなと挨拶をした後、こっちを向いて「再見!」と手を振ってくれたので、「給我E-mail吧!(メールちょうだい)」と言ったら、照れくさそうに「OK,OK」と言って去って行ったんです。ただ、E-mailという言葉が入ってしまったので、私が何を言ったかは周りにバレバレ。「短信」と言えばよかった。例の上司もいたしね…)
せっかく仲良くなったのになぁ~。次に会う機会があるかも定かではない。(今回、彼を来させるにあたって、ビザを取るのが大変だったらしいんですよね。なんでだか知らないけれど)
前にも書きましたけど、年下男性で気が合う人は初めてなんです。会えるとしても1年後になるのは、ちょっともったいない感じ。

来年はこれまで以上に大変になりそうですが、チャレンジしていく価値のある1年になるでしょうね。
私は仕事人間ではないつもりですので、仕事についてのチャンレンジだけを考えているわけではありません。これからの自分の人生についても、しっかり考える1年にしたいです。

でも、とりあえずは、休みに入ったらおせち料理作りの手伝いをしなければなりません。
あ、年賀状も書いてないや…。

2008年12月25日木曜日

クリスマス

皆様、メリークリスマス!

とは言っても、普通の平日。仕事はいつものようにありました。
体調悪くて休みたいとぼやき続ける同僚。次から次へと仕事が増えて、頭を抱えている主任。新人講師たちのびっくりするような質問に悩む私…。このお祭りとはかけはなれた現実。。。

23日は休日だったので、友人宅で宝塚の「エリザベート」のDVDを見せてもらい、一路真輝さんの男役姿に「このころの方が歌が上手い!」とか失礼なことを言いつつ楽しんでいたのに…。今日は打って変わって「エリザベート」の「エ」の字を言う余裕もないくらい。なんてこった!!

それでも一応、クリスマスという意識はあって、頭の中を流れる音楽は賛美歌。
子供のころはカトリックの学校に通っていたので、日本語訳されたものですが、結構いろいろな讃美歌を知っているんです。当時は意味もわからず歌っていたんですけどね。

敬虔なクリスチャンであるトンハさんは、きっと教会にいるのかな、なんて思ったりして。日本にいるかどうかも知りませんが。

25日に事務所につくように、今年もクリスマスプレゼントを送りました。(トンハさんにだけ。祐さんにはきっといっぱい届いているだろうから、何もしない)
本当は24日に届いた方がいいのかもしれませんが、24日に間に合うように準備することができなかったんです。遅くてごめんなさい、トンハさん。でも、ファンとしてトンハさんを忘れていたわけではないんですよ!!と、こんなところでアピールしても仕方ないけど。

26日の仕事納めに向けて、やることいっぱい。明日中にしておかなければならないことが…。
あ~あ。つまんないクリスマス・・・。

2008年12月23日火曜日

忘年会でできたお友達

昨日は会社の忘年会でした。
例年は仕事納めの日の夜に行うんですが、今年はなぜか昨日でした。
会社の近くのイタリア料理屋での飲み放題。
私は去年、飲みすぎて、家に帰るまでに3回降りる駅を間違えるという失態をしでかしたので、今年は控え目。(友人宅に泊まることになっていたので、飲みすぎは避けなければなりませんでした)

ただ、せっかくの忘年会だったのに、お腹が全然空いていなくて、ほとんど食べていないんですよね。これはもったいなかった!

この1年の間に新しく入社した人とあいさつ。他の校舎の方々とは、日ごろ会えないので、昨日ようやく「はじめまして」という状態だった人が何人かいました。以前はそんなことなかったのに、ここ数年、社員の人数が増えて、知らない顔の人がいるようになったんです。
その中に、普段は大連の事務所に勤務しているというL君がいました。もとはうちの日本語学校の生徒だったそうですが、卒業後、日本の大学で勉強してから帰国したそうです。中国で2年くらい仕事をしていたそうですが、最近、うちの学校の大連事務所の社員になったのだとか。ちょっと子供っぽい爽やか青年。
せっかくなので、中国語の練習をしようと思い、中国語でおしゃべりしました。「大連に来てくださいよ」というので、「大連がいいところなのは知っているけれど、昔の彼氏がいるところだから…」と言うと、あっさりと「“昔の”でしょ」と。まあ、そうなんだけどさ…、思い出があちこちにあるからさ…。。。そんなお姉さん(?)の気持ちなどお構いなしに、「いつ来ますか?旧正月??日本の連休のときはどう??」って、おいおい、話の展開速すぎ!誰も行くとは言ってないぞぉ。
若者らしい突っ走り加減なのですが、話しているととてもいい子で、こんな子がうちの会社に入ってくれたのがちょっと嬉しかったです。

で、笑っちゃったのは忘年会がお開きになった後。
上司の一人に、ちょっとオネエ系の男性がいるのですが、日ごろからこの上司と私は好みがよくダブるんですね。「あの人、可愛い」って私が思う男性は上司もお気に入りになってる。(なので、自分に彼氏がいたときには、会社の人には紹介しないように気をつけていました。狙われたら大変だもの!!)
中国人のL君はさっきも書きましたが、可愛い爽やか好青年なわけですよ。様子を見ていたら、やっぱり上司も気に入ってる。
忘年会がお開きになったあと、その上司が私たちのところに来て、「ねえ、みんな帰っちゃったよ。あなたたちはどうするの?」と。まだ飲み足りない様子。気を利かせた大連事務所の所長(この方も中国人)が、「先生方、カラオケに行きましょう!そこで歌って飲みましょう!」と提案。問答無用で、私も、近くに立っていた経理のお姉さんも引っ張り込まれる羽目になりました。
上司、大連事務所の所長、L君、経理のお姉さん、私の5人で近くのカラオケボックスに。上司のお気に入りになってしまったL君は、上司の隣に座っていました。歌の途中、上司の手がL君の肩に…!あ~、可哀想に。。。と思って、「大丈夫?気をつけて!」と声をかけると、最初のうちは「知っています。大丈夫です」と気丈な返事。しかも、上司を喜ばせるために、自ら進んでデュエットしてあげたりしているんですよね。これには感心しました。外国人なのに、ここまで気を使えるとは!!
しばらくはそんな状態だったのですが、お酒が入り、歌も続き・・・となると、ますますエスカレートする上司。ついにL君は私に「ちょっと怖い」と訴え始めました。(注:このあたりの会話は上司も経理のお姉さんも通じないのをいいことに、中国語でなされていました)
途中、上司が一度お手洗いに立った隙に、ついにL君は私の隣に移動してきました。「これ以上はヤバイ」(これだけは本人がいないからか、日本語でした)
可哀想に…。我慢も限界だったようで。
その後はL君のデュエットの相手は私に代わり、上司には申し訳なかったのですが、二人で結構楽しんでしまいました。罪なヤツだ、と思うのですが、何を言えば人が喜ぶかをよく心得ている子なんですよ。中国でもきっと女泣かせなんじゃないかな。

大連事務所の所長とL君は、来週には帰国するそうです。上司が中国出張に行きたがる理由の一つは彼だったんだろうなぁ、と納得しました。私は年下のお友達(年下男性の友達は初めてなので)ができて楽しかったです。同じ会社とはいえ、国が違うので、次に会うのはいつだかわからない状態ですけどね。
(「絶対に大連に来い!」と最後は命令口調で言われたけれど、行く暇なんかあるか!!)

2008年12月21日日曜日

更新、滞り気味

最近、更新が滞っておりましたひょんでございます。

現在、夜中の1時半。

今日は卒業生たちの忘年会に誘われて、飲みに行って来ました。

日本語教師になった人も、他の仕事をしている人も、頑張っているなぁ~。今は他の仕事をしていても、「来年は日本語教師の仕事を探します!」と言ってくれた人が3人くらいいました。これから就職活動する人も頑張れ!!


2008年12月14日日曜日

短編集


今週は吐き気に悩まされていたこともあって、読書に集中できなかったのが残念。ちっとも頭に入っていなかったことに気づいて、同じ作品を改めて読み直さないといけなかったことが何度かありました。

左の写真が週の前半に読んでいたもの。角田光代/作の『さがしもの』(新潮文庫)。
本にまつわる物語を集めた短編集です。
私はなかなか現代作家の作品を読まないせいで、この作家のことは名前もしらなかったんですね。ただ単に「本にまつわる話だけを集めた短編集ね…。へえ~」と思って手に取っただけで。
軽い感じの、まさに「小品」と言えるような作品を集めています。
…正直なところ、面白くなかった。どれを読んでも「ああ、あるね。こういう感覚」「この人、本当に本が好きなんだろうな」くらいの感想しか出てこないんですよ。「本にまつわる物語」を集めた物なので仕方がないのかもしれませんが、どこまで読んでも「本」がメインにあるので、途中で飽きてきてしまいました。それぞれがばらばらの短編集に収録されていたのであれば、面白く読めたのかもしれません。読み終わったときに、この作家の他の作品を読んでみようという気にはなりませんでした。
別に駄作だと言っているわけではないんですよ。評価されているのもよくわかるんです。単に“わたし好み”ではないというだけです。軽すぎるんだろうな。
右の方のは週の後半に読んでいた『モーム短篇選(上)』(岩波文庫)。
タイトル通り、サマセット・モームの短編を集めたものです。
モームの作品の中で初めて読んだのは『月と六ペンス』なんですけど、あまりの面白さに最寄駅で電車を降りるために読むのをやめるのが嫌で、わざと乗り越したくらい“わたし好み”でした。モームの短編を読むのは、今回が初めて。
いや~、これは面白かった。この「面白い」は「笑える」じゃありませんよ、念のため。
サマセット・モームって、人間観察眼が鋭いんですよ。「人」というものをこんなに理解できている人ってなかなかいないのではないかと思うんです。だから作品の中の社会風刺は痛烈。嫌味ったらしくないのに。
ここに収められた作品には、共通して“価値観”というのがテーマとして据えられているようです。『月と六ペンス』もそうだし、作家モームのテーマなのかもしれませんね。
ほらね。やっぱり古い作品の方が好きだ、私。
来週はちょっと小説からまた離れたものを読もうかと思っています。

2008年12月11日木曜日

日々の「貯蓄」

ここ数日、体調を崩して、ほとんど何も食べられない状態でした。
一度食べると4時間くらい吐き気と闘わなければならず、それに疲れてしまうような感じでした。(昨日、休みを取った理由はこれです)
今日も朝から何も食べずに会社へ行ったんですが、人間って案外平気なもんなんですよね。朝も昼も食べずに、水分ばかり摂っていても、一日仕事できてしまう。いかに日頃、脂肪の「貯蓄」があるかということですよねぇ…。

今日はいつもよりは早めに会社を出て、一人、うどん屋へ行きました。夕方、5日ぶりにお腹がグゥと鳴ったんです。胃が動き出したという証拠かなと思い、軽めのものをお腹に入れてみようと思いました。
シンプルなねぎうどん。お腹いっぱい食べると、また逆戻りしてしまうでしょうから、量は控え目。(電車に乗っている時間が長いので、車内で気持ち悪くなったら、最悪でしょ)

大丈夫。電車の中でも吐き気がしない。

今はうどんを食べてから2時間半経っていますが、まだ大丈夫。このまま寝られれば、明日の朝は普通の状態かも。

日頃の「貯蓄」が役に立ったこの数日間ですが、それだけの貯蓄があること自体、ちょっと問題かも?!
お酒を控えて、食べすぎないように気をつけよう…。
たばこがやめられたんだから、お酒だって抑えられるさ!

2008年12月10日水曜日

「夏の夜のロミオとジュリエット」

今日は久しぶりに1日代休を取りました。
届を出すために手帳を見たら、5月22日に「レベッカ」のマチネを観るために休んで以来。「君が一番休んでないよ!」と上司に怒られた(^^b

午前中は普段見ないテレビをいろいろ見てみたり、トンハさん出演の「夏の夜のロミオとジュリエット」のDVDを見たりしていました。今、頭の中ではトンハさんが歌う「初めての祈り」がぐるぐる回っています。

♪無力な私がここに 今、立ち尽くして
 何もできない自分を 今、ただ悔やむだけ
 愛を貫き通した二人がいます 命を自ら絶った二人がいます
 罪なものです… 哀れなものです…
 それでもどうか力を!情けを!
 この身が滅びようとも~~~~~!
 初めて祈ります
 二人をどうか助けてください

素敵な声ですよね~、ホント。あの力強さ!やっぱりトンハさんはすごいです。

トンハさんのファンの方から、忘年会のお誘いが来ました。
久しぶりに思いきりトンハさんの話をするには、やっぱりファンの方々と一緒でないと!!(会社には祐さんのファンはいても、トンハさんのファンはいないのです…。「パク・トンハ」を知っている人は何人かいるのですが)

あ~あ、トンハさんご本人を囲んで忘年会できたら楽しいだろうなぁ~。…と、妄想中…。

2008年12月7日日曜日

「AKURO 悪路」


「AKURO」の再演を観てきました。前回TSの舞台を観たのは「タン・ビエットの唄」再演だったのですが、その時同様、号泣しました…。もうね、ハンカチじゃ足りないと思いますよ。ハンドタオルがしっとりしてしまうくらい泣きましたもん。
考えさせられることがいろいろあって、まだまとまっていない段階ではありますが、感想を書きます。ネタバレが大いにありますので、これからご覧になる方は読まれない方がよいかと思います。
征夷大将軍・坂上田村麻呂と、彼に抵抗する蝦夷たちの物語。
主人公は大和の人間でありながら、蝦夷たちの本当の姿を知り、彼らのために立ち上がろうとして命を散らす役人・阿倍高麿(坂元健児)。彼は大和の軍勢を率いる征夷大将軍・坂上田村麻呂(今拓哉)の持つ英雄のオーラに圧倒され、彼を尊敬しています。都では、田村麻呂の偉業は歌になり、子供でも知っているほど。大和の国の多くの民衆と同じように、田村麻呂は英雄、蝦夷は鬼だと信じていた彼は、赴任先で蝦夷たちの本当の姿を目の当たりにし、これまで信じていた価値観が一気に崩れさる。
大和と蝦夷が手を取って暮らすことはできないのか??
しかし、都で自分の失脚を目論む連中を見返すため、田村麻呂は一気に東北を平定して手柄を確固たるものにしようと総攻撃をかけてきた。たとえ反逆者の汚名を着せられようとも、真実を人々に知らせなければと立ち上がる高麿を信じ、蝦夷たちは最後の戦いに挑む…。
こうしてストーリーをまとめると、高麿や蝦夷が「正義」で、田村麻呂は「悪」ということになりそうですが、そうでもないと思うんですね。「人々が平和に暮らせる世の中に…」と訴える高麿に対して、田村麻呂が答えます。
「お前は一つ思い違いをしている。蝦夷どもは人間ではない」
この言葉は、田村麻呂の悪人ぶりを表しているわけではないと思います。彼は本当に蝦夷を人間とは思っていなかったと思うんです。だからと言って、別に本気で鬼だと思っていたわけでもなく、現代でも続いている人種差別なんですよね。たとえば、南北戦争の頃、アメリカの白人が黒人たちを「商品」「奴隷」としてしか見られなかったように。そして、ナチスに傾倒した人々がユダヤ人を迫害したように。私たちは皆、互いが同じ「哺乳類」で「人類」であることを知っているんです。なのに「別物」に感じてしまっている。これは田村麻呂一人のことではなく、大和の人々全員がこういう風に教育あるいは洗脳されているわけです。だから子供まで産ませた鈴鹿(神田沙也加)を捨てることもできる。人間ではないから。
現代に生きる私たちには、田村麻呂を悪人だと思う資格があるでしょうか。自分はあの民族よりは(もっと小さな規模でいえば、「あの人」よりは)優れている、と暗に思ってしまっていることはないでしょうか?
田村麻呂の「偉業」は、都では子供でも知っている歌になっています。人々はこの物語の内容を信じてしまっている。これは現代で言うところの教育、そしてマスコミの力と同じです。ちょっと前に自衛隊の人が論文を発表して話題になった「太平洋戦争のころ、日本はアジアに何をしたか」「アメリカは日本に何をしたか」ということもしかり。何が真実かなんて共通認識は今後も生まれないでしょう。大和が蝦夷のことを「鬼」だとしたのと同じように、都合のいいように私たちは歴史を伝えるから。
高麿の前に、たびたび登場する謎の若者(吉野圭吾)がいます。最初に高麿を蝦夷のところに連れてきたのも彼だし、逃がしたのも彼。1幕の段階で、どうやら彼はアテルイの生まれ変わりかなと思って見ていたのですが、生まれ変わりではなくて、アテルイその人(魂なのでしょう)でした。そう言われて思い返してみれば、彼は他の人がいるシーンでは登場しないんですよね。必ず高麿が一人の時に現れる。鈴鹿がいる時にも一度現れますが、鈴鹿は目が見えない。高麿以外の人とのやりとりがない役なんです。
高麿はアテルイに選ばれた者だったんです。自分が踏み出した小さな一歩の続きの一歩を踏み出してくれる者として。
田村麻呂が現代の「傀儡の正義」を具象化したものだとすれば、アテルイは「真実」の具象化だと思います。押し込められた真実。都合のいいように変えられてしまう真実。
最後の戦いで、刀を振り回す高麿の後ろで、まったく同じ動きをしているアテルイの姿は、本当に美しい!
これは高麿と田村麻呂の戦いではなくて、私たちの葛藤ではないでしょうか。認めたくない真実(正義)を封じ込めようとする私たち。イラクに対するブッシュ大統領の行いのような。(アルカイダを正当化しているわけではありません。アルカイダだって、内部では同じような「洗脳」「思い込み」が行われているでしょうから)
公演プログラムには、「当たり前の平和をぬくぬくと享受する現代の日本人への警鐘」とありますが、「平和を享受する人」に対してだけではなく、「都合のいい平和」を求める人に対する警鐘なのではないかと思います。
私たちが自分の都合のいいように物事を運べば、その一方では苦しむ人がいるかもしれないのです。
高麿やアテルイ、イサシコ(駒田一)の望むような「皆が手を取り合って平和に暮らせる世の中」なんてものが存在するのか…。「信じてみなければ何も始まらない」と言うアテルイの言葉は現実社会に通用するのか…。通用しない社会なのであるならば、私たちはどうすればいいのか…。そんなことを強く語りかける作品でした。

2008年12月6日土曜日

今週の私

今週は宮本輝/著『約束の冬』(文春文庫)、ラッシェル・ベイカー/著『フロイト その思想と生涯』の2冊のお世話になりました。電車の中の読書タイムが、とっても貴重なリラックスタイムなのです。

「エディプス・コンプレックス」とか「夢判断」とか、フロイトが言いだしたことや出版した本のことは知っていても、フロイト自身についてはほとんど知らないなと思って、伝記を読んでみました。今では誰でも知るようになっていることを発見しても、世間に認められるのが非常に遅かったんですね。先駆者ってそういうもんかもしれませんが。フロイトの考え方とか、人間の心のこととか、いろいろ勉強になりました。

今週のイベント。今日の「エリザベート」VISA貸切公演。
結構楽しみにしていたんですが、祐さんの調子があまり良くなくて残念でした。祐さんだけじゃなくて、カンパニー全体がお疲れモード。う~ん…。毎日の舞台って大変だと思うんですが、やっぱりなぁ~。朝海さんもこの前の方が良かったし、伊礼君は高い声がつらそうで、聞いていてキツかった。ダンスもバタバタしていて美しくないし。。。トンハさんのルドルフが懐かしい…。

明日はTSミュージカルの「悪路」を観にいきます。初演が観られなかったので、楽しみ~。

2008年12月1日月曜日

アップルジンジャー


校舎移動の途中、乗り換え駅の構内で「飲む酢 アップルジンジャー」というものを買いました。
生姜は喉にいいので、時々蜂蜜生姜などを買っていたのですが、これは初めて。
さっき飲んでみたんですが、意外に甘い。リンゴが入っているとしても、もっと生姜が強いのかと思っていました。
飲みやすいのはいいのですが、これで効くかな?いつものジンジャーにしておいた方がよかったかな…。
今、両親が風邪をひいているので、風邪をひきやすい私としては要注意なのです。通勤電車の中でマスクしておくどころか、家でさえも注意しなければならない状況なのですから。(さすがに家でマスクすると、嫌味ったらしいので、しませんが)
毎夜、加湿器が活躍する季節になりましたね。まだ暖房はつけていませんが、つけなくても空気は乾燥してきています。自分の部屋に戻ると加湿器のスイッチを入れる癖がつきました。
湿気と生姜とビタミンと…他に、喉にいいものって何でしょう?
(ユーカリやティートゥリーがいいことは知っているのですが、あの香りがちょっと苦手)
ところで、今、久しぶりに現代作家の本を読んでいます。宮本輝の「約束の冬」。宮本輝の本は以前、いくつか読んだことがあるのですが、どうも好きになれなかったんです。なぜ今読み始めたかというと、本屋に入ったときに、なぜか真っ先に目に入って、強く惹かれたんです。別に変ったタイトルでもないし、何の変哲もない黄緑色の背表紙が目に入っただけなのに。どうしても気になって、上下巻まとめて買って来ました。一昨日の夜から読み始めて、今、下巻の半分くらいです。明日には読み終わると思います。
等身大の女性(私より1歳年下の設定ですが)が主人公になっているものを読むというのが、初めてかもしれません。奇妙に親近感がわいています。これまでいくつか読んだものがすべて面白いと思えなかった宮本輝の作品なのに、この本だけは一字一句読み逃さないように読んでいます。特別な話であるわけではないのですが、今、私がこのタイミングでこの本を読むのは、何かの力が働いた必然のような気がしてならないのです。
不思議なものですね。「すごく面白いか」「人にも勧められるか」と尋ねられたら、「そんなでもない」と答えそうな小説なのに…。